ヤミ金の手口と対策 - 怪しいと感じたらすぐ相談を

投稿日:2016年10月9日 更新日:

ヤミ金の危険性についてお話すると、ほとんどの方は、こうおっしゃいます。

「ヤミ金が怖いのなんて、もう知ってますよ!」
「闇金業者なんて、頼まれたって使わない!」

自分は知っている、わかっているから大丈夫…。
ですが実は、この「わかっている」という方ほど、危険です。

ヤミ金を見分けられる方は、ヤミ金の特徴を知っています。
ですから、その特徴に当てはまらない業者なら、ヤミ金ではない…と判断してしまう傾向があるんです。

例えば…。

『ヤミ金って、ヤクザがやってるんでしょ?私が借りた業者は、すごく丁寧で人柄が良かったから。』

ですが、“人柄が良いから、闇金ではない”という理由は、どこにもありません。


この記事では、『闇金の手口・最新版』をご紹介していきます。
ですが、この記事を読んで、「この手口に当てはまらない業者は、闇金ではない」とは判断しないよう、お気を付けください。

この記事をお読み頂き、闇金の手口をすべて理解した気分になってしまう事が、もっとも危険です。
その危険性をお伝えするために、最初にこのお話をさせて頂きました。

ヤミ金の手口の“最新トレンド”は、詐欺との合わせ技

トレンドというと、ちょっと不謹慎かもしれませんが…。
ヤミ金など、犯罪の手口にも、ある種の流行=トレンドのようなものがあります。

流行遅れの古い手口は、もう大勢の人に知られてしまっているので、通用しなくなるんですね。

そのため、闇金業者=犯罪者は、次々と新しい手口を編み出しています。

それでは、ヤミ金の手口・最新トレンドは何でしょうか?
愛知県弁護士会、新潟県弁護士会などの報告によると、「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺との関連が指摘されています。


こうした専門家の指摘を元に、実例をシミュレーションしてみましょう。

まず、犯人Aがオレオレ詐欺を仕掛けて、被害者に“お金を用意しなければいけない”と思いこませる。
オレオレ詐欺のほか、ワンクリック詐欺、架空請求などの場合もある。


犯人Bが、弁護士、警察関係者などを詐称し、被害者に連絡をする。
「業者を紹介するので、そちらからお金を借りて欲しい」等と伝え、闇金業者(犯人C)へ誘導する。


犯人C=闇金業者が被害者と連絡を取り、違法な高金利の融資を行う。
被害者はパニックになってしまっているため、違法な金利などの契約内容に気が付かない。


後からオレオレ詐欺の実態に気がついても、犯人C=闇金業者は、「うちは関係ないので、契約通りに返済して下さい」と取り立てを行う。


このように、“詐欺+ヤミ金”という方法で、お金に困っていない方もターゲットにする手口です。
従来の闇金業者とはまったく違う手口なので、ヤミ金についての知識がある方でも、被害にあってしまう恐れがあります。

また、被害に遭われた方は、詐欺のことは相談しても、お金を借りたことは隠してしまう場合もあります。

もしも家族や友人・知人など、親しい方がオレオレ詐欺・ワンクリック詐欺などに遭われた場合、

「ヤミ金被害にも遭ってる恐れがある」
「詐欺業者にもターゲットにされている」

と考え、弁護士に相談する必要があります。

柔らかいイメージで被害者を誘う、ソフト闇金

近年のヤミ金の手口には、「ソフト闇金」もあります。
これまでのヤミ金の、怖いイメージを一新したもの…というと聞こえは良いですが、「態度が怖くない」だけで、違法な高金利での貸し付けや、違法な取り立てを行うなど、危険性に違いはありません。

中には、「自分たちは闇金である」と公言してはばからないソフト闇金業者もあります。

そうした業者は、

・ヤミ金とは、届け出を行っていない金融業者のこと
・これまでのヤミ金よりも金利が安いので、ソフト闇金と名乗っている

といった解説を行っているケースもあります。
この解説だけ見ると、今までの闇金よりも安全そうに思えてしまいますが、違法な犯罪であることや、危険があることはまったく同じです。

こうした業者には、少し関わってしまっただけでも危険があります。
仮にお金を借りなかったとしても、ソフト闇金業者にメールや電話を送ったり、業者の使っている個人間融資掲示板などに書き込みをしてしまうだけでも、そこから個人情報を辿られて、さらなる詐欺や犯罪のターゲットにされる恐れがあります。

個人を装って融資を持ち掛ける“個人間融資”

“業者”という点でヤミ金の危険を見分けている方も、コロっと騙されてしまうのが、この“個人間融資”の手口です。

闇金業者であるとは一切名乗らず、「個人で融資をやっている者」といった形で債務者を集め、お金を貸し付けます。

ですが、正式な許認可を得ておらず、違法な高利貸しや取り立てを行うなど、実態としてはヤミ金と一切変わりません。
中には、「お金に困っている方のために、善意で貸付を行っている」等と装う犯人もいます。

ですが、少し考ればわかる通り、善意だけで見知らぬ相手にお金を貸す事は、現実にはほとんど考えられません。
そうした志(こころざし)と、十分なお金を持つ方は、信頼できる貧困支援団体などのNPO、NGOに寄付を行うのが通常です。

「自分が知らないだけで、世の中にはそういった善意の人がいるかもしれない」
と考える事は、決して間違いではありませんが、だからこそ「善意を装った犯罪者」の可能性も、見過ごしてはいけません。

多種多様な手口、あやしいと思ったら相談を!

この他にもまだまだ、闇金業者の手口はたくさんあります。

代表例だけ見ても、携帯電話を利用した090金融クレジットカード現金化などの不正行為を利用するもの等が挙げられるでしょう。

ヤミ金と言うと、いかがわしい雑誌の裏に広告を出したり、マンションの一室でヒッソリ営んでいる…といった、“待ち伏せ型”犯罪者のイメージがありますが、実態は大きく異なります。
架空請求などと連動してるものもあれば、実在する消費者金融のような綺麗なホームページを運営しているヤミ金業者もいます。
積極的に私たちの隙を狙っています。

ちょっとでも「おかしい」「アヤシイ」と思うことがあれば、必ず専門家に相談しましょう。
放置しておくと、さらなる犯罪のターゲットにされてしまう恐れも高くなります。

警察?消費者センター?闇金被害の相談・通報窓口

ヤミ金や特殊詐欺(架空請求など)の被害にあってしまったり、少しでも巻き込まれそうになった場合、すぐに専門家に相談する必要があります。

主な相談先には、最寄りの警察署、消費者センターと、弁護士・司法書士があります。

警察署の生活安全課

警察に相談する場合、お住まいの地域警察署の“生活安全課”に行きましょう。わからない場合は、警察署の窓口で相談すれば案内してもらえます。
事情を話して、適切な対応方法についてアドバイスをもらうことができます。

ただし、ヤミ金からの取り立てストップなど、自分の悩みの解決は、警察には依頼できません。
そうした「被害者個人の悩みへの対応」は、警察ではなく弁護士の仕事となります。

例え話ですが…泥棒に入られた場合も、警察は“泥棒を捕まえること”はしますが、“泥棒の被害にあった財産を補うこと”は行いません。そうした被害者個人の救済は、弁護士が手助けする事になっています。
ヤミ金被害についても、これとまったく同じことが言えます。

消費者センター(国民生活センター)

消費者センターも、ヤミ金被害の相談窓口の一つです。
ただし、こちらも被害者個人の救済を行う機関ではありません。

相談をすれば、対応方法のアドバイスをもらえますが、消費者センターの職員がヤミ金と交渉をしたり、取り立てを止めてくれるわけではありません。
また、消費者センターの相談員は、ベテランの方も豊富ですが、アルバイトの臨時職員が担当している地域も多くなります。

そのため、闇金からお金を借りてしまったり、何らかの関わりを持ってしまった場合、消費者センターでは解決できないケースが多くなります。

弁護士・司法書士

警察の生活安全課や、消費者センターに行った場合でも、ヤミ金関係ならほとんどが「弁護士に相談するように」とのアドバイスを受けるでしょう。

弁護士・司法書士に依頼すれば、闇金業者からの取り立てストップ返済停止など、具体的な解決を大きく期待できます。

とはいえ、弁護士・司法書士なら誰でも良いわけではありません。
闇金対応を得意とした弁護士・司法書士を選ばなければ、何の解決にもならないどころか、事態が悪化してしまう恐れもあります。

必ず、“闇金対応に特化している弁護士・司法書士”を選んで相談しましょう!

闇金問題を無料相談できる弁護士・司法書士をまとめました

 


警察庁 特殊詐欺対策HP→link
独立行政法人 国民生活センター→link
東京弁護士会→link
愛知県弁護士会→link
新潟県弁護士会 ヤミ金、オレオレ詐欺、架空請求等に対する取り組み強化の決議→link
生活安全課→link

-闇金

Copyright© 【債務整理ジャーナル】借金が返せないときに役立つ債務整理情報サイト , 2019 All Rights Reserved.