アプラスから請求書・督促状・催告書が来たら?消滅時効の援用で滞納借金を解決

投稿日:2017年9月4日 更新日:

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★この記事を読んでわかること
  • アプラスやパルティール債権回収、アイアール債権回収、アルファ債権回収の未払い・滞納は、「消滅時効の援用」で借金を帳消しにできる可能性がある
  • 自分で電話する等、不用意に対応すると、「消滅時効の援用」ができなくなる恐れも
  • まだ時効になっていない場合も、「債務整理」で解決できる可能性がある

このページでは、信販会社の「アプラス」の督促状や請求書・催告状が来た場合について、「消滅時効の援用」で解決する方法を解説していきます。

 

アプラスや債権回収会社から請求や督促が来る理由は?

信販会社のアプラスは、さまざまな業務を行っています。
そのため、アプラスのクレジットカード以外にも、知らないうちにアプラスを利用している場合もあります。

一例ですが、以下のようなサービスを利用して、支払いや返済を滞納してしまうと、アプラスから「重要なお知らせ」といったハガキが届いたり、その関連企業から督促・通知書などの郵便物が来ることになります。

アプラスのクレジットカード

  • 新生アプラスカード
  • 新生アプラスゴールドカード
  • アプラスアクシスカード
  • …ほか、新生アプラスの発行するクレジットカード

アプラスのショッピングローン、エステローンなど

  • 家電、家具、楽器などの高額商品を店頭で分割払いで購入(ショッピングローン)
  • 脱毛エステ、美容エステなどの分割払い、毎月払うコース(エステローン)
  • 美容整形、歯科整形などのメディカルローン(医療ローン)
  • その他の店頭ローンなど

保証業務

  • 家賃保証会社がアプラスとなっている賃貸契約
  • アプラスが保証会社となっている銀行などのローン
アプラスが保証会社、家賃保証業務を提携している企業一覧
家賃保証のあんしん保証株式会社 http://www.srgs.co.jp/
神奈川の賃貸団地物件検索|公社の賃貸【神奈川】 http://www.kousha-chintai.com/
株式会社へいせい http://www.f-heisei.com/
株式会社宅建ブレインズ http://takken-b.co.jp/
北九州市住宅供給公社 http://www.jkk-kitakyushu.jp/
栃木銀行 http://www.tochigibank.co.jp/
株式会社ガーデンハウス http://garden-h.co.jp/
マクリー株式会社 http://daiko.macly.jp/
中国銀行 https://www.chugin.co.jp/
長太郎不動産グループ http://www.choutarou.co.jp/
株式会社ストライド http://stride-inc.jp/
テラルコンサル http://teral-yokohama.com/
西日本シティ銀行 https://www.ncbank.co.jp/
宮崎太陽銀行 http://www.taiyobank.co.jp/
クレアスレント https://www.clearth-rent.co.jp/
ジェイリース株式会社 http://www.j-lease.jp/
株式会社クレデンス http://www.credence-credit.co.jp/
株式会社天極 http://www.apa-pla.co.jp/
グランアセットパートナーズ http://www.grand-asset.jp/
大和不動産コーポレート http://www.home.co.jp/
ライフルホームズ https://www.homes.co.jp/
ギフト不動産 アビリティネットワーク株式会社 http://ability-network.co.jp/

アプラスが集金代行を行っている各種サービス

  • アクサダイレクト生命保険
  • コンコード(化粧品販売)
  • 株式会社キャブステーション(WEB運営)
  • 株式会社言歩木(健康食品通販)
  • 株式会社ネオリンクス(介護施設運営)
  • クルー(事務機器販売)
  • モンキージム(会員制スポーツクラブ)
  • REART(パーソナルジム)
  • 東日観光株式会社(旅行会社)
  • …その他の各種サービス

また、アプラスの督促は、以下のような債権回収会社などから行われる場合もあります。

アルファ債権回収から…

  • 債権譲渡通知
  • 督促状
  • 提案書
  • …などの郵便や電話

パルティール債権回収から…

  • 債権譲渡通知
  • 訪問調査(自宅訪問)
  • 簡易裁判所を通した支払督促

アイアール債権回収から…

  • 債権譲渡通知
  • 請求書
  • 訴訟等申立予告通知
  • 一括返済催告状
  • …などの郵便や電話

渥美坂井法律事務所から…

  • ご連絡
  • …などの郵便ほか

 

ご自身で電話を掛ける等、不用意な対応をしないよう注意してください

督促状などの封書やハガキには、「期日までにご連絡ください」といった内容が書かれている事が多くなります。また、留守電に「折り返しお電話下さい」といったメッセージが吹き込まれている場合もあるでしょう。

ですが、自分から電話をしたり、折り返し連絡してしまうと、“消滅時効の援用”が実質不可能になってしまう恐れがあります。

消滅時効の援用とは、「一定の条件を満たすことで、返済義務が無くなる=1円も払わなくて良くなる」という、合法的な仕組みです。

たいへん複雑なルールなのですが、特に債権回収会社から督促が来た場合、「あとは時効の援用手続きを行うだけで、返済義務を無くせる」可能性があります。というのも、債権回収会社は、“時効の成立を阻止する”ために、督促状などを送るケースがあるからです。

ポイント!

自分で対応すると、「債務承認」などにより、時効の成立が阻止されてしまう恐れがある

自分で対応せず、プロに任せて「時効の援用」手続きを行うと、返済や支払、督促から、デメリットなしで解放される可能性がある

督促や取り立て、返済から解放されるためには、弁護士、司法書士への無料相談が必要です。
まずは消滅時効の援用について、プロの弁護士、司法書士に無料相談でお問い合わせ下さい。

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アプラスの返済を消滅時効の援用で解決する方法

ここまで、アプラスからの督促や請求について解説してきました。こうした支払いは、一定の条件を満たすことで「時効」となり、“返済義務が無くなる=1円も返さなくて良くなる”という、法的なルールがあります。
それが、消滅時効の援用です。

まずは、ポイントを簡単にまとめます。

時効援用とは
  • キャッシング、カードローンや、ショッピングによる滞納金など、ほとんどの支払い・返済(債務)には時効がある
  • 一般的には最後の返済から5年で時効を迎える
  • 時効が来て、かつ「消滅時効の援用」手続きを行うことで、返済義務が無くせる

 

時効援用のメリット
  • 比較的シンプルな手続きだけで、返済を0円にできる
  • 債務整理と異なり、費用も比較的安く、時間もあまり掛からない
  • 手続きを行ってもブラックリストにならない

 

時効援用のデメリットと注意点
  • 「消滅時効の援用」手続きを行わないと、いつまで経っても時効にならない
  • 時効の起算点(最終返済日、または時効の中断があった時)から5年が経たないと適用できない
  • 債務承認、支払督促、訴訟、仮執行などで時効が中断される場合がある。中断されると、時効がふりだしに戻ってしまう
  • 時効期間が過ぎた後も、すぐに「時効の援用」を行わないと、時効が中断されたり、時効援用権が喪失してしまう恐れがある

ここで特に注意したいのが、「債務承認」による時効の中断です。

たとえば、アプラスや債権回収会社などに電話したり、訪問に対応して、次のような言動をすると、それが“債務の承認(借金の存在を認めること)”となって、時効を中断させて(=時効期間をふりだしに戻して)しまいます。

<債務承認になる言動の例>
  • 「今は払えません」
  • 「今月は厳しいので、少し待ってください」
  • 「一括は無理なので、月2000円からでお願いできませんか?」
  • 1000円だけなど、一部でも返済を行う
  • 返済を約束する書類にサインする
  • …など

こうした言動を、たとえ無自覚にでも行ってしまうと、時効援用ができなくなる恐れがあります。
ささいな言動が債務の承認になってしまうため、自分で対応することは得策ではありません。

対応は、かならずプロの弁護士や司法書士にお願いしましょう。

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まだ最終返済から5年経っていない場合は、債務整理という解決方法も

消滅時効の援用には、少なくとも「最終返済から5年」が経っていることが必要です。
(※時効の中断も考慮すると、必ずしも、5年経っていれば時効とは限りません。)

そのため、「まだ5年も経っていない」「それほど昔の利用ではない」という方は、時効援用による解決は期待できないと言えるでしょう。

ですがその場合も、『債務整理』という手続きで、返済を減額・免除するなどの解決を見込めます。

任意整理 将来利息や遅延損害金をカットし、返済計画を立て直します。
個人再生 残債(残りの借金)を1/5~1/10程度に減額し、3年~5年の分割払いとします。
自己破産 原則として全ての返済が免除されます。

債務整理の場合、時効の援用と異なり、いつでも手続きを開始できます。また、何らかの手段により阻止されてしまう…といった心配もありません。

一方で、時効援用のように、“手続きだけで返済がすぐ全額免除される”ということは、自己破産以外では期待できませんが、それでも“返済を楽にできる・督促から解放される”という大きなメリットがあります。

最終返済からまだ5年が経過しておらず、時効援用が難しいのでは…といった方は、『債務整理での解決』を検討してみてください。

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