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この記事では、「ヤミ金の取り立てに困っている」という相談事例をご紹介していきます。[1]
悩みの内容
- ネットで見つけた業者から3万円を借りた。あらかじめ「利息」と「手数料」が引かれて、24000円が入金された。
- 1週間後の返済期日に返済ができずにいると、しつこい取り立ての電話が来るようになった。
- 申し込み時に家族や勤務先の情報も伝えてしまっており、そちらにも取り立てをすると脅されている。
- 今後どうすればいいか?
「自分も似たような悩みがある」という方は、ぜひご覧ください。
ネットで見つけた「ソフト闇金」でお金を借りてしまった…
まずは、この事例の詳細情報をまとめていきます。
性別 | 年齢 | 職業 | 月収 | |
相談者(本人) | 男性 | 20代 | 不明 | 不明 |
借入先 | 借入件数 | 借入額 |
闇金 | 1件 | 3万円 |
※ヤミ金の手口として、実際には貸し付けた金額以上の請求を行っていると考えられます。「遅延損害金」「損害賠償」などの名目で、数十万円の請求をされる事も珍しくありません。
相談者の希望
- 自分や家族、勤務先への嫌がらせを止めたい
- 闇金と縁を切りたい
専門家の回答:ヤミ金の借金は返済義務ナシ、しかし取り立て・嫌がらせを止めるには…
続いて、この相談者の悩みに対して、専門家がオススメしたアドバイスと、その理由を見ていきましょう。
専門家のアドバイス
- 貸金業登録もされておらず、手口から見ても、相手はヤミ金の可能性が高い
- ヤミ金から借りた借金に返済義務は無い
- しかし、嫌がらせや執拗な取り立てを受ける危険性がある
- ヤミ金解決に強い弁護士・司法書士などに相談するよう助言
ヤミ金解決に強い弁護士・司法書士への相談を勧めた理由
- ヤミ金への返済義務は無いが、放置しておいても、嫌がらせが続いてしまうため
- 自分の力でヤミ金の取り立て・嫌がらせを防ぐのは困難かつ危険なため
ヤミ金解決に強い弁護士・司法書士への相談を行った結果
- ヤミ金のしつこい取り立てがピタリと止まった
- 家族や勤務先を巻き込むこともなく、完全に縁を切れた
解説:広まりつつある「ソフト闇金」の手口…どうやって縁を切るかがポイント
今回の相談事例は、内容を見る限り、「ソフト闇金」の被害にあってしまったものと思われます。
ソフト闇金は、近年、ネットを中心に被害が拡大しているヤミ金の一種です。従来型のヤミ金とイメージが少し異なるのですが、やっていることは
- 違法な高金利での貸付
- 無許可金融営業
- 返済が滞ると、脅迫的な取り立てを行う
- 家族や勤務先なども巻き込んで被害を拡大させる
…と、悪質極まりない違法業者です。
さて今回のポイントは、こうしたヤミ金の取り立て・嫌がらせをどうやって止めるかという点にあります。
返済については、闇金など悪質業者からの借入は、“不法原因給付”に該当するので“返済義務はない”という事は、かなり広く知られた事実ではないでしょうか。ただ問題は、「返さなくて良い」と言われても、実際には強引な取り立てが続いてしまうことが問題です。
ヤミ金と縁を切れなければ、解決にはなりません。
警察に相談しても、早期解決にはつながらない
「ヤミ金は犯罪だから、警察に相談すれば良いのでは?」
「警察に言えば、ヤミ金を逮捕してもらえるのでは?」
…と期待する方も多いようです。
確かにこれも間違いではありません。実際に、警察によるヤミ金の逮捕事例もたくさんあります。近年とくに被害が増えている「ソフト闇金」も、やはり警察に摘発されています。
ただし、警察による解決には、
- 警察を動かすためには、事件性を立証する必要がある
- 実際に動かせたとしても、ヤミ金逮捕までに時間が掛かる
…といったハードルの高さもあります。
まず、よく言われるのが「民事不介入」という警察のルールです。
簡単に言えば、「ただのお金の貸し借りによるトラブル」では、警察は動けません。そこで、「私の遭っている被害は、ただのお金のトラブルではなく、ヤミ金事犯です」ということを、疎明資料によって明らかにする必要があります。
この「疎明資料が必要」というのは、国会でも議論されたことがあり、そこでも警察庁生活安全局長が政府答弁として正式に答えています。[2]
警察庁の資料[3]によると、ヤミ金事犯を警察が認知してから、疎明資料を準備して事件捜査に着手するまでには、早くても90日(およそ3ヵ月)以内となっています。
こうした事情もあり、警察に動いてもらい闇金を逮捕してもらうためには、疎明資料づくりに強い専門家に相談することが近道なのです。
弁護士・司法書士なら、最短即日で闇金と縁を切ることも
警察では疎明資料を準備するのに時間がかかってしまう…
一方で、ヤミ金に強い弁護士・司法書士なら、最短即日でヤミ金と縁を切ることも可能です。
弁護士や司法書士は、法律の専門家。
法的な裏付けにもとづき、しっかりとした疎明資料を整えて、警察を動かすことも可能です。
そのことをヤミ金・ソフト闇金業者も知っているので、“弁護士や司法書士に出てこられたら、素早く手を引くしかない”のです。
「ヤミ金と縁を切るには、弁護士・司法書士」という話は、まだまだ広く知られていないかと思います。ですが実際に、年間100件以上のヤミ金被害を解決している弁護士・司法書士もいます。
最短即日でヤミ金と縁を切る
返済一切なしで解決
嫌がらせや報復を回避
…といった事例も珍しくありません。
ただ、「弁護士や司法書士なら誰でも良い」ではなく、“ヤミ金解決に強い”ことが必須。弁護士や司法書士の業務としても、かなり特殊な部類に入るため、普通は対応できません。
そこで、次のページで“ヤミ金解決に強く、実績もある弁護士・司法書士の無料相談窓口”をまとめています。
ヤミ金やソフト闇金の被害にお悩み方は、こちらも是非、ご覧下さい。
--脚注、参考資料--
[1]本記事は、下記資料掲載の事例をもとにしています。
返済困難者相談支援の相談事例集
平成30年10月 大阪府商工労働部中小企業支援室金融課 相談事例D-(1)
[2]第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会儀録 第九号
[3]平成29年における生活経済事犯の検挙状況等について-警察庁生活安全局生活経済対策管理官