ジャックスの家賃保証トラブル~滞納した家賃を債務整理で解決する方法

投稿日:2017年11月26日 更新日:

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★この記事を読んでわかること
  • 信販会社のジャックス(JACCS)の家賃保証で、家賃を滞納してしまった場合の解決方法について。
  • 滞納3か月ほどで、ブラックリスト、明け渡し交渉、一括返済催告などに。また、「明け渡し訴訟」を起こされて、強制退去になってしまう。
  • 滞納家賃に加えて、遅延損害金、弁護士費用や訴訟費用、原状回復費、残置物撤去費用などが加算され、一気に請求が数百万円単位となることも。
  • 自分で解決するのは困難なため、債務整理の相談がまず必要。早めに着手すればするほど、負担の少ない方法で解決できる可能性が高い。

この記事では、信販会社のジャックス(JACCS)の家賃保証で、家賃を滞納してしまった時の対応方法を解説していきます。
ジャックスの家賃保証には、

  • スマートレントシステム
  • セキュアレントシステム
  • スターレントシステム

といったプランがあります。ご自身の家賃保証がどのプランになっているかは、契約により異なります。また、プランによっては「chubb損害保険株式会社」(旧エース損害保険株式会社)が補償するケースもあります。

そのため、ジャックスの家賃保証で滞納すると、株式会社ジャックスまたはchubb損害保険株式会社から督促が行われると考えられます。
こうした場合について、解決方法を解説していきます。

ジャックスの家賃保証で家賃を滞納してしまった場合の対処方法

それでは最初に、ジャックスの家賃保証で家賃を滞納してしまった場合、いますぐ行うべき対処方法を解説します。

すぐに家賃を払える場合
…ジャックスに連絡し、支払の相談をしましょう。

支払が難しい場合
…返済減額診断(シミュレーション)を使って、返済が減らせるか確認しましょう。

詳しい仕組みは後ほど説明しますが、ジャックス(家賃保証)から滞納家賃の督促を受けている場合、この返済は、「借金の返済」とほとんど同じ扱いになります。
そのため、借金減額の手続きである「債務整理」で、滞納家賃の支払いも、減額できる可能性があります。

★最初の一歩は、返済減額シミュレーションから

まず最初に、ネット上で気軽に使える「借金減額診断」を使い、滞納家賃の支払いが減額できるか、シミュレーションしてみましょう。「借金減額」といっても、滞納家賃も借金と同じ扱いですから、こちらのシミュレーターで減額を診断できるでしょう。

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家賃滞納でジャックス等から督促が来る理由とは?

まず、家賃滞納でなぜ信販会社のジャックス等から督促が来るのか、解説します。
これは一言で説明すれば、契約中の物件の“家賃保証会社”が、株式会社ジャックスとなっているためです。

不動産会社でも、家主(物件のオーナー)でもないジャックス等から、なぜ督促が来るのか疑問に思う方も多いかもしれません。
ですが、これはジャックスが家賃保証会社として、滞納した家賃の「代位弁済(=立て替え払い)」を行ったためです。そのため、債権者がジャックスとなり、こちらから督促が来る流れになっています。

プランによっては「chubb損害保険株式会社」が滞納家賃等の一部を保証するのですが、この場合もジャックスから督促が来る、もしくは「chubb損害保険株式会社」から督促が行われるケースも考えられます。

強制退去や明け渡し、ブラックリストはいつ?ジャックスの滞納家賃取り立ての流れ

家賃滞納でもっとも怖いのが、“強制退去”です。これが行われると、一気に住む場所を失い、ホームレスになってしまいかねません。
それでは、ジャックスの家賃保証で滞納すると、強制退去はいつ行われるのでしょうか。

ジャックスの家賃滞納による強制退去

結論としては、強制退去は「明け渡し訴訟」が行われた後となります。強制退去は居住権を追う措置のため、いくら債権者といっても勝手にはできません。法的措置として、司法の強制力をもって行われるものです。とはいえ、裁判に至る前に、弁護士を通した「任意での立ち退き交渉」が行われると考えられます。(※立ち退き交渉は、家主または弁護士しか行えないためです)。

ブラックリストになるのは、滞納3か月頃が目安

滞納といえば、もう一つ注意しておきたいのが“ブラックリスト”です。信用情報機関に滞納(金融事故)が記録され、ローンやクレジットカード、携帯電話などの割賦払い等で審査に通らなくなる状態です。
ジャックスは信販会社ですので、ジャックスの家賃保証で滞納した場合も“ブラックリスト”となります。およその目安として、約三か月ほどでブラックリストとなるでしょう。

なお、この滞納3か月というのは、過去の家賃関連の裁判によって示された基準(判例)の一つと言われています。滞納3ヵ月ほどで“貸主と借主の信頼関係が破綻したと認められる”といった判断です。こうした司法の根拠があるため、滞納3か月をめどに、ブラックリストのほか、期限の利益喪失による一括返済催告、明け渡し交渉開始…と、一気に督促が始まるのが一般的です。

明け渡し訴訟はいつ起こされる?ジャックスが裁判に訴えるタイミング

裁判(明け渡し訴訟)が起こされる…となると気になるのは、いつ訴訟になるのかです。一つの“解決のタイムリミット”と言っても良いでしょう。

調査した結果、「ジャックスはいつ裁判(明け渡し訴訟)を起こす」と、はっきりとは言えないことがわかりました。
ジャックスの家賃保証の内容としては、最大24か月分の家賃保証が設定されることが多いようです。ですが一般的には、かなり早い段階で明け渡し訴訟となるでしょう。

というのも、貸主側にとっては、“家賃滞納者が物件に住み続ける”ことは、“アパート・マンション経営に大きな打撃”となるためです。ですので、“まずは滞納者を立ち退かせて、それから滞納家賃の回収に入る”という債権回収の手順も考えられます。そこから考えると、滞納3か月~半年ほどで裁判になる可能性もあるでしょう。
(※ジャックスの家賃保証が滞納24か月分もついているのは、物件明け渡し訴訟や強制退去の執行が手間取り、長引いてしまった場合に備えての、予防措置的なものかもしれません)

ジャックスの家賃保証で滞納すると、請求額が200万円、500万円以上になることも…

家賃滞納というと、どうしても甘く見てしまう方も多いのではないでしょうか。
月々の家賃の金額にもよりますが、

「毎月数万円だから、節約を頑張れば返済できるはず」
「何百万円も借金を抱えているわけではないから大丈夫」

といった認識に陥りがちです。
ですが実際は、ひとたび家賃を滞納すると、あっという間に200万円、300万円…と請求されてしまうケースも、珍しくありません。

その理由は、次の通りです。

期限の利益喪失による一括返済催告で、請求金額がとても大きくなってしまう

これまで滞納していた家賃を、全額一括で払うよう求められるためです。ブラックリストにもなっているため、他社から借りて払ったり、借り換えローンの利用もできません。

毎月暮らしているだけで、滞納がどんどん増えていく

たとえば、家賃6万円で3か月滞納すると、滞納家賃は15万円です。翌月払おうと思うと、その月の分の家賃も加わるので、実際には20万円必要になります。こうした毎月の積み重ねで、最初は5万円の滞納だったものが、30万円、50万円と増えていきます。

遅延損害金で請求が雪だるま式に膨れ上がる

家賃滞納で請求されるのは、家賃だけではありません。滞納分に遅延損害金も年率でかかってくるため、まるでサラ金のように、請求額が雪だるま式に増えていきます。

明け渡しに関する弁護士費用も請求に含まれる

滞納家賃と遅延損害金、それだけで済む話でしたら、請求額が何百万円にもなる事は少ないかもしれません。ですが、それだけではありません。明け渡し交渉にかかる弁護士費用も、請求額に含まれます。
明け渡し訴訟(裁判)に至る前でも、家賃督促は「家主または弁護士」しかできないため、弁護士による督促が行われるでしょう。その費用も、請求額に上乗せされてきます。

夜逃げするとさらに請求が上乗せされてしまう

家賃が払えないから…といって夜逃げをしたり、黙って引っ越しをすると、さらに状況は悪化します。夜逃げ先がすぐ追跡調査されてしまい、原状回復費用、残置物撤去費用、解約予告違反損害金(違約金)が加わった請求となるためです。
これらの金額がいくらになるかは、状況によっても異なります。ですが、一気に100万円ほど請求が増えても不思議ではありません。

正式に立ち退き(明け渡し)しても請求が増える

裁判になる前に、明け渡し交渉に応じて、自主的に退去したとしましょう。その場合も実は、請求額が増えてしまいます。

明け渡し訴訟になる前に自主退去したとしても、

  • 原状回復費用
  • 残置物撤去費用
  • 立ち退き交渉や督促の費用(弁護士費用を含む)

などが発生し、請求に加わるためです。
もちろん、明け渡し訴訟になれば、ここに莫大な「訴訟費用」も加わるでしょう。

このように、月額家賃の請求に加えて、諸費用が次々と上乗せされて請求が届きます。その結果、200万円以上の上乗せになる場合も珍しくありません。合計で500万円以上もの一括返済請求になってしまう恐れも、ゼロではないでしょう。

実際にジャックスの家賃保証では、こうした諸経費の枠を200万円と見積もって設計されたプランもあります。これはつまり、ジャックスの家賃保証で滞納した場合、“滞納家賃とは別に”、諸経費で200万円もの請求が加算される可能性が、現実的に十分あり得るという証拠でしょう。

家賃滞納でジャックスから督促が来たら、すぐに債務整理の無料相談を

いかがでしょうか。
ここまでお読みいただいて、ジャックスの家賃保証の滞納、そして家賃滞納の恐ろしさが、十分ご理解いただけたものと思います。
同時に、「これほどの事態を、お金のない中で、自分ひとりで解決するのは難しい」とも、感じられたのではないでしょうか。

そこで必要になってくるのが、“債務整理”です。

債務整理とは、“借金減額の手続き”と解説されることが多いのですが、実はこうした家賃滞納についても、債務整理で解決が可能になっています。

債務整理には、「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」といった種類があります。
※利用者が少ない特定調停についての解説はここでは割愛します。

任意整理 将来掛かる利息や遅延損害金をカットし、元金のみを3年程度の分割払いとする
個人再生(個人民事再生) 全ての借金を5分の1~10分の1程度に減額し、3年~5年の分割払いとする
自己破産 資産を手放す必要があるが、全ての借金の返済義務が無くなる

こうした債務整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼して行うこととなります。ですが、『家賃滞納や債務整理の相談が無料でできる弁護士・司法書士』もいるため、現時点ではお金のことは心配しなくても大丈夫です。

ジャックスの家賃保証の滞納なら、自己破産せずに解決できる場合も多い

「自己破産」と聞いても、慌てないでください。
例えばですが、

困っている債務がジャックスの家賃滞納だけである
滞納家賃が雪だるま式に増える前に、債務整理を早めに着手できた

といったケースであれば、もっともペナルティの少ない「任意整理」だけで解決できる可能性も、十分にあるからです。また、他のクレジットカードや消費者金融、銀行カードローンなどの債務があっても、収支バランス等によっては、任意整理で済むことも多くなります。

他の債務で困っている場合も、合わせて解決が可能

逆に、ジャックスの家賃保証の滞納に加えて、他の借金や奨学金などの返済でも困っており、総負債額が多額になっている…というケースもあるでしょう。
こうした場合も、一度の債務整理で、合わせて減額・免除・再分割などの解決が可能です。

ジャックス家賃保証の滞納は、早めの債務整理が成功のカギ

ジャックスの家賃保証で、家賃を滞納してしまった場合、もっとも大切になるのが“早めの債務整理”です。どのような債務整理の方法を用いる場合でも、どんな状況でも、これは共通しています。

というのも、家賃滞納は“時間が経てば経つほど、急速に負債が増えていく”ためです。家賃は、暮らしているだけで毎月発生するものだからです。

早めに債務整理をすれば、滞納金額もまだ少ないので、ペナルティの小さい「任意整理」で解決できる可能性があります。しかし、いつまでも放置してしまうと、任意整理では手が負えなくなり、半年後には「自己破産しかないですね」となる場合もあります。

さらに、どうしようかと悩んでいる間に、裁判に訴えられてしまう恐れもあります。

債務整理が間に合わないと…

もしも債務整理が間に合わないと、明け渡し訴訟を起こされる等のリスクが、急激に高まるでしょう。

請求額の支払い(債務の履行)を求める「支払督促」などの法的措置
物件からの強制退去を求める、「明け渡し訴訟」

といった法的措置が次々と起こされ、裁判所から口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告状などが届き、あなたが「被告」として法廷で追及を受けることも、十分にあり得ます。

そうした法的措置の結果として、何が起きるのかを、簡単にご説明します。

  • 物件の強制退去(家を追い出される)。
  • ブラックリストになっているため、新しく部屋を借りることがむずかしい。
  • 原状回復費など、さらなる費用請求の追加⇒差し押さえ(強制執行)による強制回収。
  • 給与差し押さえにより勤務先にも迷惑が掛かる。仕事を失う恐れも。
  • 預貯金など他の資産も差し押さえされる。

仕事と住まい、2つの重要な生活基盤を失い、路頭に迷う結果になりかねません。
こうした事態を防ぐためにも、しっかりと弁護士や司法書士の力を借りて、債務整理を早め早めに進める必要があります。

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次のページでは、滞納した家賃を債務整理で解決する方法についてまとめていますが、「いきなり債務整理するのは気が引ける」という人のために、『様々な返済もまとめて減額診断できるサービス』についても解説しています。
ジャックスの家賃保証で督促を受けている方は、ぜひ、こちらもお読みください。

 

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