奨学金が返せない、返還できない…債務整理で解決する方法

投稿日:2018年7月9日 更新日:

「奨学金の返還が苦しい」
「奨学金がなかなか返し終わらない」
「滞納してしまい、日本学生支援機構や債権回収会社から督促を受けている」

そんな方のために、この記事では、奨学金の返還を“減額・免除”する手続きや、無料相談窓口について解説していきます。

まず最初に、かんたんなポイントをまとめていきましょう。

奨学金の返済に困った場合、まず日本学生支援機構に相談し、「返還期限猶予」や「減額返還」などを求める方が多いかと思います。ですが、これは条件がとても厳しく、実際には認められない人も大勢います。

ですが実は、こうした日本学生支援機構の「返還猶予」などとは別に、国の認めた借金減額の手続き(=債務整理)でも、奨学金の返還は、減額・免除できる可能性があります。

★奨学金の返還がいくら減額できるか、無料診断でシミュレーション

実際にお困りの方は、債務整理でどのくらい奨学金返還が減額できるのか、「借金減額シミュレーション」を使って調べてみましょう。

借金減額…といっても、奨学金も借金(債務)のひとつですから、こうした診断の対象になります。
また、奨学金返還のほかにも、カードローンやキャッシング、クレジットカードなどの返済が残っている場合、シミュレーターの「借入件数」や「借入金額」の項目に、合わせて入力していきましょう。

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奨学金の返還だけでなく、
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それでは、もう少し詳しい解説をはじめていきます。

※返済の余力のない方を対象としています。
このコーナーでは、経済的な余力がなく、返したくても返せない方を対象としています。経済的に余裕のある方は、次の世代のためにも、奨学金を返還していきましょう。

日本学生支援機構に電話・相談する前に知っておくべき事

奨学金の返還を滞納してしまうと、

『日本学生支援機構(JASSO)』
エムユーフロンティア債権回収
日立キャピタル債権回収
アルファ債権回収

といった所から、督促状や催告書などの通知、電話が来る恐れがあります。

こうした連絡は全て合法的な督促です。
ですが、すぐに慌てて折り返し電話をしたり、自分から連絡をするのは、“少しだけ待って”下さい。

奨学金返済には、支払いが減額・免除・猶予される“救済制度”が、いくつか用意されています。

ですが、対応を誤ると、この救済制度のうち、一部の『法的救済』が“使えなくなってしまう”ケースがあるんです。

「そんなの知らなかった!」
「話が違う!」
「そんなつもりじゃなかった…!」

奨学金問題を抱える大勢の方から、こんな声が聞こえてくるのも、この複雑なシステム(制度)が理由の一つです。

そのため、まずは事前に予備知識をつけて、“正しい対応方法を取る”ことが、絶対に必要不可欠です。

奨学金が払えずに差し押さえ…一日あたり約89件の法的処理が行われています

奨学金の督促への対応を誤ると、法的手続き(=差し押さえ・強制執行)になる恐れがあります。

これは、最低限の2か月分の生活費などを残し、その他は全て回収されてしまう、大変強力な“強制回収手段”です。

差押えを受けると、人生終了です

差押え(強制執行)を受けたために、今後の生活が成り立たなくなり、失踪・自殺してしまう方も、少なくありません。

「自分には差し押さえられる財産もない」という方も、油断はできません。

“預貯金、銀行口座、保険の解約金はもちろん、これから受け取る給料や、退職金までもが差し押さえの対象になります。”

職場やバイト先にも差押えの通達が届き、その結果、仕事を失ってしまう場合もあります
それが原因で、就職はおろかバイトもできず、収入の道を絶たれてしまうケースもあります。

奨学金の滞納が9か月になると、支払督促の申し立てといった法的処置が執られ、差し押さえへと進んでしまいます。

そして、これは決して他人事ではありません。
日本学生支援機構は、差押え=“法的手段による回収”を、「強い覚悟」で強化すると、公式資料に明記しています。

奨学金貸与事業における債権管理

[1]※赤枠、強調は当サイトによる

また実際に、奨学金の滞納で差し押さえを受けている方も大勢います。

日本学生支援機構の公式資料『平成26年度業務実績等報告書-JASSO』によると、一年間で32,564件の法的手続きが執行されています。

日本学生支援機構による法的処理実施状況 (平成26年度)
支払督促申立予告 16,707件
支払督促申立 8,495件
仮執行宣言付支払督促申立 1,960件
強制執行予告 4,436件
強制執行申立 646件
強制執行 320件
合計 32,564件

出典:平成26年度業務実績等報告書-日本学生支援機構 archive

これは、一日当たり平均89件の法的措置が、裁判所を通して行われていると言えるのです。

奨学金が返せなくなったら、どうすれば?差し押さえを回避するために

奨学金の滞納は、解決しないと9ヵ月で差押えになってしまう恐れがある、大変な問題です。
では、奨学金が返せない時、どうすれば差し押さえを回避できるのでしょうか。

まず基本的には、日本学生支援機構に相談するべき…とされています。
ですが、日本学生支援機構に相談しても、誰もが必ず「返還猶予」「返還免除」を利用できるとは限りません。

減額返還
・約束どおりの返還は困難だが、減額した金額ならば返還が継続できる場合
・災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合
⇒ 一定期間、「当初割賦金を2分の1または3分の1に減額」して、減額返還適用期間に応じた分の返還期間を延長する。
※返還予定総額が減額されるものではありません。延滞している場合は願い出できません。

返還期限猶予
・現在返還が困難であるため、一定期間返還を待ってほしい場合
・災害、傷病、経済困難、失業などにより返還が難しくなった場合
⇒ 一定期間「返還を停止し先送りにする」事により、その後の返還がしやすくなります。
※返還すべき元金や利息が免除されるものではありません。

返還免除
・本人が死亡し返還ができなくなったとき、精神若しくは身体の障害により労働能力を喪失、または労働能力に高度の制限を有し、返還ができなくなった場合
⇒返還未済額の全部又は一部の返還が免除される

参考資料:返還が難しいとき - JASSO [2]

しかし、これらの制度は、一円でも延滞金があると利用が認めらないものもあります。
また、そもそもの適用条件も厳しいですね。

債務整理=国の認めた借金減額手続きを使う方法も

もう一つの方法として、国の認めた借金減額手続きである、「債務整理」を使う方法もあります。奨学金も借金(債務)のひとつなので、この“債務整理”で、他の借金やクレジット等と同じように、返済を減額・免除できる可能性があります。

ただ債務整理は、弁護士や司法書士への依頼が必要になったりと、気軽にできる手続きでもありません。返済が減額~最大で0円に免除されるほど、強力な効果を持っているので、その分あまり気安い仕組みでは無いわけですね。

そこでまず手始めに、「借金減額シミュレーション」を使ってみるのがオススメです。

奨学金返還も、他の借金やクレジットカード等も合わせて、どのくらい減額できるか調べられる
無料・匿名・登録不要で、スマホやパソコンから、誰でもすぐに利用できる
弁護士や司法書士が運営・参加しているので、安心して使える

こうした返済減額シミュレーターを使って、減額のイメージだけでも掴んでおくことが、解決の大きな第一歩になるでしょう。

奨学金の返還がいくら減額できるか、無料診断でシミュレーション

 

約4割の人が、奨学金の返済に苦しんでいます

2016年3月3日、日刊ゲンダイ誌が、『奨学金問題』に切り込む記事を掲載しました。
奨学金を利用した方の約4割が、「返済が苦しい」と回答しているそうです。

「奨学金の返済が苦しい」――。こんな若者が多いことが明らかになった。労働者福祉中央協議会(中央労福協)が組合員らにアンケート調査を実施。34歳以下で奨学金を借りていた人の39%が「苦しい」と答えた。

出典:4割が「返済苦しい」 深刻化する“奨学金地獄”の実態 link archive1 archive2

また同記事では、『闇金のように容赦なく』取り立てを受けることや、滞納すると『有無を言わさず法的手段に訴えられる』等の問題も指摘されています。
(※『』内は同記事より引用)


実際には、闇金のような違法な取り立ては行われず、“合法的に、しっかりと回収を行う”ものであり、闇金とはまったく異なります。
あくまで“印象”として、取り立てがつらいと感じる方もいる…という事ですね。

とはいえ、その人数はアンケート対象者の4割ですから、苦しんでいるのは、一人だけではないのも確かです。

当サイトを通して、奨学金滞納・未払いの解決に、一歩を踏み出して頂ければと思います。

 


---脚注---
[1]日本学生支援機構について 平成28年3月 archive
[2]返還が難しいとき-JASSO
※法的救済、制度内救済の用語は、次の組織の定義を参考としました。
救済制度│奨学金問題対策全国会議 archive

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