住宅ローンや借金返済でブラック企業を辞められない…社畜脱出の方法とは?

投稿日:2018年8月17日 更新日:

★この記事を読んでわかること
(約3分で読めます)
  • ブラック企業を辞めたい!でも借金があって辞められない…。そんな場合の対策方法とは?
  • 転職に失敗したらローンが返せなくなる…借金を早めに完済することがカギ!
  • 返済を早く終わらせて、無事にブラック企業を退職する方法とは?

今回は、「住宅ローンや借金返済でブラック企業を辞められない…社畜脱出の方法とは?」と題して、記事をお届けしていきます。

ブラック企業を、辞めたくても辞められない…。
さまざまな事情があると思いますが、住宅ローンなどの借金返済が重荷になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「脱ブラック企業・脱社畜」のための、借金整理について、お話していきます。

「こんな会社、辞めたい…」とあるブラック社員の思い出

まず最初に、筆者の個人的な思い出話をさせて下さい。
学生時代、かなりブラックな労働環境の、とある量販店でアルバイトをしていた事がありました。
アルバイトですらサービス残業が当たり前、休憩ナシ10時間労働も当然、おまけに社風は体育会系という名のパワハラ体質…悲惨な現場です。

幸いにも筆者は、一週間ほどですぐ退職できたのですが、思い出はその最終出勤日です。
勤務中はパワハラ・暴言の嵐だった社員が、帰り際の筆者に、ぽつりと、呟きました。

「こんな会社、俺だって辞めたいよ。でもローンが残ってるから…」

その時の社員の、疲れ切った表情。
10年以上たった今でも、鮮明に思い出せます。

「ローンがあるから、ブラック企業を辞められない」。
「借金があるから、社畜を脱出できない」。

同じような悩みをお持ちの方は、日本全国、大勢いるのではないでしょうか。

なぜ借金やローンがあると、脱社畜・脱ブラック企業ができないのか

それでは本題に入っていきましょう。
そもそも、なぜ“借金やローンがあると、ブラック企業を辞められない”のでしょうか?

「転職に失敗したら、ローンを返せなくなるから」
「辞めたら収入がなくなって、借金を返済できなくなるから」

そうお答えになる方が、ほとんどだと思います。
そして、確かに現実味のある心配です。

また、もう少し深く考えている方も多いでしょう。

「借金を抱えたまま転職しても、返済のために焦って次の職場を探してしまう。だから、次もまたブラック企業に引っ掛かってしまうかもしれない。」

「ローンを抱えたままでは、落ち着いて転職活動もできない。現実的に難しい。」

…こうした慎重な考え方も重要です。
ブラック企業や社畜から脱出するためには、「ブラックではない会社に転職する」ことが必須です。そのためにも、借金返済に追われながらの転職は、避けたいですよね。

こうして振り返ると、「借金やローンの返済」が、ブラック企業脱出の大きな“足かせ”となっている現状が、改めて確認できました。

★「辞めたら返済どうするんだ?」ブラック企業の“社畜を逃がさない”手口

“ローンや借金があると、ブラック企業を脱出できない”。

この考え方は、ブラック企業が“社畜を逃がさない”ための言い分としても、用いることがあります。

たとえば、「もう辞めたいです」と言ったり、退職願を出してきた社員に対して、ブラック企業のブラック上司が、このように言います。

「辞める…ってお前、次の仕事はどうするんだ?まだ住宅ローンだって残ってるだろう」

「お前、ローン抱えてるんだってな?ウチを辞めて、返済どうするんだ。滞納したら差し押さえだぞ?」

こうして、“借金やローンがあること”を逆手にとり、ブラックな職場から従業員を逃がさないわけです。

これもブラック企業の典型的な手口ですので、意識しておいて損は無いでしょう。

脱社畜のために、借金やローンを、債務整理で早めに解消する

それでは解決編です。

「脱社畜のために、借金やローンを、債務整理で早めに解消する」方法を検討してみましょう。

そもそもの問題は“借金やローン返済を抱えていること”です。
言い換えれば、借金やローン返済が無くなれば、脱ブラック・脱社畜もしやすくなります。

そこで、債務整理という手続きを活用して、“先に借金問題のほうから解決してしまおう”というわけです。

債務整理とは?人生ドン底の手続きではありません

債務整理とは、借金や各種ローンなどの返済を、減額・免除する手続きです。破産法、民事再生法などの法律で定められた、正式な手続きも含まれます。
いくつかの種類がありますが、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つが、主に用いられる方法です。

さて、債務整理というと、

「借金が返せなくなり、取り立て屋に追われている多重債務者が行き着く、人生のドン底」

…といったイメージが、あるかもしれませんね。
しかし実際には、債務整理は、そうした悲惨な状況をもたらす手続きではありません。

「任意整理」「個人再生」「自己破産」の特徴を、かんたんに見てみましょう。

任意整理

  • 今後の利息をカットして、返済を減額
  • 残った分も、無理なく返せる長期分割に
  • 整理する借金を選べるため、「住宅ローンだけ残して、家を手放さずに、他の借金を減額する」といった事も可能
  • 家族に知られずに借金を整理することにも向いている
  • 財産の清算を必ずしも必要としない

個人再生

  • すべての返済を5分の1~10分の1程度に減額
  • 残りを長期の分割払いに
  • 数百万円~数千万円の借金でも、大幅に減額できる
  • 「個人再生の住宅資金特別条項」により、家を手放さずに、住宅ローン以外の借金を減額する方法も選べる
  • 財産の清算を必ずしも必要としない

自己破産

  • 原則として、すべての返済を全額免除
  • どれほど多額の借金でも、ゼロ円にできる
  • その後の生活や仕事に大きく支障が出ず、また財産を築くことも可能
  • 一定以上の財産が無い場合、「同時廃止」となり、財産の清算も行われない
  • 2004年以降の“新しい破産法”により、昔と違って、生活再建がしやすくなった

また、債務整理をする人も、極貧の多重債務者や、どうにも首が回らない滞納者…というわけではありません。

「滞納はしていないが、このままだと返済が苦しいため、生活を立て直すために債務整理をする」

「今は大丈夫だが、今後の収支を考えると厳しさがあるので、予防的に債務整理をする」

…といった事も、十分にあり得るケースです。

もちろん、「ブラック企業から脱出したいが、借金返済が不安で転職できない」という場合も、債務整理での解消が期待できます。

債務整理や自己破産=人生ドン底のイメージは、昔のテレビドラマのもの

現代の債務整理は、「生活を立て直す」ことに重点を置いた手続きです。

債務整理や自己破産に対して、「悲惨なことになる」「人生ドン底」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。

たとえば、80年代~90年代のテレビドラマや漫画で、“悲惨な破産者”の姿が、たくさん描かれてきましたね。ですが、こうしたイメージは、2004年以前の“旧破産法”時代のものです。

今の法律では、仮に自己破産になったとしても、生活をしっかり立て直せる仕組みになっています。また、自己破産せずに返済を減額できる、「個人再生」「任意整理」という手続きもあります。

★債務整理の相談だけでも活用を

「借金のせいでブラック企業を脱出できない」
そんな風にお悩みの方は、借金を早めに完済するため、債務整理の相談だけでも利用してみましょう。

相談だけでも、先々の見通しが明るくなり、ブラック企業脱出のきっかけとなる事もあります。

次のページで、債務整理の無料相談を受け付けている、弁護士・司法書士の情報をまとめています。
こちらもぜひ、ご活用下さい。

 

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