任意整理、個人再生、自己破産、特定調停で一番費用が安いのは?

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★この記事を読んでわかること
(約4分で読めます)
  • 任意整理、個人再生、特定調停、自己破産…もっとも費用が安い債務整理の方法は?
  • 費用が安くても、減額が少なければ解決にならない…。効果と費用のバランスが大切
  • ベストな答えは人それぞれ。弁護士や司法書士に無料相談でアドバイスをもらうのが一番

この記事では、「債務整理の各手続きのうち、もっとも費用が安いのは何か?」という疑問にお答えしていきます。

債務整理は、

  • 各種ローン
  • クレジットカード
  • 携帯電話などの分割払い
  • 家賃滞納
  • 奨学金

…などの返済を減額・免除できる手続きです。

また、債務整理には、

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 特定調停
  • 自己破産

といった種類があります。それぞれ費用や期間、手続きの内容、効果などが異なります。

この中でもっとも費用が安く済むのは、どの種類の手続きなのか、解説していきます。

費用の安さ“だけ”を見るなら、特定調停が一番安い

まず、わかりやすく“費用の安さだけ”を考えてみましょう。

費用の安さだけで言えば、次の順番になります。

特定調停<任意整理<個人再生<自己破産

「具体的にどのくらいの金額になるの?」というのは、減額する債務の金額などにより変わってきます。

具体的な相場については、「債務整理の費用の相場と、安くする方法」の記事をご覧ください。

費用が安くても、“その後の生活”が苦しくなる恐れも

債務整理の各手続きは、費用の安さで並べると、

特定調停<任意整理<個人再生<自己破産

このようになります。
つまり、特定調停が一番安く、自己破産がもっとも費用が掛かるわけです。

しかし、

「費用が一番安い特定調停が、一番良い」
「特定調停で費用を安く抑えたほうが、その後の生活が楽になる」

…といったことではありません。

なぜなら、肝心の「返済(債務)がどのくらい減らせるか」という効果も違うからです。

費用が安い手続きは、減額できる金額も少ない

まずは、こちらの表をご覧ください。

  手続き費用 返済減額
特定調停 最も安い ・ほぼ減額できない
成果ナシで不成立に終わる場合も
任意整理 安い ・一部減額
・利息と遅延損害金(延滞金)の免除
・過払い金があれば債務と相殺
・残債(元金のみ)の分割返済
個人再生 安くはない 全ての返済を1/5~1/10程度に減額
自己破産 安くはない 原則として、全ての返済を全額免除

このように、費用が掛かる手続きほど、返済の負担を減らせるようになっています。

いくら手続き費用が安く済んでも、「返済をほとんど減らせない」となれば、手続きをする意味がありません。

一方で、いくら返済を減らせても、「手続き費用の負担が大きすぎる」となれば、やはり生活は、すぐには楽にならないでしょう。

そのため、「手続き費用の負担」と「減額できる金額」のバランスを取って、自分にとって一番良い方法を選ぶ必要があります。

★どの手続きを選べばいい?弁護士・司法書士への相談が必要です

それでは実際に、任意整理、個人再生、自己破産、特定調停のうち、どの手続きを選ぶのがベストでしょうか?

この答えは、

「どのくらい債務(借金)があるか」
「何社から借りているか」
「月々どのくらいの収入があり、いくらの生活費が必要か」

…など、人それぞれの事情によって大きく異なります。

また、債務整理の費用も一律料金ではなく、場合によって必要な費用も変わってきます。

ですので、任意整理、個人再生、自己破産、特定調停のどれを選ぶべきかは、自分の事情に合わせて、専門家に判断してもらう必要があります。

まずは、債務整理に強い弁護士・司法書士への無料相談で、こうした点のアドバイスをもらってみましょう。

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自分であれこれと悩むより、詳しい人に話を聞いたほうが、確実で安心です。

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債務整理の費用、そもそも払えない、余裕が無い…という方へ

さて、ここまで「どの手続きが一番安くなるか」という観点でお話をしてきました。

「正解は、人それぞれ違う」
「そのため、弁護士や司法書士に相談して、診断してもらう必要がある」

というのが答えになります。

しかし、「安いか高いか」「どれが一番安いか」という問題の前に、

「そもそも費用を払える自信が無い」
「もう一円だって余裕がない」

という方も多いかと思います。
返済や支払いに困り、債務整理を検討しているのですから、“支払の余裕がない”のは当然です。

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…こうした取り組みを行っている、債務整理に強い弁護士・司法書士を、次の記事にまとめています。

無料相談の窓口もあり、電話(フリーダイヤル)、メールで24時間いつでも無料で相談できます。

「どんな手続きを選べば、一番費用が安くなりますか?」
「どうすれば生活を立て直せますか?」
「本当に費用を払う余裕が無いけれど大丈夫ですか?」

…など、債務整理の費用や仕組み、その後の生活について、なんでも気軽に相談してみましょう。

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各手続きごとの費用の相場と、安く抑える方法

最後に、債務整理の各手続きの特徴と、費用についての解説記事(当サイト内)をご案内します。

任意整理

  • 利息と遅延損害金のカットにより、残債を減額
  • 返済計画の立て直しで、月々の返済額を大幅に減額
  • 整理する債務を任意で選べる。「住宅ローン返済を外して、ローン返済中の家を残し、他の借金だけ減額」といった事も可能
  • クレジットカードやカードローンなど、数十万円~数百万円程度の債務の解決に向いている

《内部リンク予定:任意整理の費用の相場と安くする方法》

個人再生

  • 原則として、すべての返済を1/5~1/10程度に減額
  • 5000万円の借金を、4500万円減額して500万円にする等も可能
  • 住宅ローンを整理対象から外し、ローン返済中の家を残せる「住宅資金特別条項」もある
  • 「給与所得者等再生」「小規模個人再生」の2種類があり、成立条件など細部が異なる
  • 100万円~5000万円程度の返済減額に向いている。自動車ローン、奨学金、学資ローン、住宅ローンなど。

《内部リンク予定:個人再生の費用の相場と安くする方法》

自己破産

  • 原則として、すべての返済を免除。
  • 何千万円、何億円の返済でも、免責許可決定が出れば全額免除される
  • 「管財事件」と「同時廃止」があり、どちらになるかで費用(予納金など)が異なる。
  • 一定以上の財産が無い場合、「同時廃止」となり、費用も安く済む。また、この場合は財産の処分・清算(破産)も無い。
  • 財産を一定以上持っている場合は、「同時廃止」となるが、この場合も生活に必要な財産などは残される。

《内部リンク予定:自己破産の費用の相場と安くする方法》

特定調停

  • 返済の減額はあまり期待できず、遅延損害金の免除なども認められないことが多い。
  • 返済計画の立て直し(分割払いを長期にして、月々の返済額を減らす)程度で成立する傾向。
  • 交渉がまとまらず、「不成立」で終わったり、「17条決定(調停に変わる決定)」で話がまとめられる場合も。
  • ほとんど減額できなかったとしても、調停調書が債務名義となるため、その後の返済を滞納すると、すみやかに差押え(強制執行)に至る恐れもある。

どの手続きを選ぶ?判断は、幅広い知識と経験が必要

「債務整理」と一言にまとめられがちですが、実際には、任意整理・個人再生・特定調停・自己破産は、それぞれまったく別の手続きです。
細かい仕組みも、メリット・デメリットもまったく違います。

どの手続きを選ぶかは、それだけで高度な専門知識と、債務整理の実務経験が問われます。

だからこそ、「どの手続きを選ぶのがベストか」は、自己診断せずに、弁護士や司法書士のアドバイスを求める必要があります。

このことは、裁判所からも公式に案内されています。

破産,調停,個人再生手続(「小規模個人再生手続」,「給与所得者等再生手続」のどちらを選択するか),弁護士による任意整理,のどの手続を選択するかも含 めて弁護士会の相談窓口や司法書士などに相談したり,書類作成のアドバイスを求めることをお勧めします。

出典:~個人再生手続の申立てを考えている方のために~名古屋地方裁判所民事第2部個人再生係 link archive

このように、「どの手続きを選択するかも含めて、弁護士や司法書士にアドバイスを求める」ことが、裁判所からも推奨されています。

★無料相談で、弁護士や司法書士にアドバイスをもらいましょう

裁判所がお推めする通り、「どの手続きを選ぶか」について、まずは弁護士や司法書士に相談してみましょう。

債務整理に強い弁護士・司法書士の無料相談窓口を、次の記事にまとめています。
相談先を選ぶのに、こちらもぜひお役立てください。

初期費用ゼロ円!無料で借金解消を頼める弁護士・司法書士

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