サラ金の借入0社でも多重債務?奨学金や家賃滞納でも…かんたん診断&無料相談!

投稿日:2018年11月7日 更新日:

★この記事を読んでわかること
(約10分で読めます)
  • サラ金からの借入がなくても「多重債務」?金融庁の資料をもとに、新しい多重債務の基準や条件を徹底解説
  • 「払えない・返せない」…ちょっとしたキッカケが借金地獄の一丁目一番地。その理由とは?
  • どんな支払や返済も、「つらい、苦しい」と思ったら、すぐに対策が必要!返済減額シミュレーターの活用も

この記事では、「多重債務」の意味や、当てはまる人について解説していきます。

まず、ここで言う“債務”は、“借金などの返済のこと”と理解してください。
すると“多重債務”とは、

「借金をいくつも(多重に)抱えて、返済に困っている人」というイメージ

になりますね。

ところが実際には、「借入1社でも多重債務」「消費者金融や銀行からの借金がなくても多重債務」という人も存在します。

一体どういうことなのか、わかりやすく解説していきます。

多重債務=「3社以上」「年収の3割以上が借金」は古い基準

まず、「多重債務」というと、どんなイメージがあるでしょうか?

数社から借金している
いつも返済に追われていて、お金がない
返済のために、別の業者からお金を借りる(自転車操業)

…といった印象ではないかと思います。

確かに以前までは、多重債務は、「複数の業者から借入をしている人」という定義でした。具体的な基準は資料によっても異なりますが、おおむね、

「3社以上の借入がある人」

または

「年収の3割以上の負債を抱えている人」

といった基準です。
ところが、新しい「多重債務」の基準では、こうした条件に当てはまらなければ、多重債務とは言えない…という事でもありません。

借入1社でも、サラ金の借金が無くても…多重債務の新しい考え方

金融庁が平成23年に改定した、「多重債務者相談マニュアル」[1]では、多重債務について、次のように定義されています。

従来は、複数の消費者金融等から借入れを行い、債務が膨らんでいた者が多かったことから、複数債務を抱える債務者を「多重債務者」と呼び、その対策が講じられてきた。現在では、消費者金融等からの借入れのほか、現下の厳しい経済情勢における収入減などの理由から、返しきれない債務を抱える債務者も多く、このような方たちも含めて「多重債務者」と総称している。

出典:多重債務者相談の手引き-金融庁[1]

まとめると、

“消費者金融(サラ金)の借入があるかどうかに関わらず、「返しきれない返済や支払いを抱える人」も含めて、多重債務者”

と、金融庁は定義している事になります。

もしかして私も?新しい「多重債務者」の条件

消費者金融(サラ金)からの借金があるかどうかは、関係ない
返しきれない返済や支払を抱えている

これが、金融庁による新しい「多重債務者」の条件です。
具体的には、どんな状態でしょうか?具体的に見てみましょう。

たとえば、こんな人も多重債務者

カードローンやクレジットカードの返済に困っている
住宅ローンや自動車ローンの返済がつらい
奨学金の返還が苦しく、返しきれない
家賃を滞納しており、払いきれない金額の請求を受けている
債権回収会社や保証会社から督促を受けているが、払えない
携帯電話の分割払いがつらく、支払が遅れがち
高額なエステローンや医療ローンを組んでしまい、払いきれない
…など

つまり“何らかの、払いきれない・返しきれない返済や支払”を抱えている人は、すべて多重債務だと言うことができます。
一つでも当てはまるものがあれば、あなたも「多重債務」と診断して良いでしょう。

本当に私も多重債務者?かんたん診断Q&A

消費者金融の借金は1円もありません。困っているのは他の支払いですが、それでも多重債務でしょうか?

はい。何らかの支払や返済に困っていれば、多重債務と言えます。
借金とは、正しく言えば「金銭債務(債務)」になります。これは、サラ金からの借金に限ったものではありません。支払や返済の約束(契約)であれば、すべて金銭債務と言うことができます。
そして、返済や支払(=金銭債務の履行)に困っている状態であれば、多重債務者に含まれると考えられます。

「銀行カードローンはサラ金じゃないから安心」と聞きました。銀行のカードローンでも、返しきれないと多重債務ですか?

はい。銀行カードローンの返済がつらい場合も、多重債務者に含まれます。
多重債務者かどうかの判断には、新しい考え方では、「どこから借りたか」「いくら借りているか」といった問題は、まったく関係ありません。銀行カードローンであっても、返しきれない状態では、「多重債務」と言って良いでしょう。

奨学金は借金じゃないから、返還が苦しくても多重債務ではないですよね?

いいえ。奨学金の返還も、実質は借金と同じです。
奨学金を運営する「日本学生支援機構」は「金融事業としての一面も持つ」ともされており、奨学金は実質的には借金と同じです。また、多重債務の新しい条件では、「借金かどうか」に関わらず、「返せない・払えない」状態であれば、多重債務と言えます。
つまり、奨学金の返還がつらい場合も、“多重債務”と言うことができます。

多重債務者は、お金にだらしない人だと思います。私はしっかり家計簿もつけているから、返済がつらくても多重債務者ではないですよね?

「多重債務者=お金にだらしない人」ではありません。多重債務は、誰でも陥る危険性があります。
金融庁の資料でも、次のように明記されています。

多重債務の問題は、誰にでも起こり得る問題です。たとえば、医療費が払えない、今月の家賃が支払えない、今月の生活費が足りないといった、日常のちょっとしたきっかけから多重債務となってしまうのです。

出典:多重債務者相談の手引き-金融庁[1]

金融庁も、「家賃」「医療費」「生活費」などの具体的な例を挙げながら、「多重債務は、誰にでも起こりうること」とハッキリ断言しています。

住宅ローンの返済がつらいのは当たり前だと言われました。みんなつらいから、多重債務ではないですよね?

どの程度つらいか?という点も重要です。
たとえば、

「住宅ローンを払うと、毎月、まともに生活できない」
「住宅ローンの支払いのために、借金をしないといけない」
「住宅ローン返済のせいで、食費や医療費、子供の教育費が足りない」
「毎月の支払がたびたび遅れてしまう」

…といったように、生活に具体的な支障が出ている場合や、契約通りの返済が続けられない状態であれば、多重債務と考えて良いでしょう。

こうした生活状況は、人によっても異なります。ですから「みんなつらいから」と一括りにして考えると、解決が手遅れになってしまう危険性があります。

多重債務かも?返済減額診断&無料相談でチェック!

いかがでしょうか?
サラ金からの借金に限らず、また借入件数や借入金額が少なくても、「返済や支払が苦しい」と感じた場合は、多重債務に陥っている恐れがあります。

そこで、まずは“返済減額診断”を使って、かんたんに、自分の返済や支払が減額・免除できないかチェックしてみましょう。

返済減額診断(返済減額シミュレーター)とは?

返済減額シミュレーターは、「債務整理」という国の定めた手続きで、各種返済や支払を減額できるか、簡単に診断できるチェッカーです。

本物の弁護士や司法書士が運営・参加しており、安心
国の定めた正式な方法で、各種の返済や支払を減額できるか診断チェック
登録不要、無料、匿名で利用可能
ネット上から、スマホやパソコンですぐに使える

といった特徴があります。

「借金減額診断」「借金減額シミュレーター」など、名前に“借金”とついているものもあります。
ですが、借金=金銭債務ですので、いわゆるサラ金やカードローンのような、「現金を借りるもの」以外でも診断できます。

借金には、「現金を借りるもの」と「現金を借りないもの」の2つのタイプがあります。感覚的には、「現金を借りるのが借金」というイメージがありますが、実際には、「現金を借りないもの」も借金に含まれます。
そのため、上の図にあるどちらも、減額シミュレーターで診断チェック可能です。

奨学金、家賃滞納なども「借入件数」「借入金額」に合わせて、減額シミュレーションしてみましょう。

★おすすめの安心な返済減額診断

安心して利用できる、おすすめの返済減額診断やシミュレーター、チェッカーを、次の記事でまとめています。
詳しい利用方法なども解説しています。

返済や支払にお困りの方は、ぜひ、こちらをご覧ください。
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私は多重債務じゃない…「正常性バイアス」の罠と危険性

サラ金からの借入がなくても、多重債務になっている恐れがある
どんな返済や支払でも、「きつい、つらい」と感じている場合、多重債務にあたる恐れがある
多重債務は、誰にでも起こり得る

こうした内容を、金融庁の資料をもとに解説してきました。

ですが、「自分も多重債務かもしれない」と認めるのは、気持ちの良いことではありませんよね。

“多重債務ではない”と思いたい気持ち…

・「確かにクレジットカードを使い過ぎて困っているけれど、自分は多重債務者ではない」
・「住宅ローンの返済がつらいけれど、それはみんな同じだから、自分だけ多重債務という事はない」
・「私が滞納しているのは奨学金だから、多重債務ではない」

このように、“自分は大丈夫、問題ない”と思える理由を、いくつも探したくなってしまいそうです。
ですが、このように考えたところで、問題は何ひとつとして解決しません。

時には命にもかかわる、「正常性バイアス」という罠

実際には「問題があって、すぐに解決が必要な状況」でも、「私は大丈夫」と思いたくなってしまう…。

この心理は、「正常性バイアス(Normalcy bias)」と呼ばれます。

正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

出典:正常性バイアス-wikipedia

正常性バイアス(自分は大丈夫だと思い込みたい気持ち)は、誰の心にもある働きです。

この心理があるために、たとえば大きな災害に見舞われても、「私は大丈夫」と思ってしまい、避難が遅れて、命を落としてしまう事例もたくさんあります。
東日本大震災、2014年の御岳山噴火などでも、「正常性バイアス」が原因で逃げ遅れ、亡くなった人が大勢いると考えられています。

このように、“命の危機が迫っている状態”ですら、私たち人間は、「自分は大丈夫」と対策を先送りにしてしまいます。
まして、いますぐ生命の危機に瀕しない「返済・支払」の問題では、より「自分は大丈夫」と、正常性バイアスの罠にはまってしまいがちです。

「自分はまだ大丈夫」
「返済に困っているけれど、多重債務ではない」

…と思いたくなったら、この“正常性バイアス”のことを思い出しましょう。そして、「本当に大丈夫?」「無事に完済できる?」と、冷静に考えてみましょう。

「少しでも返済・支払が減ったら、楽になるのに」と思えたら危険信号

正常性バイアスにとらわれないために、こんな考え方も役立ちます。

「支払や返済を減額できるなら、減額したいかな?」

と想像してみましょう。

「少しでも減額できたら、楽になるのに…」
「利息だけでもゼロになったら良いのに…」

と思えたら、返済がきつい・苦しい=多重債務の危険信号です。

★返済を減らす合法的な手続き=“債務整理”による減額をシミュレーション

「少しでも減額できたら、楽になるのに…」
「利息だけでもゼロになったら良いのに…」

こうした気持ちがある場合、国の定めた「債務整理」という手続きで、返済が減額・免除できる可能性があります。

まずは返済減額シミュレーションを使って、実際にどのくらい減額できそうか、簡単に診断してみましょう。
無料・匿名・登録不要!借金減額診断シミュレーター

 

「返済や支払が苦しい、つらい」は、深刻な問題

「返済が苦しければ多重債務」というのは、もしかしたら、少し乱暴な言い方に聞こえるかもしれません。
ですが、「返済が苦しい・つらい」という問題は、決して軽く見て良いことではありません。

この問題の深刻さを、金融庁も深く認識しているからこそ、「誰の身にも起こる問題」として警鐘を鳴らしているのだと思います。

出典:多重債務者相談の手引き-金融庁[1]
多重債務者の状況

それでは、一体どのような危険性や深刻さがあるのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

返済不能になり、滞納し、取り立てや督促を受ける

どんな返済や支払も、払えなくなって滞納すると、取り立てや督促を受けることになります。

電話、郵便、自宅訪問など、法律で認められている取り立て・督促の方法もあります。また、「債権回収会社」という、法務大臣の許可を得た、特別な“取り立てのプロ企業”もあります。

郵便での取り立てだけを見ても、次のように様々な書類があります。

督促状
催告書
期限の利益喪失による一括返済請求
法的手続き執行予告
特別催告書
最終督促状
最後通告

こうした通知書を毎週のように受け取り、督促の電話は毎日着信し、業者による自宅訪問も受け…。

そうした生活を送っていると、心理的にも大変なダメージを負ってしまいます。

「返済のために借金」を繰り返し、借金地獄に

取り立てのプレッシャー等から、「お金を払えば解決する、解放される」と、“返済のために他社から借金”をしてしまう人もいます。

「そんなことをしたら、余計に首がまわらなくなる」
「返すために借りるなんて、借金地獄のはじまり」

…と、今は冷静に判断できるかもしれません。
ですが、いざ自分の身に、取り立て・督促が降りかかるようになると、話は違ってきます。

頭では「いけない」とわかっていても、冷静な判断力を失い、「返すために借りる」泥沼にはまってしまう人も大勢います。

総量規制による「借金生活の破綻」

「返すために借りる」自転車操業のような状態になってしまうと、そこからの破綻や転落は、思った以上に急激です。

というのも、借金を繰り返していると、すぐに「総量規制」によって、“どこからも借りられない”状態になってしまうからです。

総量規制とは、貸金業者に対する規制の一つです。
「債務者の年収の1/3以上を融資してはいけない」と、法律で定められています(改正貸金業法第13条の2第2項)。また近年では、銀行業界も自主規制により、実質的にこの「総量規制」が適用されているような状態です。

そのため、「返済のために借りる」「借金しないと生活できない」という状態になると、あっという間に総量規制を超えてしまい、「どこからも借りられない=生活破綻」となってしまいます。

「家賃が払えない」
「携帯電話料金が払えない」
「今月の奨学金の返還がつらい」

…など、最初は“ちょっとしたお金の悩み”と思えることがキッカケで、あっという間に「借金しないと生活できない」状態に陥り、それもすぐに破綻してしまうのが、この問題の恐ろしさです。

支払督促、裁判、差し押さえ(強制執行)などの法的措置を受ける

「返せない・払えない」という状態が続き、滞納が積み重なると、相手業者から“法的措置”を取られてしまいます。

裁判所による「支払督促」
「貸金返還請求訴訟」などの通常訴訟(裁判)
家や土地、給与、預金、一定以上の価値のある家財などに対する差し押さえ(強制執行)

こうした法的措置を受けると、取り返しのつかない事態になってしまいます。家族や職場も巻き込んで、多大な迷惑をかけてしまうでしょう。
お金の問題だけでなく、人間関係や、社会的な立場など、あらゆる面で再起不能に陥ってしまう恐れもあります。

差し押さえ(強制執行)について詳しく知りたい方は、こちらの記事もお読みください。

ヤミ金やクレジットカード現金化など、違法・悪質業者の被害に

「払えない・返せない」問題は、あっという間に深刻化します。
次のような違法業者・悪質業者の被害に遭ってしまう人も、後を絶ちません。

ヤミ金やソフト闇金、LINE闇金
⇒どれも違法で悪質なヤミ金です。違法金利、過激な取り立て、家族や職場への嫌がらせなど、さまざまな被害を受けてしまいます。

クレジットカード現金化
⇒クレジットカードのショッピング枠を現金化する…という体裁ですが、実際には、現金化した以上の高額な請求が行われます。また、カード会社の規約違反などに問われる恐れもあります。

Twitter個人間融資
⇒個人を装っていますが、実体はヤミ金業者などの宣伝・集客窓口に過ぎません。

ヒトトキ融資
⇒返済の代わりに…と、女性に対して性的関係を強要する卑劣な業者です。関係が一度で終わるとは限らず、写真や動画を取られて、さらに脅迫を受けるなどの恐れがあります。

精神的・身体的に病んでしまう危険性

取り立てを受けるストレスや、「返せない・払えない」自分への嫌悪感、将来への不安…。こうしたダメージが蓄積し、精神的・身体的に病気になってしまう恐れもあります。

このリスクは金融庁も非常に重く見ており、先ほどの「多重債務者相談マニュアル」の中でも、多くのページ数を割いて、この問題を扱っています。

多くの相談者の示す不安や焦燥感、絶望感、無力感、抑うつ気分、悲観的な考えなどは、色々と解決を試みても自分ではどうにもならず、問題が膨らむばかり、という強いストレス状況に対する、いわば正常な反応です。

出典:多重債務者相談の手引き -金融庁[1]

また、多重債務問題と同じく、うつ病などの疾患も、「誰にでも起こり得ること」です。

うつ病は、日本では約15人に1人が、一生のうちに一度はかかる病気といわれています。「誰がいつなってもおかしくない」と言われるほど、身近な病気です。

出典:こころの耳 ご存知ですか?うつ病 -厚生労働省 link archive

最悪の場合、“自殺”など、命に係わる問題にもなってきます。
多重債務や「払えない・返せない」状態による、こうした健康上の危険性も、私たちが思っている以上に深刻です。

ちょっとしたキッカケが、地獄の一丁目一番地

いかがでしょうか?
ここまでの内容で、「払えない・返せない」という問題が、どれだけ深刻な事態を引き起こすか、詳しく確認してきました。

「こんな話は、大袈裟なことに過ぎない」
「自分はこんな事にはならない」

と思った方は、少し戻って、「正常性バイアス」の話を読み返してみてください。

「自分はまだ大丈夫」と思っているうちに、ズルズルと悪化して、気が付けば取り返しのつかない事態になっている…。

そうした恐ろしさがあるからこそ、

『医療費が払えない、今月の家賃が支払えない、今月の生活費が足りないといった、日常のちょっとしたきっかけから多重債務となってしまう』

と、金融庁も警鐘を鳴らしているのでしょう。

★深刻な事態になる前に、早めに減額・免除の手続きを

ちょっとした「返せない・払えない」でも、深刻な事態になる前に、早めに対策を打つことが重要です。

まず最初のステップとして、匿名・無料・登録不要で気軽に使える、返済減額シミュレーターを利用してみましょう。

「借金減額診断」といった名前のシミュレーターでも、サラ金や銀行カードローンに限らず、さまざまな支払い・返済を含めて診断できます。
次の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
借金減額診断シミュレーターやチェッカーで返済がどれだけ楽になるか調べよう!

 

「支払・返済に困っている」=減額・免除できる可能性あり!債務整理とは?

「支払いや返済に困っている」という状態は、決して良いものではありません。対策が手遅れになると、大変な事態になってしまう事も、ここまでの内容で確認してきました。

ですが見方を変えると、「支払いや返済に困っている」という事態は、「支払や返済を、合法的に減額・免除できる」という事にもなり得ます。


返済や支払いに困った特に、減額・免除できる“債務整理”という手続きがあります。これは、法律で定められており、“日本国民の正当な権利”とされています。

債務整理は、国が定めた法律で、借金の返済が困難になった人を救済し、生活を改善することを目的とした制度なのです。現在の生活状況に応じた制度を利用することは国民に与えられた権利です。

出典:アストレックス司法書士事務所

この“債務整理”は、基本的に、「返済や支払に困っていること/近い将来、困った事態になりそう」であれば、弁護士や司法書士への依頼を通して、誰でも利用できます。

《債務整理の種類と、基本的な条件》

  条件 減額・免除のかたち
債務整理 特に決まりは無い(原則として、支払不能になる恐れがある等) ・返済計画の立て直し
・利息や遅延損害金の免除
個人再生 支払不能になる恐れがある時 ・全ての返済を1/5~1/10程度に減額し、残りを長期の分割返済に
自己破産
(管財事件)
支払不能の時で、一定以上の財産がある場合 ・原則として、すべての返済を免除
・一定以上の財産の清算
自己破産
(同時廃止)
支払不能の時で、一定以上の財産を持たない場合 ・原則として、すべての返済を免除
・財産の清算は行われない
特定調停 支払不能になる恐れがある時 ・交渉次第

※裁判所-手続対比一覧表[2]を元に当サイト作成

この表のように、「債務整理」にはいろいろな種類があります。
手続きの種類によって、条件や解決のかたち等も違います。

とはいえ、手続きの利用条件に注目してみると、

支払不能になる恐れがあること
支払不能になっていること

…など、「返済や支払いに困っている」事情があれば、返済減額・免除の手続きが、利用できる事になっています。

滞納がなくても、返済や支払いを合法的に減免できる可能性あり

任意整理、個人再生、特定調停の条件を見てみると、「支払不能になる恐れがあること」とされています。

これはつまり、「まだ滞納はしていないし、取り立ても受けていないけれど、近い将来に困ったことになりそう」という場合も含まれる…と解釈して良いでしょう。
つまり、こうした場合でも、債務整理で返済・支払を減免できる可能性があるということです。

★債務整理で、私の返済や支払いも減額できる?無料のシミュレーターで診断チェック

先ほどからご紹介している「返済減額診断」「返済減額シミュレーター」も、実はこの“債務整理”の仕組みを活用したものです。法律に基づく、合法的な返済減額・免除の仕組みで、診断していると考えて良いでしょう。

だからこそ、返済減額診断・シミュレーターは、弁護士や司法書士が運営または参加して、サービスが提供されています。

こうした返済減額診断やシミュレーターを使って、あなたの抱えている返済や支払いも、減額できないか簡単に調べてみましょう。
無料・匿名・登録不要!借金減額診断シミュレーター

 


--脚注、参考資料--
[1]多重債務者相談の手引き -金融庁 link archive
[2]裁判所-手続対比一覧表 link archive

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