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- 闇金などの悪質な取り立てから避難できる「闇金シェルター」とは?
- 国に登録された公益財団法人「犯罪被害者緊急支援機構」が運営
- ヤミ金と完全に縁を切るためには、弁護士や司法書士の力も必要
この記事では、ヤミ金などの悪質な取り立てから避難できる、「闇金シェルター」について解説していきます。
闇金やソフト闇金に関わってしまうと、深刻な被害がいろいろあります。
その中でも特に恐ろしいのが、やはり「恫喝・脅迫」や「威圧的な取り立て」でしょう。
こうした被害を受けている場合、あるいは受けそうな場合、安全な避難場所を提供してもらえるのが、闇金シェルターです。
闇金シェルターの安全性や、運営者情報、利用申し込みの方法などを調べてみました。
闇金シェルターとは?取立て被害から逃げられる避難場所
それでは、闇金シェルターについて調べた結果をお伝えしていきます。
運営者 | 公益財団法人 犯罪被害者緊急支援機構[1] |
事業内容 | 闇金など犯罪被害にあった方に、安全な宿泊施設を提供 |
費用 | 無料 (国の助成金により運営) |
関連法 | 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律(振り込め詐欺救済法)[3] |
関連省庁 | 内閣府、金融庁、検察庁など |
住所 | ヤミ金シェルターの場所は安全確保のため秘密 |
連絡先 | ヤミ金シェルターの連絡先は安全確保のため秘密 |
簡単にまとめれば、「ヤミ金などの被害から逃げられる、秘密の安全・無料な宿泊施設」という事のようですね。
ヤミ金に追ってこられないように、シェルターの場所や連絡先は、完全に秘密となっています。
ヤミ金シェルターの利用申し込み方法
闇金シェルターの利用申し込みは、2つのパターンがあるようです。
「犯罪被害者緊急支援機構」の事務所に来所して申し込む
「闇金シェルター」に対応した、闇金解決に強い弁護士・司法書士に依頼する
申込の必要書類などの情報は、公開されていません(2019年1月16日時点)。
ヤミ金・ソフト闇金などの犯罪者から、被害者をかくまう団体ですから、安全確保のために徹底した秘密主義を貫いているのかもしれませんね。
より確実にヤミ金やソフト闇金から逃げる
ヤミ金やソフト闇金と縁を切って、平和な生活を取り戻す
という事を考えると、闇金シェルターに対応した弁護士・司法書士を通すほうが良いでしょう。
闇金シェルターは安全?メリットとデメリット
それでは、闇金シェルターの安全性や、メリット・デメリットについて見ていきましょう。
闇金シェルターの安全性と信頼性
「闇金シェルターって本当に安全なの?」
「実はヤミ金と仲間で、実際はタコ部屋みたいな所じゃないの?」
といった不安もありますよね。
調べてみたところ、闇金シェルターを運営する「犯罪被害者緊急支援機構」は、内閣府にも登録された公益財団法人だとわかりました。[1][2]
国が確認している団体なので、安全だと考えて良いでしょう。
ただし、「犯罪被害者緊急支援機構」の名前を悪用した“なりすまし”等には、注意が必要です。
公共団体などの名前を悪用し、なりすまして犯罪を行うのは、悪質業者や闇金、詐欺師などの一般的な手口です。
こうした“なりすまし”に騙されないためにも、闇金シェルターの利用希望は、信頼できる弁護士・司法書士を通して行うほうが安全です。
※しもひがし司法書士事務所などが闇金シェルターの利用をサポートしているようです。
闇金シェルターの費用とメリット・デメリット
闇金シェルターのメリットは、
悪質な取り立てから逃げられる
安全な秘密の宿泊施設に避難できる
という点です。
また、国の助成金によって運営されているため、費用も掛かりません。
しかし一方で、デメリットもあります。
それは、「闇金シェルターの提供サービスだけでは、闇金被害の完全解決は期待できない」という事です。
「ヤミ金に職場を知られている等の理由で、仕事に行けない」
「闇金シェルターに閉じこもって、家にも帰れず、外出も落ち着いてできない」
「安全を考えると、友人や親戚など、親しい人にも気軽に会えない」
闇金シェルターにただ避難するだけだと、このような問題に、すぐ直面してしまうでしょう。
だからこそ、闇金シェルターだけを利用するのではなく、完全解決を目指して、闇金に強い弁護士・司法書士の力を借りることが大切です。