アコムからの通知「お取り扱い部署変更のお知らせ」は何？

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この記事では、アコム（ACサービスセンター）から、『お取り扱い部署変更のお知らせ』という書類が届いた方に、解説をお届けしていきます。

アコムからの、『お取り扱い部署変更のお知らせ』という通知とは？

一見、通知書の名前だけ見ると、たたのお知らせのように見えますね。
ですがこれは、”単なる連絡ではなく、取り立ての通知のひとつ”と言っても良いでしょう。

書類を見ると、『審査第一部管理センター』に、取扱部署が変更になる…といったことが書かれています。
アコムの内部で”不良債権を扱う”部署です。

これは、今までの”お客様”から、”本格的な取り立ての相手”へと、あなたの位置づけが変わったことを意味します。

もはやあなたは、アコムにとってお客様ではありません。
”借金を返さない（返せない）、滞納者”です。

参考にアコムの審査第一管理センター一覧を掲載いたします。

上記の住所から届いた通知書は、架空請求ではないと判断できそうです。

これからどうなる？怖い人が取り立てに来る？

『お客様』から『滞納者』に変わったことで、アコムの対応がどう変わるのか解説します。

まず、『審査第一部管理センター』等の、”督促（取り立て）専門スタッフ”が出動するようになります。
といっても、アコムはしっかりと法律を守り、監査も受け入れている企業。ですので、暴力団員やその関係者等がやってくることは、絶対にありません。
また、暴力や暴言、器物破損などの違法行為も行わないでしょう。

ただし、『貸金業法を遵守した、自宅への合法的な督促訪問』などは、いずれ行われると覚悟しておいていいでしょう。

放置しているとどうなる？

もっとも確実に言えるのが、”このまま放置しておくと、裁判に訴えられる”という事です。
早く解決しないと、支払督促や貸金返還請求訴訟といった法的措置を執られるのは間違いありません。
債務名義をとられてしまうと強制執行(差し押さえ)を受けてしまいます。

預貯金、口座の預金
テレビやエアコンなどの家具・家電
正社員・公務員・アルバイト・パート・派遣などの勤務先から受け取るお給料

こうしたものが、全て”差し押さえ”の対象になります。

給与差押で、職場にも通知が届くため、全員に知られてしまいます。
その結果、仕事を辞めざるおえなくなり、”働けなくなってしまう”方も珍しくありません。

「アコムでお金を借りたのは、もう何年も前。なぜ今になって書類が届くの？」という方も、いるかと思います。
こうした方の場合、”最終支払日”から5年以上が経っており、かつ”時効の中断”が発生していない場合、消滅時効の援用をすることで借金を返済しなくて良くなる可能性があります。

これについて、詳しくは別の記事で解説します。

「私はアコムに契約もしていないのに、なぜアコム（ACサービスセンター）から書類が来るの？」と疑問に思う方もいるかと思います。
実はアコムは、消費者金融だけでなく、他社の保証業務も行っています。

以下のカードローン等を利用している方は、アコムから、『お取り扱い部署変更のお知らせ』などの書類が届く可能性があります。