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このページでは、アイフルの借金を”時効で消滅させたい”と考える方に向けて、解説をお届けしています。
借金には、時効があります。
時効が成立すると、その借金が、”全て消滅”します。つまり、完済と同等扱いになり1円も返済しなくて良くなるわけです。
ただし、借金の時効は、ただ待っていれば成立するわけではありません。
:時効の中断を発生させない
:時効期間を過ぎたら、すぐに消滅時効の援用手続きを行う
この2つをクリアして、はじめて”借金が時効でゼロ”になります。
『消滅時効援用の手続き』を行わずに放置していると、100年経っても時効になりません。
まずは、この事が重要なポイントになります。
時効でアイフルの借金を無くせるケース
まずは簡単にイメージを掴むため、『アイフルの借金を時効で消滅させ返済不要になるケース』を見てみましょう。
(※あくまでイメージを掴む事例なので、確実ではありません。これと同じ状況なら絶対に借金を時効消滅できる…とは限らないので、ご注意下さい)
アイフルから、減額の提案書が届いた場合
○減額和解のご提案
○利息全額免除での一括返済案
○分割・一括和解のご案内
○優遇処置のご案内
○ご解決に向けて
…といった、『返済額を減額する提案』が届いた場合です。
この場合は、「もう時効期間が過ぎているのでは?」と、まず考えてみて下さい。
最終返済日から5年以上が経っている
といった場合、時効で消滅できる可能性が高くなります。
2011年7月に子会社の『(株)ライフ(現在のライフカード)』からキャッシング部門を引き継いでいます。旧ライフにはローンカードの「プレイカード」などがありました。
また同月、商工ローンの『株式会社シティズ』も親会社のアイフルに吸収されました。
こうした『旧ライフ』や『シティズ』の借金の滞納が理由で督促を受けた場合はアイフルに対して消滅時効の援用をすることになります。
アイフルの借金を時効で消滅できないケース
返済を延滞してしまい、アイフルから連絡が来て、やり取りを続けている場合です。
○電話連絡などのやり取りの中で、「支払いを少し待って下さい」「今は払えないです」等の発言を行っている
○一部返済、利息だけ返済などを行っている
こうした行動は、”債務承認”となり、その瞬間に時効のカウントがゼロに戻ります。
アイフルと電話連絡をしたり、一部でも返済をしていれば、その時点で時効期間が”振り出しに戻って”いるため、何年経っても時効はやってきません。
その他の時効の中断事由
上記で説明した”債務承認”のほかにも、裁判上の督促や仮処分の執行など、時効が中断される原因はいろいろあります。
とはいえ、こうした事態が発生している場合、基本的に裁判になるので、「消滅時効の援用が云々」とは言っていられない事態になっていると思います。
なのでこの記事では、”債務承認”に重点を置いて解説を行っています。
債務承認とは、『借金があると認める言動』です。
これには、”その時の支払いの意志は関係しない”ので、注意が必要です。
たとえば…
「今は払えません」
「お支払できません」
「返済を少し待って下さい」
こうした”払えない”という発言でも、借金があると認める=債務承認になり、時効は中断してしまいます。
アイフル借金の消滅時効援用ができる・できないの大きな目安
ここまでのポイントを踏まえて、アイフルの借金の時効援用ができる・できないを見分ける、シンプルな方法をご紹介します。
もう5年以上前の借金で、何の取り立ても一切来なかった場合
…時効を成立させられる可能性があります
自分でも忘れていたような昔の借金の督促状や、減額和解などの提案書が、突然やってきた
…時効を成立させられる可能性があります
アイフルからずっと電話や郵便で督促を受け続けている
…5年以上が経過していても、時効が成立できる可能性は低くなります。
借金の時効は、非常に複雑なルールがあるため、これが絶対の判断基準ではありません。あくまで一つの目安・参考として捉えて下さい。
「私の場合、時効を成立できるかもしれない」
と思った方は、まずは消滅時効援用に強い弁護士・司法書士にWEB無料相談し、プロの視点からアドバイスをもらいましょう。
アイフルの借金時効は、”援用”しないと”成立”しない
ここからは、アイフルの借金を消滅時効でゼロ円にするための、『消滅時効の援用』について解説します。
消滅時効の援用
消滅時効の成立
借金の時効は、期間を過ぎていても、”援用”しなければ”成立”もしません。
ただ待っているだけでは成立しないので、注意が必要です。
援用しないと、取り立てが延々と続く場合も
”時効期間が過ぎている”が、”時効の援用をしていない”場合を考えましょう。
この場合、まだ”時効は成立していない”ので、借金は依然として存在しています。
消滅していませんから、アイフルには取り立てを行う権利が残っています。そのため、しっかりと督促を続けていく事になるでしょう。
「昔の借金の請求が、ある日いきなり届くようになった」
「今まで何の音沙汰もなかったのに、急に督促を受けるようになった」
といった場合でも、これは同じです。
仮に時効期間を過ぎていたとしても、援用手続きを行わなければ、”これから延々と督促が続く”可能性が高くなります。
時効期間後の督促の狙いは、電話をさせること?
個人的な予測ですが、時効期間が過ぎてからの督促は、『電話をさせ、債務承認を行わせること』が目的ではないかと思います。
『減額和解のご提案』『利息免除のご提案』など、一見するとこちらに都合の良い書類が届くのも、それが理由です。
:”減額”・”利息免除”などを名目に、電話連絡をさせる
:その電話の中で、「はい、私が借りました」「今は払えません」など、”債務承認”にあたる言動を引き出し、時効を中断させる
:または、一部の支払いを行わせたり、約束させることで、債務承認として時効を中断させる
こうした事が、アイフルからの『和解提案』の、本当の目的なのでは?…と、個人的には思える部分もあります。
時効期間が過ぎた後でも、”中断事由”が発生すれば、時効のカウントはまたゼロに戻ってしまいます。
アイフルの視点に立って、考えてみましょう。
消滅時効を援用されて、成立してしまう
→ 1円も回収できない
減額提案に応じてもらい、時効の成立を阻止する
→ 減額にはなるものの、ある程度は回収できる
だから、あえて借り手に一方的に有利になる、『減額・利息免除』などを提案して、本当は時効の中断を狙っているのでは?といった推論も成り立ちそうですね。
詳しくは、プロに無料相談でアドバイスをもらいましょう!
ここまでお読み頂いて、「難しい」「頭がいたい」と感じる方も、多いのではないでしょうか?
かんたんな部分を、かいつまんでご説明しただけですが、それでも非常に難しい文章になってしまいました。
このように、借金の消滅時効の援用には、”とても複雑で、わかりにくいルール”があるんです。
だからこそ、”自分で勝手に判断しないこと”が、もっとも重要です。
自己判断で時効援用をした結果、失敗して訴えられた事例も
自分の判断で「時効だろう」と考え、司法書士の見よう見まねで、『消滅時効の援用書類』を作成、某金融会社に送付したところ、”逆に訴えられてしまった”という事例もあります。
自己判断が間違っており、実は”時効はまだ来ていなかった”んですね。
にも関わらず、援用の書類を送ったことで…
『この人は時効を援用するつもりだから、時効期間が来る前に裁判で訴えて、差し押さえで強制回収しよう』
という、”合理的かつ合法的な対応”をされてしまったわけです。
こうしたリスクもあるのに加え、『本当に時効期間が過ぎているかは、複雑なルールがあるため、自己判断ではわからない』という難しさもあります。
だから、時効援用は弁護士や司法書士の力を借りる必要があります。
一番最初に弁護士・司法書士に相談するべき理由
「アイフルの借金の督促が来たけれど、時効では?」
「アイフルから減額や利息免除の提案が来たけれど、応じるべき?」
と迷う方は、まず最初に、消滅時効に強い弁護士・司法書士に、WEBから無料相談しましょう。
一番最初に、弁護士・司法書士に連絡する理由
アイフルに連絡した場合
… ”債務承認”により、時効がリセットされてしまう可能性がある
警察・消費者センター
… 時効を援用していない = 成立していないため、督促を行うことは”完全に合法”。なので、警察も消費者センターも対応できない
だからこそ、一番最初に、弁護士・司法書士に相談する必要があります。
今まで大丈夫だったから、放置してもいい…大間違いです!
最後に、大切なポイントを一つ、解説します。
「今まで大丈夫だったから、今回も放置しよう」
こう考えるのは、まったくの大間違いです。
アイフルの時効援用を考える方は、「昔の借金の取り立てや、和解の提案書が急に来た」というケースが多いと思います。
今まで何の音沙汰もなく、平穏無事に暮らしていたのだから、これを放置しても大丈夫だろう…。そんな気になりそうですよね。
ですが、実際はそれほど甘くありません。
一度でも書類が届いたということは、”アイフルの督促対象リストに、あなたの住所や名前、借入額や勤務先が、全て記録されている状態”です。
リストを元に、アイフルは、淡々と合法的な督促を再開するでしょう。
2~3日おきの督促電話
週1回~数回程度の督促状・催告書の送付
督促のための自宅訪問
勤務実態の確認のための、職場への連絡
こうした”督促オペレーション”が、既に開始されていると見て、ほぼ間違いありません。
『今までの平穏無事な生活』は、”借金の消滅時効の援用手続きをしない限り、やってこない”とも言えます。
(※もちろん、アイフルにお金を払って解決する方法もあります。消滅時効を援用すればゼロ円になるとわかっていても、”借りたお金は返したい”と、自分の意志で返済を行う方もいます。そうした意志も、当サイトは否定するものではありません。)
アイフルの借金の消滅時効を相談するなら、”なるべく早いほうが良い”です。
アイフル側が時効の中断を狙い、裁判に訴える可能性も高くなっています。
そうした”手遅れ”になる前に、すぐに弁護士・司法書士に相談をしましょう!