オリコのクレジットカードが払えないと家族にも迷惑が?返せない場合の対処方法と債務整理

投稿日:2017年9月29日 更新日:

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★この記事を読んでわかること
  • オリコのクレジットカードを払えなくなると、一括返済の請求、裁判、差し押さえ、ブラックリストなど大変な事態に陥る恐れがある
  • 家族カードを使っている場合、家族の信用情報にも影響が出る恐れもゼロではない
  • 滞納が長期化・本格化してしまう前に、少しでも支払いに不安を感じたら、債務整理に強い弁護士や司法書士へ無料相談を
  • 何も起きていない段階でも、早めにプロに相談しておくことが“予防”になる

この記事では、オリコ(オリエントコーポレーション)のクレジットカードについて、“払えないとどうなるのか”を説明していきます。

  • オリコカード ザ ポイント
  • iB(ID×QUICPay)
  • オリコカード ザ ワールド

など、プロパーカードの人気が根強いクレジットカード会社。
ゴールドカードでも年会費が安いことや、年会費無料の家族カードが充実していることもあり、家族でオリコカードを活用している方も多いのではないでしょうか。

このように、利用者にとっては生活に身近なオリコのクレジットカード。家族会員がいる場合、滞納してしまうと、自分だけでなく、家族の生活にも影響が出てしまいます。

また、オリコカードは限度額の枠が大きいことも特徴の一つです。年会費無料の一般カードでも、150万円~300万円の与信枠がつくことも。逆に言えば、「オリコカードが払えない」となった場合、期限の利益の喪失により、150万円~300万円もの大金の一括返済を求められる恐れもあります。

大切な家族の生活を守るためにも、オリコのクレジットカードが払えないとどうなるのか、しっかりとチェックしていきましょう。

 

オリコで滞納がすでにあり、督促を受けている方へ

オリコのクレジットカードやローンで滞納しており、すでに督促を受けている方は、すぐに対応していく必要があります。

「一括返済を求められている」
「滞納をなんとかしたいが、お金がない」
「すぐに取り立てを止めてほしい」

といった方は、次の記事をご覧ください。
オリコのクレジットカード滞納を解決する方法!お金がなくても返済を減らせる債務整理とは?

 

お金がなくて払えない…オリコのクレジットカード引き落とし日に口座残高が足りない場合どうなる?

オリコに限らずほとんどのクレジットカードには、キャッシングとショッピング(リボ払いや一括払い、ボーナス払い)があります。どちらの返済方法も基本的には予め指定した銀行口座からの引き落としです。

そこでまずは、「口座から引き落としができない」事態について見ていきましょう。

オリコのクレジットカードで、引き落とし日に口座残高が足りず、引き落としができなかった場合、どうなるのでしょうか。

この場合、金融機関にもよりますが、“再引き落とし日”にもう一度、引き落としが試みられます。

再引き落とし日は、引き落とし日と同じ日の午後~翌日になっている場合もあれば、一週間ほど後に設定されている場合もあります。
具体的な基準は公表されていないので、明確なことは断言できませんが、引き落とし日当日の朝であれば、すぐに口座にお金を入れれば間に合う可能性はあります。

ただし、イレギュラーな対応にはなりますので、「口座にお金を入れ忘れていただけで、すぐに払える」という場合、まずはオリコのサポートに電話して伝えたほうが良いでしょう。

 

オリコのクレジットカードを滞納すると、取り立てや家族カードの影響も

それでは、口座の再引き落としにも間に合わず、オリコのクレジットカードが払えない場合どうなるのか、督促の流れを見ていきましょう。
まずは、一般的な滞納後の流れです。

クレジットカードの返済を滞納すると?
滞納・延滞の期間 督促や取り立ての内容
数日~1ヶ月 ・電話による催告。確認のような形
1ヶ月~2ヶ月 ・「ご返済のお願い」「お支払いのお願い」といった郵便による督促
・まだ厳しい姿勢ではないことが多い
・すぐに滞納を解消できれば、ブラックリストにならない場合も
実家、職場など緊急連絡先への確認連絡
連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡
3ヶ月 強制解約
一括返済の催告
個人信用情報機関への事故情報の送信(ブラックリスト)
・厳しい催告状や督促状の送付
・実家、職場など緊急連絡先への確認連絡
・連帯保証人や保証人がいる場合、そちらへの確認連絡
3ヶ月以上 ・「一括返済催告状」「最終通告書」「法的手続執行予告」などの厳しい督促
・実家、職場など緊急連絡先への確認連絡
・連帯保証人がいる場合、そちらへの督促
裁判所への訴え(支払督促、通常訴訟)
最終段階 裁判(訴訟など)
裁判所から、「口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告書」が届く
差押強制執行による財産の強制回収、口座の差押え、職場への給与差押え

このように、書面や電話などによる督促が続けられ、最終的には裁判・差し押さえとなってしまいます。

 

オリコのクレジットカードを滞納すると、家族にも影響が出る場合がある

オリコのクレジットカードは、どれも年会費無料の家族カードが作れることもあり、家族みんなで使っているご家庭も多いようです。こうした場合、支払いを滞納してしまうと、家族カードにも影響が出ることになります。

まず、本人カードの強制解約で、家族カードも使えなくなります。
そのため、家族に滞納を隠していたとしても、すぐに知られてしまう結果となるでしょう。

滞納や強制解約の事実はJICCやCICといった個人信用情報機関に掲載されるため、ブラックリストについては原則として契約者本人のみが対象になるようです。家族カードを使っていても、家族がブラックリストになることは無いと言われています。

ただし、これも実際にはカード会社側の裁量で決まる部分もあるらしく、契約者本人の滞納で、家族カードを使っている家族もブラックリストになってしまう場合もあるようです。

最悪の場合、一家揃ってブラックリストという結果も考えられるため、注意が必要です。

なお、早めに契約者本人が債務整理を行った場合、家族カード利用者(家族)までブラックリストの巻き添えになる心配はありません。

 

オリコのクレジットカードを滞納したくない!払えない時にできる解決方法は?

いかがでしょうか?ここまでの説明を読んで、「オリコのクレジットカードを絶対に滞納したくない」と思った方も多いのではないでしょうか。
また、すでに滞納してしまっている方も、「早く解決しなければ」と考えていただけた事と思います。

それでは、こうした「払えない、支払いが苦しい」というとき、すぐにできる解決策は何でしょうか。

 

「今月だけ支払いが苦しいが、来月以降はずっと余裕がある」という場合は、オリコのサポートセンターに電話して、支払い方法の変更などを相談してみましょう。

ですが、「今月だけでなく、来月以降もずっと厳しい」「他の借金の支払いも苦しい」といった場合は、より根本的な解決が必要となります。

たとえば、「他社から借りたローンがあり、その返済で生活費が圧迫されている」といった場合があるでしょう。
返すため・払うために借りる多重債務は、いわば“自転車操業”状態です。この状態になってしまうと、あっという間に“自力では立ち直れない借金地獄”に陥ってしまいます。

そこまで切羽詰まってしまう前に、“債務整理”を検討する必要があるでしょう。

 

債務整理とは
  • 借金やローン、家賃滞納、携帯電話料金の未払い等、各種の金銭債務(滞納や未払い)を減額・免除し、解決するための、国の認めた合法的な手続き
  • 「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった方法がある
  • 手続きを依頼すると、取り立てが最短即日でストップすることも
任意整理 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする
個人再生(個人民事再生) 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする
自己破産 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる

債務整理は自己破産だけではありません、任意整理や個人再生で、オリコのクレジットカードや各種ローン、他社借り入れの返済などを減額・免除することが可能です。

また、「オリコのカードを解約したくない・使い続けたい」場合、任意整理でオリコを整理対象から外し、他社借入だけを整理することで生活を立て直す…といった手段もあります。

 

いざという時に慌てないために、今のうちから債務整理の相談を

「まだ滞納して督促を受けているわけでもないし、債務整理は自分には関係ない」

と考える方も多いのではないでしょうか。
ですがそういった方も、少しでも毎月の支払いや返済に不安を感じたら、“債務整理の無料相談”だけでも行っておいたほうが良いでしょう。

というのも、クレジットカードやローンなどの「返済」や「個人の信用」に関わる問題は、「このままではまずい、と気が付いた時には遅すぎる」場合が多いからです。

 

クレジットカードやローンの悩みは、生活習慣病に似ている

これは筆者の個人的な考えですが、借金やクレジットカードなど“支払い・返済”の悩みは、生活習慣病に似ていると思います。

生活習慣病は、少しでも「あれ、おかしいな」と思った時や、不安を感じた時、すぐに病院で診察を受けていれば、病の早期発見につながり、かんたんな自宅療養や生活改善だけで克服できる場合もあります。
ですが、不安や不調を放置したまま過ごしてしまうと、いつの間にか病状が悪化し、手術や長期入院なしでは回復できない状態に陥ってしまいます。

クレジットカードやローンの悩みも、これとまったく同じです。
債務整理に強い弁護士や司法書士に、“何も起きていないが、少し不安を感じる”ぐらいの段階で相談しておけば、“簡単な生活改善”でクリアできる可能性もあります。

病院と違って、弁護士や司法書士には“ネットからプロに無料相談できる”ぶん、相談だけならお金も時間もかかりません。
一方、放置しておいて“病状”が悪化してしまうと、自分だけでなく家族全員に迷惑がかかってしまう恐れもあります。

そうした事態を“予防”するためにも、債務整理に強い弁護士・司法書士に、今のうちから無料相談しておいたほうが良いでしょう。

こちらに、債務整理に強い弁護士・司法書士をまとめました!

 

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