オリコのクレジットカード滞納を解決する方法!お金がなくても返済を減らせる債務整理とは?

投稿日:2017年9月30日 更新日:

[PR]

★この記事を読んでわかること
  • オリコのクレジットカードが払えない…滞納した場合、督促状、一括返済の催告、裁判、差し押さえ強制執行に。
  • オリコのクレジットカードは限度額が大きいことから、滞納して一括返済を求められると、自力での解決は困難になりがち
  • そのため、債務整理による返済の減額・免除が効果的な解決方法になる
  • 家族カードを発行・利用している場合、家族へ影響が出る場合もあるため、家族を守るためにも債務整理が必要になることも

この記事では、オリコ(オリエントコーポレーション)のクレジットカードの支払いを滞納してしまった場合、どのような解決方法があるのか、解説していきます。

ショッピングのリボ払いもキャッシングもクレジットカードの支払いは銀行口座からの引き落としが一般的です。
クレジットカードの引き落としができないと、督促が行われ、一括返済が求められるようになり、やがては裁判・差し押さえとなってしまいます。そうした事態に陥ってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。

「お金を払って解決」できれば一番良いのですが、そう簡単にお金を用意できるわけでもありません。かといって、“オリコのクレジットカードを払うために、他社のカードローンや消費者金融(サラ金)等から借金をする”というのは、かえって事態を悪化させてしまう恐れもあります。

そこで今回は、オリコのクレジットカードが払えない時・滞納してしまったときに、“他社から借金をすることなく”解決する方法について、解説していきます。

 

5年以上前の滞納について督促を受けている方へ

5年以上前の返済や支払いについて、オリコやオリファサービス債権回収・日本債権回収などから督促を受けている場合、“消滅時効の援用”で返済を帳消しにできる可能性があります。
消滅時効の援用は、独特の複雑なルールがあるため、「オリコから請求・督促状・催告書が届いたら消滅時効の援用や債務整理で解決!」で解説しています。

 

オリコのクレジットカードが払えない…まだ強制解約になっていない場合は

「クレジットカードが払えない」という悩みの解決方法は、滞納の長さや金額により異なってきます。

まず最初の分岐点になるのが、「一括返済を求められているか」「強制解約になっているか」です。

まだ強制解約になっておらず、“期限の利益喪失”による一括返済の催告も受けていない場合、すぐに滞納分を全額返済できれば、そのままブラックにならずにオリコカードを使い続けられる可能性があります。

滞納・延滞の期間 督促や取り立ての内容
数日~1ヶ月 ・電話による催告。確認のような形
1ヶ月~2ヶ月 ・「ご返済のお願い」「お支払いのお願い」といった郵便による督促
・まだ厳しい姿勢ではないことが多い
・すぐに滞納を解消できれば、ブラックリストにならない場合も
実家、職場など緊急連絡先への確認連絡
連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡

しかしまだ一括返済を求められていない現段階や強制解約されてない場合であっても、「それでも返済が難しい、払えない」という場合、すでに致命的な債務超過になっている恐れがあります。

理由は、「他社カードの返済」「他の金融業者からの借金の返済」「奨学金の返還」など、人により事情は異なるでしょう。ですが、このまま多重債務・借金地獄の“自転車操業”を避けるためにも、早めに債務整理に強い弁護士・司法書士に相談することが必要です。

 

オリコからクレジットカード滞納で一括返済の催告を受けている場合

滞納が3か月ほど続くと、「期限の利益の喪失」により、一括返済を求められるようになります。また、ほぼ同時期に“強制解約”となり、個人信用情報機関に事故情報(滞納)が記録され、ブラックリストになると考えられます。

督促もこれまでよりさらに厳しくなり、「一括返済催告状」などにより、“法的手続き=裁判”や“強制執行・差し押さえ”を予告される事態となるでしょう。

 

滞納・延滞の期間 督促や取り立ての内容
3ヶ月 強制解約
一括返済の催告
個人信用情報機関への事故情報の送信(ブラックリスト)
・厳しい催告状や督促状の送付
・実家、職場など緊急連絡先への確認連絡
・連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡
3ヶ月以上 ・「一括返済催告状」「最終通告書」「法的手続執行予告」などの厳しい督促

こうなってしまうと、自力での滞納解消はかなり難しくなります。
というのも、“残債の一括返済”が求められるため、数十万円~百万円以上の金額の一括払いが必要となるからです。

特にオリコカードは、年会費無料の一般カードでも限度額が大きいことが特徴。150万円~300万円の限度額(与信枠)がつくこともあります。
つまり、たとえば300万円の限度額をいっぱいまで使っていて滞納し、オリコから一括返済を求められた場合、300万円を一括で払えなければ滞納が解消できない事になります。

こうした一括返済の催告に、スムーズに応じられる方は、ほんの一握りでしょう。したがって、ほとんどの人にとって、「オリコのクレジットカード滞納で一括返済の催告を受ける=自力で解決困難になる」と言えます。

 

オリコの滞納で簡易裁判所から特別送達が届いたら裁判は避けられない?

一括返済催告状を受け取って、それでも解決できない場合、ほどなくして簡易裁判所から特別送達、訴状などの郵便が届くでしょう。中身は「支払督促」に関するものか、もしくは「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告書」となっているはずです。

滞納・延滞の期間 督促や取り立ての内容
最終段階 裁判(訴訟など)
裁判所から、「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告書」が届く
差押強制執行による財産の強制回収、口座の差押え、職場への給与差押え

こうした書類が届くことは、「オリコから裁判所に訴えられた」ということを意味します。

この段階まで来てしまったら、一刻も早く弁護士に相談するべきでしょう。弁護士の力を借りるのが間に合えば、オリエントコーポレーションがギリギリで訴訟を取り下げ、裁判を回避できる可能性も残されています。

ですが間に合わなかった場合は、弁護士に依頼しても法的手続きを回避できず、“差し押さえ・強制執行”となってしまう可能性が高くなります。

 

お金がなくて払えない…オリコのクレジットカード滞納を解決する方法とは?

クレジットカードを滞納し一括返済を求められると、余計に「お金がなくて払えない」となってしまいがちです。それ自体はオリコのクレジットカードに限った話ではないのですが、オリコの場合は、“限度額が一般カードでも150万円以上ある”という特徴から、“滞納して一括返済を請求される場合も、自己解決が難しい金額になりやすい”と言えるでしょう。

そのため、オリコのクレジットカード滞納は、“債務整理を弁護士や司法書士に相談・依頼すること”が、特に重要となります。

 

債務整理とは
  • 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
  • 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
  • 手続きを依頼すると、取り立てが最短即日でストップすることも
任意整理 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする
個人再生(個人民事再生) 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする
自己破産 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる

こうした債務整理の手続きを行うことで、オリコのクレジットカード滞納も、ショッピング枠・キャッシング枠ともに“返済の減額・免除”が期待できます。

 

家族カードを発行している場合、家族への影響にも考慮を

オリコのクレジットカードは、年会費無料で家族カードを発行できるのも特徴です。ですが、家族カードを利用している場合、滞納した時に“家族にも影響が出る”可能性があります。

もっとも気になるのが、ブラックリストです。一般的には、本会員カードの滞納で、家族会員までブラックリストに入ることは無い…とされていますが、ある程度はカード会社の裁量による部分もあるようです。
したがって、状況次第では“家族会員もブラックリストになる”恐れも、ゼロではありません。

一方、債務整理を行った場合、本人がブラックリストにはなりますが、家族がブラックリストになることはありません。
そのため、家族カードを発行していて滞納してしまった場合、早めに債務整理をすることは、家族を守ることにもつながります。

無料相談で、債務整理についてさらに詳しい話を

債務整理について、まずは“無料相談”で弁護士や司法書士に詳しい話を聞いてみましょう。すぐに依頼するか決めなくても、まずは無料相談を利用するだけでも大丈夫です。

債務整理には複雑な仕組みもあるため、自分ですべて判断するのは困難です。無料相談で法律の専門家のアドバイスを受け、それをもとに検討したほうが良いでしょう。

無料で債務整理を相談できる弁護士・司法書士をこちらにまとめました

 

-信販会社の債務整理

© 2024 【債務整理ジャーナル】借金が返せないときに役立つ債務整理情報サイト

目次へ