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- セディナのオートローン・カーローン(自動車ローン)が返せなくなったら、車の引き上げなど、督促・回収が行われる
- 他社で借りて返す、電話して返済を待ってもらうよう話す…といった方法では解決困難
- 債務整理による返済の減額や免除は効果的。また、返済中の自動車を手放したくない(引き上げられたくない)場合は任意整理で!
この記事では、株式会社セディナの自動車ローンの債務整理(任意整理)と車の引き上げについて解説していきます。
三井住友フィナンシャルグループの一員である株式会社セディナは、自動車ローン(マイカーローン、オートローン)商品も取り扱っています。
このローンで返済が苦しくなってしまった時、どうすれば良いのか、どんな解決方法があるのか見ていきましょう。
セディナのオートローンは審査が甘い?噂に乗せられて無理な借り入れをしてしまう結果にも
セディナの自動車ローンについて、ネットで評判を調べてみると、「審査が甘い」といった口コミが多数見つかります。
実際に審査が甘いかどうかはわかりませんが、
「返済能力に自信がなかったけれど、意外とすんなり審査に通ってしまった」
「無理かと思ったけれど、ダメもとで申し込んだら借りられた」
といった体験をした方が多いのかもしれません。
ですが、こうしたケースは逆に言えば、“無理な借り入れ”になってしまう恐れもあるという事です。
セディナの自動車ローンに限った話ではありませんが、お金を借りるときは、無理のない金額・無理のない返済計画を心掛けたいですね。
とはいえ、実際に滞納してしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
強制執行・差し押さえ、車の引き上げなど、不安なことも多いと思いますが、まずは基本から一つ一つ確認していきましょう。
セディナのマイカーローンやオートローンは滞納すると車を引き上げられる?所有権留保とは
ここで一つ、確認しておきたいポイントがあります。
セディナには、「マイカーローン」と「オートローン」の、2種類の自動車ローンがあります。この2つは微妙に違うので、自分がどちらを利用しているか、どちらの返済に困っているのか、区別しておきましょう。
ただ、どちらの場合でも、
- 返済を滞納すると督促が行われる
- 自動車、バイク等の購入のために借りた場合、返済を滞納すると、車やバイクが引き上げられてしまう恐れがある
といった点は共通しています。
セディナのオートローンは、所有権留保が設定されているため、ローンを完済するまでは、購入した自動車やバイクなどの所有権はセディナにあるからです。
※所有権留保とは…割賦販売において、売主が代金支払いを確保するために、代金完済など一定期間までの間、目的物の所有権を留保する売買契約中の特約。
滞納状況 | 督促の内容、どうなるか |
---|---|
引き落とし日に滞納 | 「引き落としができませんでした」といった通知が届く |
再々引き落とし日 (~約3週間ほど) |
車の引き上げを予告する通知(郵便)が届く |
引き上げ予定日の2週間ほど前 | 返済の最終期日。ここまでに一括返済できない場合、車の引き上げとなる |
引き上げ日 | 車が引き上げられる |
セディナのオートローンやマイカーローンが払えない…滞納を解決する方法はある?
それでは、セディナのオートローンやマイカーローンが払えず、滞納してしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
いくつか思いつく解決方法について、検討してみましょう。
他社カードローンなどで借りて返済する
一部のサイトなどで紹介されている方法ですが、実はまったくオススメできない方法です。
- 返すために借りる“自転車操業=借金地獄”に陥ってしまう恐れがある
- 自動車ローンの滞納でブラックリストになっており、どこからも借りられない可能性がある
そのため、「他社で借りて自動車ローンを返済」というのは、まったく推奨できません。
セディナに電話して、返済を待ってもらうようお願いする
セディナに電話連絡し、「返済を待ってください」「車を引き上げないでください」等とお願いをしても、まず応じてもらえないでしょう。「契約書に記載がございますので」と返されてしまうはずです。
というのも、セディナはあくまで“法律”と“契約”に沿って督促や車の引き上げなどを行っているため、そうしたルールに基づかない“個人のお願い”を聞き入れることは難しいからです。
逆に言えば、こちらが“債務整理”で法的にも適切なプロセスを踏んで、返済の減額などを申し立てれば、セディナもこれに応じる可能性が充分にあります。
債務整理とは?セディナの自動車ローンの返済を減額できる合法手続き
セディナの自動車ローンの返済が難しくなり、滞納してしまった場合、もっとも適切と考えられる解決方法は“債務整理”です。
債務整理とは
- 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
- 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
任意整理 | 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする |
個人再生(個人民事再生) | 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする |
自己破産 | 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる |
こうした手続きを行えば、セディナの自動車ローンも、返済を減額・免除できる可能性があります。
債務整理すると、ローン返済中の車は引き上げられてしまう?
ローン返済中の車を、「どうしても手放したくない」という方は、注意が必要です。というのも、自動車ローンを債務整理すると、“所有権留保”の特約がある場合、車が引き上げられてしまうからです。(バイク等の場合も同様です)。
セディナのオートローン、カーローンは、基本的に所有権留保特約がついていますから、これを債務整理すると、車は引き上げられてしまうでしょう。
一方、たとえば次のような場合は、ローン返済中の車を手放さずに、債務整理(任意整理)で解決できる可能性も考えられます。
返済の苦しくなった原因が、クレジットカードやほかのローンなどの返済にある
セディナのローンは整理しなくても、他のローンや返済を任意整理で減額できれば、生活を立て直せる
債務整理の中の「任意整理」は整理する借金を選ぶことができます。ですので任意整理を活用すれば、セディナの自動車ローンだけ残しほかの債務を整理することで、ローン返済中の車を手放さずに借金問題を解決できる可能性があります。
セディナの自動車ローンが払えない時は、早めに弁護士や司法書士に無料相談を
セディナの自動車ローンで返済に困ったら、早めに債務整理の相談を行いましょう。
相談窓口としては、“債務整理に強い弁護士・司法書士の無料相談”がオススメです。24時間365日、無料で利用で相談を受け付けており、いつでもすぐに利用できます。
とくに自動車ローンは、所有権留保特約など、複雑な契約上の問題も関係してきます。また、車の引き上げまであまり日数がなく、かなりスピーディに回収されてしまうのも特徴です。
こうした特徴があるため、自動車ローンの返済で困った場合は、すみやかに弁護士・司法書士へ相談することが望ましいでしょう。
実際に債務整理をするかどうかは、無料相談で話を聞いてから決めるのでも構いません。
「債務整理するしかない、車を手放すことになる…と思っていたけれど、弁護士に相談したら、別の方法でうまく解決できた」という人も珍しくありません。
話を聞くだけでも大きな価値があるので、まずは無料相談を利用してみましょう。