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- 信販会社のオリコ(オリエントコーポレーション)のクレジットカードや自動車ローンなど各種ローン、家賃保証などで滞納があり、返せない・払えない等の悩みがある場合の解決方法について解説
- どのような債務(返済や支払い)でも、滞納が続くと、法的措置が取られ、強制執行・強制執行になることも
- 自力での解決が難しい場合も多いため、債務整理で返済を減額・免除することも検討を
この記事では、信販会社のオリコ(オリエントコーポレーション)のクレジットカードや各種のローンで、返済を滞納してしまった場合の解決方法を解説していきます。
払えない、返せない、支払いが苦しい、督促状や催告書が来ている…など、オリコや関連企業の「オリファサービス債権回収」などへの支払い・返済でお困りの方は、ぜひお読みください。
株式会社オリエントコーポレーションとは?会社概要と説明
最初に、オリコについて基本的な概要を見てみましょう。
一般には、オリコはクレジットカード会社として広く知られている、大手の信販会社です。
- オリコカード ザ ポイント
- iB(ID×QUICPay)
- オリコカード ザ ワールド
などのプロパーカードや、各種の提携カードなどで幅広い人気を得ています。また、クレジットカード事業のほかにも、融資事業、商品割賦事業、銀行保証事業なども全国で手掛けています。
商号 | 株式会社オリエントコーポレーション |
本社 | 〒102-8503 東京都千代田区麹町5丁目2番地1 TEL 03-5877-1111 |
主な事業 | 個品割賦事業 カード・融資事業 銀行保証事業 |
(http://www.orico.co.jp/company/corporate/about/ より一部抜粋)
オリコはもともと、昭和29年に「協同組合広島クーポン」というクーポン会社として歴史をスタートしています。その後、広島信販株式会社となり、クレジットカード事業やキャッシング事業なども展開。ダブルカード(現在の提携カード)の発行も、早い時期から行っています。
さらに昭和26年、株式会社オリエントファイナンスとなり、そこから変遷を経て、平成1年に現在のオリエントコーポレーションという社名になっています。
なお、通称の「オリコ」は、オリエントファイナンス時代から使われていたようで、当時から「オリコUC Mastercard」「オリコUC Visaカード 」「オリコJCBカード」などのクレジットカードを発行していました。
現在も「オリコカード」など、オリコの名称で幅広い人々に親しまれています。
オリコのクレジットカード、自動車ローン、家賃保証…滞納するとどうなる?
利便性と実用性の高いオリコのクレジットカード…しかし滞納した場合のリスクも
オリコのクレジットカードは、現在でも人気が高くなっています。
- 持ちやすい一般カードでも、ショッピング限度額が150万円~最大300万円とかなり幅広い
- 基本的にどのカードにも、年会費無料の家族カードがついている
といった特徴があり、生活の中で便利なクレジットカードとして評価されています。
一方で、ショッピングもキャッシングも返済が苦しくなり滞納してしまうと、大きな限度額が仇となって、一括返済催告で一気に150万円~300万円の支払いを求められてしまう恐れもあります。家族カードを利用している場合、家族にも影響が及びかねない点も、オリコのクレカ滞納のリスク要因と言えるでしょう。
自動車販売大手チェーンの店頭ローンも「オリコ」が人気…滞納するとオリコに車を引き上げられる?
オリコは自動車ローン(オートローン、カーローン)でも利用者の多い会社ではないでしょうか。
大手自動車販売店「ガリバー」でも、店頭でオリコの自動車ローンを組んで、車やバイク、中古車などを購入できます。通常のディーラーローンと異なり、ローン契約書1枚で申し込みできるので、その手軽さでも評価が高くなっています。
こうしたオリコの自動車ローンですが、「今月だけ返済が厳しい」という場合は、返済のスキップなども可能なようです。自由返済プランの「ニューバジェットローン」も用意されています。
ですが、払えない状態が続くと、通常のローンと同様に督促が行われます。また、契約に所有権留保特約が含まれており、オリコが別除権者となるため、滞納が続くと車を引き上げられてしまいます。
オリコの家賃保証で家賃を滞納すると明け渡し訴訟になることも
オリコはクレジットカードやローンのほかに、家賃保証業務も行っています。
家賃保証とは、賃貸物件の借主が家賃を滞納したときに立て替え払い(代位弁済)を行い、滞納金や遅延損害金などを督促・回収する業務です。また、普段の家賃支払いも、貸主と借主の間に入って管理しているので、「家賃収納代行」と呼ばれることもあります。
オリコの家賃保証は、次のようなサービスが提供されています。
- 住まいるアルファ
- 住まいるパートナー
- スリーウェイサービス
また、オリコは家賃保証業務で、以下の企業とも提携を結んでいます。
- 旭化成賃貸サポート(株)連帯保証人不要システム「ヘーベルROOMSパートナー」
- 日本レンタル保証株式会社
- 公社の賃貸【神奈川】
- 積和不動産(MAST)
- 大阪市住宅供給公社
オリコの家賃保証が入っている賃貸契約で、家賃を滞納してしまうと、大家さんや不動産管理会社ではなく、オリコから督促が来ることになります。滞納がなかなか解決できないと、最終的に“裁判、物件明け渡し訴訟”となってしまいます。
信金や労金、JA、銀行などのローンも、オリコが保証会社となっている場合がある
オリコは信販会社として様々な業務を手掛けており、その中に「保証事業」もあります。
銀行や信用金庫、労働金庫、JAバンクなどの保証会社として、金融機関のローン返済を利用者が滞納したときに代位弁済を行って損失を補填し、オリコが利用者から滞納分や延滞金を回収する…といった形の事業です。
そのため、オリコが保証会社となっている金融機関で返済を滞納すると、金融機関ではなく、オリコから取り立てが行われる事になります。
オリコが保証業務を提供しているのは、全国各地の銀行のほか、信用金庫やJAバンクなどが多い傾向のようです。ですが、それ以外の金融機関でもオリコが保証している場合もあります。
こちらも滞納すると、一括返済を求められるほか、担保があれば仮執行による引き上げ、裁判、差し押さえといった法的手続きによる回収が行われます。
オリコから督促を受けて「払えない・返せない」場合、債務整理の検討を
クレジットカード、自動車ローン、家賃保証、銀行や信金などのローン…。このほかにも様々な事業をオリコは行っていますが、どの場合も、「返せない・払えない」となると、督促が行われ、法的手続きとなってしまいます。
また、オリコに限った話ではありませんが、 法的手続きの前段階として、“期限の利益喪失”による“一括返済の催告”も行われます。
こうなると、「ただでさえお金がないのに、一括返済なんて、とても無理」と困ってしまう方がほとんどでしょう。多くの場合、“自力での解決は困難”な状況になってしまいます。
そのため、こうした事態に陥った場合、あるいは陥りそうな場合は、すぐに“債務整理”の検討が必要となります。
債務整理とは
- 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
- 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
- 手続きを依頼すると、取り立てが最短即日でストップすることも
任意整理 | 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする |
個人再生(個人民事再生) | 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする |
自己破産 | 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる |
オリコの提供している各種の金融サービス等は、原則としてほとんどが債務整理の対象にできます。
キャッシングやフリーローンだけでなく、クレジットカードのリボ払いやボーナス払い、分割払いのほか、自動車ローンや家賃滞納なども、債務整理で返済を減額・免除することが可能です。
ただし、整理する債務の内容や、人それぞれの事情により、「どんな方法で解決すれば良いのか」は変わってきます。
まず“本当に債務整理が必要かどうか”も含めて、“プロに相談して、アドバイスをもらう”ことが大切となります。
過払い金返還請求、消滅時効の援用など、他の解決方法が利用できることも
債務整理のほかにも、やや条件的な制約はありますが、「過払い金返還請求」や「消滅時効の援用」といった解決方法もあります。
駆け足でご説明すれば、過払い金返還請求は「過去の取引でグレーゾーン金利での返済を行っていた方」、消滅時効の援用は「最終返済から5年以上放置している債務がある方」に、適用できる可能性があります。
こうした、任意整理・個人再生・自己破産以外の方法での解決についても、「使えるかどうか」「使ったほうが良いのか」等、トータルでプロに判断してもらう必要があります。
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オリコやオリファサービス債権回収から各種の督促を受けている方や、「払えない・返せない」といった悩みをお持ちの方は、ぜひご活用ください。