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今回は、電気料金を思わず滞納してしまい、送電停止ギリギリになってしまった体験談をご紹介します!
リアルに体験した感想や、思ったこと、考えたことをお伝えできればと思います。
東京電力エナジーパートナーさんから、お手紙が?
2016年12月のある日の事。
朝起きて郵便受けをのぞくと、見慣れない緑色のハガキが…。
『非常に重要なお知らせです』
『至急ご確認ください』
“いかにもマズそうな雰囲気”のハガキに、『何かやってしまった!』と、見た瞬間に真っ青になってしまいました。
ハガキを手にとって、表面を見ると…
差出人は、『東京電力エナジーパートナー株式会社』
しかも、表紙には赤い文字でこう書いてあります。
“電気の供給に関する重要なお知らせです”
「え?電気?もしかして滞納しちゃった?ちゃんと払ってるし、今まで電話も一度も来なかったけれど…」
この時点では、“心当たりがまったくない”ので、疑問と不安でいっぱいでしたが…。
ともかく、このハガキの中身を見てみることに。
ハガキは着圧式で、表面と裏面、両方から剥がす形になっていました。
「緑のはがき」の中身は、やっぱり督促状!
はがきの中を見ると、やはり“電気料金滞納による督促状”でした。
表面は、支払い票。コンビニ等で支払いに使うバーコードが載っています。
裏面は、注意書きや督促の文章になっています。
どうやら気づかないうちに、2ヶ月前の電気料金を滞納してしまっていた模様。
すっかり払ったつもりになっていました…。
督促を受けて、慌ててしまった2つの理由
「うっかり電気料金を滞納し、督促はがきを受け取ってしまった…!」
見慣れない督促はがきに、随分慌ててしまいましたが…。慌ててしまった理由は、実はそれだけでは無かったんです。
(1)ちょうどお金が足りないタイミング
ちょうどその時、保険や家賃の更新など、大きな出費が重なるタイミング。いろいろと支払って、「今月は生活がギリギリだなぁ」と思っていた所に、この“予想外の督促”。
金額的には決して多くないのですが、精神的に迫るものがありました。
(2)送電停止のタイムリミットが早い
私がハガキに気がついたのは、9日(金)朝。
そして、“お支払期限日”は12日(月)。
それまでに支払わないと、“送電停止”。
‥あと3日しかない!
しかも、翌日・翌々日は土日です。
9日(金) 電気料金の督促はがき到着
10日(土)
11日(日)
12日(月) 送電停止のタイムリミット
「あまりにもタイムリミットが早すぎる!」
“電気料金の滞納は、2~3ヶ月は待ってもらえる”と、何となく聞いたことがあったのですが…。
実際に督促を受けてからだと、『送電停止』のタイムリミットは、ほとんど数日しか余裕が無いようです。
コンビニですぐに払ってきました
なんとかお金を用意して、その日のうちにコンビニで支払いを済ませました。
(※支払いする前に、せっかくの機会?だからと、ちゃっかり撮っておいた写真が、この記事の掲載写真です。)
督促はがきの表面のうち、右側の2枚分が支払い票になっています。
一番右側のページを切り取り、上記の部分だけを持ってコンビニに。
支払いでレジに出す時も、少し気まずいというか、恥ずかしい気分でした。
何しろ、“見るからに普通でない支払票”。
写真では赤線で消していますが、自分の名前や住所もしっかり記入されています。
店員さんが見ても、「ああ、この人、滞納しちゃったんだな」と思うのでは…?
“うっかり知り合いに会ったりしたら、絶対にバレそう”という理由で、少し離れたコンビニまでわざわざ行ってしまいました。
それでもやっぱり、恥ずかしかったですね。
電気料金の督促はがき、裏面に書いてある内容は?
支払いに行く前に、「これも人生経験だから」と、裏面の内容もつぶさに読んで、メモしておきました。
参考資料として掲載したいと思います。
まずは裏面の2枚め。
開いたハガキの、真ん中の部分になります。
<文字起こしここから>
電気需給契約の内容は特定小売供給約定で定めております1 料金の支払い義務及び支払日
電気料金は、支払期限日(検針日の翌日から起算して30日目)までにお支払ください。2 供給の停止
電気料金(他の需給契約の料金・すでに解約となった契約の料金を含む)の支払期限日をさらに20日経過してなお支払われない場合、電気の供給を停止することがあります。3 供給停止の解除
お客さまが供給停止の原因となった電気料金を全てお支払いいただいた後に、電気の供給を再開いたします。
なお、供給再開の作業は、原則として9時~24時の時間帯に実施しております。※安全のため、ご連絡いただいた後に送電を再開しております。
ご不在時に供給の再開を希望される場合には、ブレーカーのスイッチをお切りいただくか、火災の原因となるような電気製品の電源を必ずお切りください。
4 損害賠償の免責
上記「2 供給の停止」の場合、お客さまの受けた損害について賠償の責めを負いません。5 解約等
上記「2 供給の停止」の場合で、その後15日を経過してもお支払がない場合、需給契約を解除させていただきます。6 需給契約解約後の債権債務
電気料金その他の債権債務は、需給契約の解除によっては消滅いたしません。■電灯と他の契約を合わせてご使用のお客さまへ
他の需給契約において供給停止対象料金をお支払いいただけない場合は、原則として電灯の需給契約を供給停止します。
この場合、すべての需給契約の供給停止対象料金のお支払がされた後に供給を再開いたします。なお、解約の場合は、すべての需給契約を解約させていただきます。
そして裏面の3枚目は、督促状になっています。
<文字起こしここから>
電気料金お支払についてのお願い
REMINDER FOR UNPAID ELECTRIC CHARGES毎度ご利用いただきありがとうございます。
早速ではございますが、下記電気料金につきましては、お支払の確認がとれておりません。お支払がお済みでない場合は、コンビニエンス・ストアにて表面の電気料金等振込票により、XX月XX日 までにお支払いくださいますよう、お願いいたします。
上記期日までにお支払いただけない場合は、その翌日以降、ご不在でも送電をお断りすることになりますのでご承知おきください。
このお願いと行き違いでお支払をいただきました際は、失礼を深くお詫び申し上げますとともに、お支払い済の旨を当社までお知らせくださいますよう、お願いいたします。
こういう文章は、ネットや書籍で、資料としては何度も目にしてきましたが…。
いざ自分の所に向けられると、そしてリアルな書面で手元に届くと、“プレッシャーが段違い”ですね。
いくら『滞納した自分が悪い』とはいえ、
「督促を受けるって、本当にイヤだなぁ」
…と本当に思いました。
送電停止になると、再開は少し面倒
今回は支払いが間に合い、送電停止になりませんでしたが…。
はがきの文面には、
「安全のため、ご連絡いただいた後に送電を再開しております。」
と書いてあります。
つまり、送電停止になってしまった場合、
:滞納分を全て支払いする
:電話連絡をする
:供給再開の作業をしてもらう
この3つのステップを経ないと、供給再開されないようです。
なので、少し時間も掛かりそうですね。
安全のため仕方のない事なので、やはり電気料金は滞納したくない、という思いです。
滞納が続くと、解約になることも
滞納が続くと、電気の契約が『解約』になってしまう場合もあるようです。
『お支払期限日』から、さらに20日間、滞納が続くと、契約解除になるようですね。
『電気料金は2~3ヶ月待ってもらえる』という噂もありますが、督促ハガキの記載を見る限り、それほど待ってはもらえないようです。
では、もしも契約解除になった場合、どうなるんでしょうか?
『電気料金その他の債権債務は、需給契約の解除によっては消滅いたしません。』
という記載がありますから、解約になっても、滞納料金の取り立ては続くようです。
この段階では、おそらくブラックリストに載ってしまっている状態なのかな?と思います。
滞納を解消しなければ、新しく電気を契約することも不可能でしょう。
「電気料金を滞納したまま引っ越しをし、契約解除されて引越し先の電気が契約できない」
なんてトラブルも発生しそうですね。
後々の大きなトラブルにつながらないよう、電気料金は滞納しないように気を付けたいところです。
また、滞納してしまった場合も、早めに支払いをして、滞納を解消していきたいですね。
電気料金の滞納を放置すると債権回収会社から督促を受けることも!
電気料金の滞納をそのままにしていると、電気が止められたり契約解除になる事は既にご説明したとおりです。
ですが、支払いをせずにそのままにしていると、債権回収会社から取り立てが来るケースもあるようです。
債権回収会社は、法務代人の認可を得た、取り立てに特化している企業です。そこから督促が来ると事態は更に複雑になるので、滞納は早めに解決しましょう。
参考に、電気料金回収も手掛けている債権回収会社に関する記事を掲載いたします。
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