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- 裁判所から特別送達で「支払督促」が届いた…どうするべき?
- 支払督促とは?無視すると差押え、異議申立すると裁判に。
- 払えない場合、すぐに弁護士・司法書士への無料相談が必要
この記事では、支払督促が簡易裁判所から届いた場合、すぐに行うべき行動について、かんたんにまとめていきます。
簡易裁判所から特別送達で「支払督促」が届いた方は、ぜひお読みください。
支払督促とは?裁判に訴えられたの?
まず簡単に、「支払督促」とは何か解説していきます。
裁判所から特別送達で届く「支払督促」は、ふつうの督促状や催告書とは大きく違います。
かんたんに言えば、「相手から裁判所に法的措置を申立てられてしまった」ということです。
「支払督促」とは
裁判所を通して発せられる督促
法的措置(法的手続き)の一種類
無視すると差し押さえを受けてしまう
異議申立てをすると通常訴訟(裁判)に移行する
ふつうの督促状や催告書は、届いただけでは「すぐ差し押さえ」とはなりません。
しかし、この支払督促は、「届いたら、放置しておくと最短2週間で仮執行宣言が付され、すぐ差し押さえ(強制執行)」になってしまいます。
かといって、異議申し立てをすると通常訴訟(裁判)に移行し、あなたは被告として裁判所に呼び出されます。
このように、しっかり対応しないと、本当に大変なことになってしまうのが、裁判所から届く支払督促です。
裁判所から支払督促が届いた…すぐに行うべき行動リスト
それでは、実際に裁判所から特別送達で「支払督促」が届いた場合、すぐに行うべき行動をまとめていきます。
(1)支払督促の内容を読む
届いた書類の内容を確認しましょう。詳しくわからなくても良いので、何が書いてあるか、目を通しておきます。
(2)自分の借入状況・債務状況などを確認する
支払督促が届いたということは、“何か返済や支払いを滞納している”ということです。
- カードローン(銀行、消費者金融など)
- クレジットカードのリボ払いや分割払い
- 住宅ローンや自動車ローン
- 学資ローンや奨学金
- 家賃滞納
- エステローンやメディカルローン
- 医療費の未払金
- 携帯電話などの分割払い
…など、各種の支払いや返済状況を、利用明細などを見て確認しましょう。
滞納の状況と、支払督促の内容を照らし合わせれば、「何の支払いを滞納して、どこから督促を受けているのか」が確認できます。
自分でも“よくわからない”という場合、あまり悩み過ぎず、次のステップに進んで下さい。
(3)無理なく払えるようであれば、すぐに支払いの準備をする
「すぐに一括で払えるし、払っても生活や仕事に何も問題ない」…という場合は、すぐに支払いの準備をしましょう。実際に支払方法については、債権者に確認してください。
(4)支払いが厳しいようであれば、急いで弁護士や司法書士に無料相談する
「とても払えない」
「分割なら何とかなるが、一括では無理」
「払ってしまうと、今後の生活ができなくなる」
…といった場合は、急いで債務整理に詳しい弁護士や司法書士にご相談下さい。
異議申立書を自分で記入・提出しない
債権者や裁判所に自分で連絡しない
ということも重要です。
自分一人で行動すると、失敗してしまう可能性がゼロではありません。最悪の場合は差し押さえを回避できなくなる恐れがあります。