セディナ、OMCカードの債務整理

[PR]

この記事では、信販会社のセディナのクレジットカードや各種ローン等で、返済を滞納してしまった場合や、督促・請求が来ている場合の解決方法をまとめていきます。

株式会社セディナとは？大手のクレジットカード、ローン、保証会社です

まずは、株式会社セディナについて、基礎情報や概要をまとめていきましょう。Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESSなど各種国際ブランドのカードを扱っています。
株式会社セディナは、日本の大手信販会社の一つです。クレジットカードの発行では、「セディナカード」「OMCカード」のほか、有名な「JR東海エクスプレスカード」も実はセディナの発行。

このほか、オートローンやマイカーローン(自動車ローン)、学資ローン(教育ローン)などでも存在感のある企業です。
保証会社としても全国に手広く展開しており、有名なところでは、楽天銀行の保証会社の一つでもあります。

また、店頭ローンで購入した商品の保証会社が、気が付いたらセディナだった…といった事も意外とあるようです。かく言う筆者も、この記事を書いている現在、セディナの分割払いを返済中です。

他の大手クレジットカード会社ほど知名度は無いかもしれませんが、意外なところで身近な企業だと言えるでしょう。

http://www.cedyna.co.jp/company/aboutus/profile.html より一部抜粋

セディナはもともと、OMC、オーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオークが合併して設立された企業です。
現在は、三井住友フィナンシャルグループの一員として、比較的安定した経営を行っていると評判です。

また、関連企業として「セディナ債権回収」という、滞納などの督促・回収の専門企業もあります。法務大臣の特別な許可を得ており、取り立てのプロ企業と評価できます。

法令順守の規律もしっかりしているので、セディナの各種返済や支払いを滞納してしまっても、過剰な取り立ては心配しなくて良いでしょう。
一方で、法律に則った“裁判、強制執行・差し押さえなどの法的手続き”による督促・回収をきちんと実行すると考えられるため、油断せず早めに対応したいところです。

それでは、そんなセディナの返済・支払いの滞納を解決する方法について、具体的に見ていきましょう。

セディナカードやOMCカード等のセディナ発行クレジットカードの滞納について

まずは、セディナの発行するクレジットカードの滞納について、解説していきます。
セディナの発行するクレジットカードには、次のようなものがあります。

• セディナカード
• SMBC JCB CARD
• OMCカード
• マスターカード N-Value
• オーカードプラス
• カインズ B CARD
• JR東海エクスプレスカード
• JTB旅カード
• …ほか各種

セディナの名前がついているカードだけでなく、グループであるSMBCや、吸収合併したOMCの名前がついたカードもあるので、注意が必要です。

また、セディナのクレジットカードは、お金を借りられるキャッシング機能(一般的なカードローンと同等)がついているものも多くなります。

• 分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどのショッピング機能の利用による滞納
• キャッシング機能で借りたお金の返済滞納

どちらの場合も、督促の流れとしてはほぼ同様となるようです。

セディナのクレジットカードを滞納すると強制解約、ブラックリスト、法的手続きに

セディナのクレジットカードが払えずに滞納してしまうと、およそ3か月ほどで強制解約となるようです。また同時に、「期限の利益の喪失」による残債の一括払いの請求や、個人信用情報機関への事故情報の通達(いわゆるブラックリスト)なども発生すると考えられます。

「督促状」「催告状」「法的執行の予告通知書」といった各種の郵便による督促が行われ、最終的には裁判所に訴えられてしまうでしょう。
「支払督促」を申し立てられても、そのまま何も対応しないと、強制執行(差押え)になってしまう可能性も十分にあります。

セディナの各種ローンや、セディナが保証会社となっている銀行・信金・労金などの返済の滞納について

次に、セディナの各種ローンや、セディナが保証会社となっている銀行、信用金庫などで滞納してしまった場合について解説します。

セディナの各種ローン

• 自動車ローン(マイカーローン)
• 学資ローン
• フリーローン(カードローン)
• …その他各種のローンが提供されています。

セディナが保証会社となっている金融機関

保証会社とは、利用者(債務者)が返済を滞納した時、一時的に“立て替え払い”を行ったのち、督促などを行って返済を回収する企業です。
全国各地の銀行、信用金庫、ろうきん、JAローンなどで、セディナが保証会社となっています。

セディナのローンや保証会社で滞納すると、差し押さえやブラックリストになる？

セディナの各種ローンや、セディナが保証会社となっている各種ローンで返済を滞納してしまうと、「督促状」や「催告書」などによる督促が行われます。

また、一定期間の滞納でブラックリストとなり、金融事故情報が信用情報機関に記録されます。期限の利益の喪失による、一括返済の請求も行われます。
差し押さえについては、裁判や支払督促などを経て行われるでしょう。

自動車ローン(マイカーローン、オートローン)の場合は、売買契約の所有権留保特約により、購入した車やバイクなどが引き上げられてしまいます。この引き上げは、かなり早いペースで行われるのが通常です。

セディナが家賃保証会社となっている賃貸契約で家賃を滞納した場合について

株式会社セディナは、家賃保証の業務も行っています。

家賃保証会社とは、賃貸アパートやマンション、借家、貸事務所などの借主が家賃を滞納したときに立て替え払い(代位弁済)を行い、滞納金や遅延損害金などを督促・回収する会社です。また、大家さん(不動産管理会社)の弁護士費用・訴訟費用などもバックアップすることが多いです。

セディナはクレジットカードの発行やローンの提供だけでなく、こうした家賃保証業務も行っています。

また、下記のような家賃保証会社とも業務提携を行っています。

• ジェイリース株式会社
• (株)レキオス 家賃保証部
• 大東建託「DK CARD」
• 日本セーフティー株式会社「NeST(ネスト)」
• 株式会社イントラスト「Ce-Trust」

セディナの家賃保証で滞納すると強制退去？物件明け渡し訴訟？

セディナの家賃保証で家賃を滞納してしまうと、物件の明け渡しを求められることになるでしょう。
もっとも、セディナはコンプライアンスのしっかりした企業なので、違法な追い出し行為(鍵の交換、家財の処分など)については心配ありません。ですが、法律を守って“弁護士による明け渡し交渉”が行われる可能性はあります。物件明け渡し訴訟となるケースもあるでしょう。

また、物件の明け渡しや強制退去といったこととは別に、滞納家賃に対する督促もしっかりと行われます。仮に自主退去したとしても、滞納家賃や遅延損害金、督促にかかる実費、裁判費用、退去した部屋の原状回復費など、膨大な金額の請求が行われる場合もあると予想されます。

ですので家賃も他のローン同様、返済が滞れば、いずれ法的手段を執られ、強制執行(差し押さえ)へと進むことになるでしょう。

セディナの支払い・返済が難しい場合は、債務整理の検討を

クレジットカード、各種ローン、金融機関の保証業務、家賃保証など、セディナの滞納と言っても様々なケースがあります。
ですが、どの滞納であっても、解決を急がないと“法的手続き・訴訟”や“強制執行・差押え”といった、取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。

とはいえ、期限の利益の喪失による“一括返済”の催告を受けている等、お金を払って(返済して)解決するのも難しい事情の方も、多いのではないでしょうか。

そうした場合には、“国の認めた返済の減額方法”である、「債務整理」を検討してみましょう。

債務整理とは

• 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
• 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
• 手続きを依頼すると、取り立てが最短即日でストップすることも

債務整理というと、借金解決のイメージがある方もいるかもしれません。ですが実際には、クレジットカードの分割払い、リボ払い、ボーナス払い等や、家賃滞納、その他の滞納についても、減額の対象とできます。税金以外のものは、たいてい債務整理できると言っても良いでしょう。

OMC、オーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオークの返済が残っている場合は時効援用で解決できることも

セディナが過去に合併したOMC(オーエムシーカード)、セントラルファイナンス、クオークの返済でお困りの方や、最終返済から5年以上放置している債務の場合は、“消滅時効の援用”で解決できる可能性もあります。

消滅時効の援用は、少し複雑な仕組みになっているので、詳しくは「セディナの滞納でセディナ債権回収から裁判に訴えられる？債務整理や消滅時効の援用で解決！」記事で解説していきます。

セディナの返済滞納は、債務整理や過払い金返還請求など、さまざまな解決方法があります

セディナの返済滞納は、債務整理や過払い金請求など、様々な解決方法があります。

たとえば、「セディナのカードキャッシングの過払い金を取り戻し、現在返済中のローンと相殺して借金を減らす」といったことも可能です。
また、上記の表のほか、最終返済から5年以上経っている債務に関しては、“消滅時効の援用”という解決方法もあります。

いろいろな解決方法があるので、諦めずに、滞納解決に取り組んでいきたいですね。
まずは詳しい話を、弁護士や司法書士に無料相談で聞いてみてはいかがでしょうか。

こちらに、借金・債務問題に強い法律事務所をまとめました！

• セディナの滞納でセディナ債権回収から裁判に訴えられる？債務整理や消滅時効の援用で解決！
• セディナの自動車ローンの任意整理(債務整理)と車の引き上げについて
• セディナが家賃保証会社、家賃を滞納すると裁判や強制退去？債務整理で解決できる理由とは？
• セディナのクレジットカードが払えないと強制解約はいつ？ブラックリストになる？
• セディナのクレジットカード滞納で督促が、差し押さえや裁判になる？自己破産なしで解決できる？
• 信金・労金や銀行のローンでセディナから督促・請求が来た場合の対応方法と解決方法は債務整理？