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- セディナのクレジットカードや、OMCカードの支払い・返済で滞納してしまうと、強制解約、期限の利益の喪失による一括返済の請求、ブラックリストなどを経て、最終的に裁判・差し押さえ強制執行に
- ショッピング機能の支払い滞納、キャッシング機能の返済滞納、どちらの場合も「債務整理」で返済や督促から解放される可能性がある
- 債務整理には自己破産のほか任意整理、個人再生などがあり、自己破産しなくても解決できる可能性も
この記事では、セディナやOMCカードのクレジットカード・各種ローンについて、返済を滞納してしまった場合の解決方法について解説していきます。
クレジットカードには、お買い物の一括払い・分割払いやリボ払いなどの「ショッピング機能」と、お金を借りる「キャッシング機能」があります。
セディナのクレジットカードは、もっとも持ちやすい「セディナカードクラシック」でも7日間無利息のキャッシング機能がついています。
他社のクレジットカードでは、一般カードはキャッシング機能が無いものも多いことを考えると、セディナカードはお金を借りるのにも便利ですね。
ですがそれだけに、「払えない」「滞納してしまった」となると、ショッピングの支払いだけでなく、キャッシングの返済でも困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ショッピング機能」「キャッシング機能」どちらの場合でも、返済滞納を解決できる方法を解説していきます。
- OMCカード、セントラルファイナンス、クオーク(セディナが過去に合併した企業)の督促が、今頃になって届いている
- セディナ債権回収会社などのサービサー(債権回収会社)から督促が来るようになった
- 5年以上前から滞納し、督促を放置している
こうした方は、「消滅時効の援用」で解決できる可能性もあります。
詳しくは、こちらの記事をお読みください。
セディナのクレジットカードが返せない…滞納してしまった場合の解決方法
それでは、具体的な滞納の解決方法を見ていきましょう。
滞納している期間や金額など、人それぞれの事情によって適切な解決方法は異なりますが、主要なポイントを解説していきます。
滞納期間が比較的短い場合
滞納・延滞の期間 | 督促や取り立ての内容 |
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数日~1ヶ月 | ・電話による催告。確認のような形 |
1ヶ月~2ヶ月 | ・「ご返済のお願い」「お支払いのお願い」といった郵便による督促 ・まだ厳しい姿勢ではないことが多い ・すぐに滞納を解消できれば、ブラックリストにならない場合も ・実家、職場など緊急連絡先への確認連絡 ・連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡 |
この段階では、まだ“期限の利益の喪失”が発生しておらず、ブラックリストや強制解約にもなっていない事が多いでしょう。
とはいえ、「それでも返済が苦しい」「返すお金を他社から借りないといけない」といった場合は、すでに“債務超過”に陥っている恐れがあります。
このままでは“自転車操業の借金地獄”になってしまうため、最悪の事態を防ぐためにも、プロのアドバイスをもらったほうが良いでしょう。
債務整理に詳しい弁護士・司法書士の無料相談を活用するのがおすすめです。
期限の利益の喪失により、一括返済を求められている場合
滞納・延滞の期間 | 督促や取り立ての内容 |
---|---|
3ヶ月 | ・強制解約 ・一括返済の催告 ・個人信用情報機関への事故情報の送信(ブラックリスト) ・厳しい催告状や督促状の送付 ・実家、職場など緊急連絡先への確認連絡 ・連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡 |
3ヶ月以上 | ・「一括返済催告状」「最終通告書」「法的手続執行予告」などの厳しい督促 |
一般論ではありますが、滞納が3か月を超えると、「強制解約」「ブラックリスト(CICやJICCなど個人信用情報機関への事故情報の記録)」「期限の利益の喪失(一括返済を求められる)」といったことが起こります。
督促もかなり厳しくなり、「一括返済催告状」「最終通告書」「法的手続執行予告」などが届くようになるでしょう。
一括返済を求められている以上、「まとまったお金がないと、“払って滞納解消”はできない」ことになりますが、そう簡単な話ではありません。
もはや自力では解決困難といえる状況です。
そのため、この段階になってしまったら、すみやかに弁護士や司法書士に連絡し、債務整理の相談を行うべきでしょう。
簡易裁判所から特別送達で郵便が届いている場合
滞納・延滞の期間 | 督促や取り立ての内容 |
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最終段階 | ・裁判(訴訟など) ・裁判所から、「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告書」が届く ・差押強制執行による財産の強制回収、口座の差押え、職場への給与差押え |
この段階まで進んでしまうと、“一刻も早く、法律家の助言を求める必要がある”と言えます。なぜなら、端的に言って「もう裁判所に訴えられてしまった」からであり、このままでは“裁判、差し押さえ強制執行”と進んでしまうからです。
ただ、裁判所から「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告書」が届いてすぐの場合、すみやかに弁護士や司法書士に解決を依頼することで、セディナ側が訴状を取り下げ、任意整理などの和解に応じる可能性もあります。
しかし、あまりに口頭弁論期日に差し迫ってしまうと、どれだけ優秀な弁護士や司法書士でも受任できない(=断られてしまう)恐れもあります。
一刻も早く、債務整理に強い弁護士・司法書士に相談をするべきでしょう。
債務整理とは?セディナのクレジットカード滞納も解決できる?
セディナのクレジットカードの支払い・返済で滞納した場合、「債務整理に強い弁護士・司法書士」への相談が必要です。
それでは、債務整理とは何でしょうか?
ご存知の方も増えているかもしれませんが、いまいちど、おさらいも兼ねて確認してみましょう。
債務整理とは
- 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
- 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
任意整理 | 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする |
個人再生(個人民事再生) | 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする |
自己破産 | 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる |
債務整理は、いわば、“国の認めた借金の減額方法”ともいえる手続きです。借金に限らず、クレジットカードのショッピング払いの滞納についても、債務整理で解決が期待できます。
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自己破産しなくても大丈夫?まずは弁護士や司法書士に無料相談を
「滞納して返済ができない、苦しい場合は、債務整理が必要」と繰り返しお伝えしましたが、すぐに債務整理に踏み切れる方は、それほど多くないと思います。特に、債務整理の中でも「自己破産」と考えると、ハードルは高いと感じるでしょうけれど、負担の少ない「任意整理」や「個人再生」といった方法もあります。
そこでまずは、こうした分野に強い弁護士や司法書士に、“無料相談”してみることをオススメします。
「セディナのクレジットカードで返済がつらくなってしまいました。ショッピング枠が40万円と、キャッシング枠で50万円の滞納があります。どうすればいいですか?」
「家族に内緒で、セディナのクレジットカードを使い込んでしまいました。督促をすぐ止めて欲しいです。」
…など、気軽に相談してみましょう。