アールエムトラストから家賃滞納で取り立てが…裁判や立ち退きを防ぐ方法は?

投稿日:2019年1月12日 更新日:

この記事では、家賃保証の「株式会社アールエムトラスト」から、家賃滞納で取り立てや督促を受けた場合の対処方法について解説します。

アールエムトラストとは?代位弁済や法的措置の意味は?
お金が払えないとどうなる?
取り立てを止めてもらう方法は?

…など、お困りの方に役立つ情報をお届けしていきます。

また実際に、家賃滞納でアールエムトラストから取り立てを受けた人の体験事例も、ご紹介していきます。

株式会社アールエムトラストから、家賃滞納で取り立てが来る理由

まずは簡単に、株式会社アールエムトラストについて解説します。

株式会社アールエムトラストは、日本各地で営業している家賃保証会社です。「Fit's」というサービス名で、家賃保証業務を展開しています。

賃貸物件の家賃保証として、

入居者の審査
家賃を滞納された場合の代位弁済(立て替え払い)
立て替えた滞納家賃の督促・回収

…といった業務を行っています。

株式会社アールエムトラストは、入居者が家賃を滞納すると、それを一時的に「立替払い」します。この立て替え払いのことを、代位弁済と呼びます。

そして、家賃を滞納した人に対して、

「契約に基づき、あなたの滞納した家賃を立て替えました。なので、立て替えた分のお金を、アールエムトラストに払って下さい」

と、督促を行います。((委託を受けた保証人の求償権) 民法459条 [1])

こうした仕組みで、アールエムトラストから、家賃滞納の取り立てが来ることになります。

家賃保証アールエムトラストに払えない…減額できない理由

アールエムトラストに限らず、家賃保証会社からから取り立てを受ける場合、代位弁済をした求償権に基づく督促で、一括での請求がされることが多いです。

こうした事態に直面しても、すぐに払える人はお金を払ったほうが良いのは言うまでもありません。

しかし現実には、何か月分もの滞納家賃をせざるを得なくなるほど経済的にひっ迫している場合が多く、一括ですぐに払える人はほとんどいません。

「事情があって払えないのだから、まけて(減額して)ほしい」

という人も多いでしょう。
ですが、こうした交渉を自分で持ちかけても、解決は難しいと思われます。

企業は、契約や法律などの「ルール」で動く

相手はただの個人ではなく、株式会社アールエムトラストという“企業組織”です。

どんな企業も、法律、契約、社内規約など、「ルール」に従って行動します。個人の感情や事情といった話には、交渉の余地もありません。

「本当にお金が無いんです」
「払えなくて困っています」
「こういう事情があって払えないんです」

…と、いくら説明したところで、「この人はかわいそうだから、返済を免除してあげよう」といった判断はできないのです。

これは、接客業のアルバイト等を経験した人なら、お分かりかと思います。いくらお客様に頼まれても、「その人だけ特別に値引き」とか、「その人だけ特別サービス」は、できませんよね。

まったく同じことが、アールエムトラストにも言えます。どれだけ事情があっても、「あなただけ特別に返済減額」ということは、勝手にはできないのです。

“法律のルール”に従った話し合いなら、減額・免除の可能性アリ

株式会社アールエムトラストは、法律やルールをしっかり守り、平等・公正な対応を行う企業です。そのため、あなたが個人的に電話をして、「返済をまけてください」と頼んでも、対応できません。

しかし、

取り立てストップ
返済の減額・分割や免除
裁判などの法的措置の回避

…など、お金が無くても事態を解消できる方法があります。

★“返せない・払えない”解消のための法律があります

日本の法律には、「払えない・返せない」といった悩みを解消するための、特別な法律の仕組みがあります。
それが“債務整理”という手続きです。

この債務整理を使えば、アールエムトラストへの返済も、手元にお金が無くても解決できる可能性があります。

具体的な方法については、次の記事で詳しく解説していきます。今すぐ無料で行える対応方法もあるので、アールエムトラストからの取り立てでお困りの方は、ぜひご覧ください。

家賃滞納による立ち退きや裁判を防ぎ、返済を減額する方法

アールエムトラストの取り立てと「追い出し」の事例

ここで、過去にあった株式会社アールエムトラストによる「追い出し行為」の事例をご紹介したいと思います。

アールエムトラストは、健全な合法企業です。国土交通省の家賃保証会社登録制度にも登録されており、国からも健全性が認められた企業です。(国土交通大臣 第52号)[2]

しかしながら、過去に一部のスタッフが、行き過ぎた取り立て行為を行ってしまった事例があるようです。

アパートの家賃滞納を理由に無断で家財を撤去したのは違法な「追い出し」行為だとして、住人の男性が家賃債務保証会社「アールエムトラスト」(東京都中央区)に220万円の損害賠償を求める訴えを17日、東京地裁に起こした。
原告側によると、追い出し行為の被害は数年前から社会問題化し、違法と認める判決が相次いでいる。提訴後、記者会見した男性は「今後被害がなくなるよう世間の協力を得たいと思って提訴した」と語った。

出典:家賃滞納したら家財撤去され「追い出し」違法と提訴 - MSN産経ニュース(2014.4.17 14:18) link archive

報道によると、株式会社アールエムトラストの一部の従業員が、違法な“追い出し行為”を行ってしまった…とのこと。
追い出し行為とは、家賃滞納者を物件から追い出すために、さまざまな嫌がらせをする行為です。

家財道具を無理やり運び出す
鍵を換えて、入居者が入れないようにする
玄関ドアなど、目立つところに張り紙をする

…など、いろいろな手口があります。

強制退去は、“裁判所の許可”がなければ執行できない

賃貸の入居者を退去させることは、基本的に、裁判所の許可がなければできません。そして、裁判所の許可を得るためには、「物件明渡訴訟」という裁判を行う必要があります。

こうした裁判上の手続きを経ずに、嫌がらせ等により無理やり立ち退かせる「追い出し行為」は、違法な“自力救済”となります(※自力救済禁止の法理)

こうした問題を、過去にアールエムトラストの一部従業員が起こしてしまったようですね。ですが現在は業務改善もしっかりとされ、国交省にも認められる健全な企業になっています。

今のアールエムトラストは、しっかりと法的措置で回収を行う

現在の株式会社アールエムトラストは、過去の不祥事の反省を生かし、再発防止を徹底していることでしょう。
だからこそ、法律をしっかりと守り、債権回収も裁判によって行うと考えられます。

言い換えれば、「取り立てを無視・放置し続けていると、裁判に訴えられてしまう」ということです。

★裁判に訴えられる前に、返済減額・免除の手続きを

裁判を起こされてしまったら、まず勝ち目はありません。
家賃滞納の事実などが、しっかりと証拠とともに記録されているからです。

強制退去
口座差押え
給与差押え

…などの厳しい法的措置を避けるためにも、裁判を起こされる前に、返済減額・免除の手続きを始めていきましょう。

家賃滞納による立ち退きや裁判を防ぎ、返済を減額する方法

 

資料:アールエムトラスト株式会社 会社概要と住所・電話番号・支店情報

アールエムトラスト株式会社の企業情報
商号又は名称 アールエムトラスト株式会社
URL http://www.fits-rm.jp/
所在地 東京都中央区日本橋茅場町3-7-6茅場町スクエアビル7F
電話(代表) 03-6264-8338
国土交通省登録番号 家賃債務保証業者登録番号
国土交通大臣(1)第52号
主に提供する商品の保証範囲 ■滞納賃料 ■原状回復 ■残置物撤去費用 ■訴訟費用
営業地域
(国交省登録情報など)
宮城、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、京都、大阪、兵庫、福岡
営業所 -
その他の電話番号 -
主要株主 -
備考 「fit's保証システム」の商標でサービス展開

※上記は2019/2/12時点でのものです。不正確な情報を含んでいる可能性がありますので、正しくは公式サイトでご確認下さい。

--脚注、参考資料--
[1](委託を受けた保証人の求償権) 民法459条
[2]住宅:登録家賃債務保証業者一覧 - 国土交通省
家賃保証業者登録規定(国土交通大臣告示第898号)に基づく登録家賃債務保証業者の情報
アールエムトラスト株式会社 link

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