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- ヤミ金やソフト闇金で借りたい…そんな人が知っておくべき「口座売買」の手口と危険性とは?
- ヤミ金やソフト闇金の口車に乗せられて、自分が違法行為を行ってしまい、警察に逮捕される恐れも。
- 危険を避けるための最良の方法は、「ヤミ金やソフト闇金から借りないこと」。借金せずに、生活費不足や今ある返済の悩みを解決する方法とは?
この記事では、「闇金やソフト闇金から借りたい」という方のために、“口座売買の危険性”を解説していきます。
ヤミ金やソフト闇金は、さまざまな手口で、口座売買を要求してくる事があります。言われるままに口座を売り渡して、犯罪に問われてしまう人も少なくありません。
こうした危険性と対策方法や、“闇金・ソフトヤミ金から借りずに済む方法”などを解説していきます。
口座売買とは?預金口座などを売り買いする違法行為
口座売買とは、銀行など金融機関の“預金口座”を売り買いすることです。
「口座不正利用防止法」違反になる、れっきとした違法行為です。
「口座を売り買いする」と言われても、なかなかイメージしにくいですよね。
まずは簡単に、ポイントを見ていきましょう。
口座売買(キャッシュカードや通帳、印鑑、パスワードなどの売買)
口座売買は、具体的には、「口座を利用するのに必要なもの」を売り買いします。
- キャッシュカード
- 通帳
- 印鑑
- ATMやネットバンクのパスワード
といった内容です。
こうしたものがあれば、自分名義の口座でなくても、入金・出金に利用できてしまいます。
言い換えれば、口座を売っても、その口座は相手の名義になるわけでなく、“自分の名義のまま、他人に使われる”ということです。
売買した口座は、オレオレ詐欺、振り込め詐欺、ヤミ金の取引など、犯罪に悪用される
口座を“買いたい”人は、“他人名義の口座が欲しい”ため、こうした取引を行います。
その目的は、オレオレ詐欺、振り込め詐欺、架空請求、ヤミ金やソフト闇金、麻薬取引などの“犯罪に使うため”と断言して良いでしょう。
他人名義の口座であれば、犯罪に悪用して調べられても、真犯人にたどり着くのは難しくなります。つまり、“犯罪者は、自分の身元を隠して(他人になりすまして)、犯罪に悪用できる口座が欲しい”ので、口座を買いたいわけですね。
言い換えれば、“口座を売ってしまうと、犯罪者が自分になりすまして、犯罪行為を働く”ということです。
口座売買は、売った側も違法行為に問われる
口座売買は、口座を買った側だけでなく、売った側も犯罪になってしまいます。
「預金口座等の不正利用防止法」によると、口座を売った人も“50万円以下の罰金に処せられる”となっています。
何度も繰り返し行うなど、“業として行っている”とみなされた場合は、さらに罪が重くなり、“2年以下の懲役若しくは 300万円以下の罰金”に処せられてしまいます。(同法第16条の2関係)
ヤミ金で借りると口座売買を要求される?様々な手口の事例
闇金やソフト闇金も、「口座売買」を利用者に持ちかける事が多々あるようです。ヤミ金もソフトヤミ金も違法業者なので、“身元を隠せる、他人名義の口座”が欲しいわけですね。
また、オレオレ詐欺や架空請求など、他の犯罪に悪用したり、他の犯罪グループに売却して資金にしたり…と、さまざまな悪用方法も考えられます。
ヤミ金やソフト闇金が、どうやって口座売買を要求してくるのか、主な事例をまとめてみます。
「小遣い稼ぎになる」とそそのかされる
「あなたもお金に困っているでしょう?いい小遣い稼ぎがあるけれど、やってみませんか?」
…といって、口座売買をすすめる手口です。
返済や融資などの取引とは無関係に、“親切を装って”、違法な口座売買に勧誘するわけですね。
“優良ソフト闇金”などを名乗る業者に、比較的多くみられる手口だと言われています。もちろん、通常の闇金でも、こうした話が持ちかけられる事もあるでしょう。
金が無いなら口座を渡せと言われて、返済の代わりに
「返済のかわりに、銀行口座を作って売り渡せ」
と、ヤミ金やソフト闇金から迫られるケースもあるようです。
要求される口座は1口だけでなく、何口も要求される場合もあると言われています。
また、口座を渡したからといって、それで返済がチャラになるとは限りません。口座を売った後も、引き続き厳しい取り立てが続くでしょう。
信用をつけるためにと言われて、融資の前に
闇金やソフト闇金の審査申し込み時にも、口座売買を要求される手口があります。
「信用をつけるために、銀行口座を作ってきてください。作った口座のキャッシュカードと通帳、パスワードを提出してください。」
…と、“売買ではない手続き”のように装って要求してくる事も多く、知らずに口座を渡してしまう人も大勢いるようです。
ヤミ金やソフト闇金に口座を売ってしまうとどうなる?
次に、闇金やソフト闇金に口座を売ってしまうと、どうなるのか見ていきましょう。
1:あなたの名義の口座が、違法な犯罪行為に悪用される
ヤミ金に売り渡した口座は、“あなたの名義のまま”悪用されます。
ヤミ金の違法金融業に用いられるほか、他の詐欺グループなどに売却されたり、反社会的勢力(暴力団など)に渡されて悪用される恐れもあるでしょう。
口座と一緒に、“あなた自身の個人情報”も、そうした違法勢力にわたってしまう危険性もあります。
2:売却した口座が凍結される
犯罪に悪用された口座は、すぐに警察や金融機関の調べで発覚するでしょう。そうなると、売却した口座が凍結されてしまいます。
売却した口座だけでなく、「自分の名義の口座は全て凍結された」という体験談も報告されています。
また場合より、全銀協の「凍結口座名義人リスト」に載れば、その情報は全国の金融機関で共有されるため、どこの銀行でも新たに口座を開設することが困難になってしまいます。
3:「口座不正利用防止法違反」などで、であなたが罪に問われる
口座売買は、売った側も罪に問われてしまいます。「口座不正利用防止法違反」に問われ、警察に逮捕されて、50万円以下の罰金を処せられてしまうでしょう。
“前科が付いてしまう”ので、後の人生にも大きく響きます。
ヤミ金の口座売買を防ぐ方法!もっとも良い対策とは?
口座を売ってしまうと、犯罪行為に悪用されたり、自分が罪に問われたりと、様々なリスクがあるとわかりました。
それでは、ヤミ金やソフト闇金から口座売買を要求されたら、どう対策すれば良いでしょうか?
結論から言えば、“そもそも、ヤミ金やソフト闇金を利用しないこと”が唯一の対策です。ヤミ金の強引なやり口や、ソフト闇金の巧妙な手口には、個人で対策・対処するのは実質ほとんど不可能だからです。
「手口を知っているから、自分で自分の身を守れる」
そう考えてしまう人ほど、ヤミ金やソフト闇金のカモにされると言って良いでしょう。相手は“プロの犯罪者”だという事を、甘くとらえてはいけません。
ヤミ金やソフト闇金から借りずに、お金の悩みを解決しましょう
ヤミ金やソフト闇金から借りたい場合、何か事情がある人が多いでしょう。とくに、「銀行や消費者金融の審査に通らない」という悩みが大きいと思います。
- 多重債務で、総量規制にかかっている
- ブラックリスト(信用ブラック)
- 生活保護や年金生活
- 無職や専業主婦
こうした事情があって、審査に通らず、どこからも借りられないのでヤミ金・ソフト闇金に…という事ですね。
また、
- 他の借金をたくさん抱えており、返済のためのお金が足りない
- 給料日前で生活費が足りない
といった事情もあるかもしれません。
「それほど大きな金額が欲しいわけではない」
「つなぎ資金で、今すぐ借りたい。金額は3万円ぐらいで良い」
「少し借りて、すぐ返そう」
そんな気持ちでヤミ金やソフト闇金から借りてしまい、借金地獄に引きずり込まれてしまう人も大勢います。
ですが、こうした悩みは、何もあえて危険な闇金・ソフト闇金から借りなくても、十分に解決可能です。
そうした解決方法について、次の記事で詳しく解説しています。
こちらもぜひ、ご覧ください。