「競売開始決定通知」が届いてから任意売却はできる?

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★この記事を読んでわかること
(約2分で読めます)
  • 裁判所から「競売開始決定通知」が届いた…任意売却はまだ間に合う?
  • 放置していると競売が進み強制退去、最悪の場合ホームレスに。
  • 任意売却の相談を今すぐ行えば間に合う可能性あり!おすすめの相談先は?

この記事では、

「競売開始決定通知」
「担保不動産競売開始決定通知」

が届いてから、任意売却が間に合うのかを解説していきます。

任意売却は、住宅ローンの返済が難しくなったときに、任意売却専門業者が仲介に入り、住宅ローンを組んだ銀行など金融機関の合意を得て、まだ抵当権がついている住まいを売却し、その代金を住宅ローン残債の返済に充てる手続きです。
競売とは、次のような違いがあります。

任意売却と競売を比較
  任意売却 競売
手続き
自分の意志で、不動産を整理する
強制的に売られてしまう
引っ越し
・希望の物件に引っ越せる可能性あり
・引っ越し費用も貰える場合あり
考慮されない
住み続ける
「リースバック」により
今の家に住み続けることも可能
強制退去(立ち退き)になる
個人情報
公開されない
公開される
固定資産税の滞納
一緒に解消できる可能性がある
解消されない
その後の生活
普通の暮らしを維持できる
「生活準備金」を貰える場合あり
考慮されない
最悪の場合、ホームレス

このように、任意売却のほうが、競売よりも圧倒的にメリットが多くなります。
そのため、競売になるより、任意売却をしたほうが良いのですが、問題は「もう競売開始決定通知が裁判所から届いてしまった」という場合です。

競売の手続きが始まってしまったので、もう任意売却は間に合わないのでしょうか?
それとも、まだ任意売却は間に合うのでしょうか?

競売開始決定通知とは

まず、「競売開始決定通知」(担保不動産競売開始決定通知)とは何か確認していきましょう。
裁判所から黄色い封筒で届く書類で、「これから、あなたの不動産を差し押さえて競売に掛けます」という通知です。

これが届いたという事は、住宅ローンの滞納がすでにあり、債権者(銀行、保証会社など)が“担保権の実行”による差し押さえを裁判所に申し立てた…という事になります。

つまり、もう法的手続きが始まってしまっているわけです。

「担保不動産競売開始決定通知」の文書例

「競売開始決定通知」の文書は、具体的には以下のような書類になります。
このほか、当事者目録などの資料が、裁判所から届く封筒に一緒に入っています。
なお、以下はサンプルであり、実際に使われる「競売開始決定通知」の書面とは一部異なる部分があります。


難しい言葉がいろいろ書いてありますが、要点をわかりやすくまとめると、

「住宅ローンの返済を滞納しているので、あなたの家を強制的に差し押さえて、競売にかけて売却します」

という内容になります。

「競売開始決定通知」が届いてからでも、任意売却は間に合うのか

それでは、「競売開始決定通知」が届いてからでも、任意売却はできるのでしょうか?
この答えは、“間に合う可能性もある”と言うのが正しいでしょう。今すぐに任意売却を急いで始めれば、ギリギリで間に合う可能性は残されています。

競売は確かに“始まってしまった”状態ですが、まだ成立はしていません。
ですので、競売で落札されてしまう前に任意売却ができれば、強制退去などの競売の不利益を回避できるでしょう。

《任意売却をせず、競売が進んでしまうと…》

  • すぐに住所などの個人情報が公開される
  • 競売で落札され、強制的に立ち退きになる
  • 競売では二束三文で家を売られてしまい、多額のローンが残ってしまう
  • 立ち退き後の生活は、何の保証もない
  • 最悪の場合、ホームレスになってしまう

《任意売却をすぐに始めると…》

  • 個人情報の公開を防げる
  • 強制的な立ち退きを回避できる
  • 「リースバック」が成立すれば、引っ越しもせずに済む
  • 競売よりも高く家が売れ、住宅ローンを大幅に減らせる
  • 立ち退き後の生活費や引っ越し費用も、売却代金から受け取れる場合がある(生活準備金)
  • 平穏な暮らしや、仕事・子どもの学校生活などを守りながら、住宅ローンの問題を解消できる

競売になるか、任意売却が間に合うかは“時間との勝負”

「競売開始決定通知が届いたけれど、今からでも任意売却で解決したい」

そんな場合、実際に成功するかどうかは“時間との勝負”に掛かっていると言えるでしょう。その理由を解説していきます。

時間がどのくらい残されているのか

まず、以下の表をご覧ください。
競売の進み方と、「任意売却が間に合う時期」について、まとめたものです。


これを見ると、タイムリミットは競売の“開札日”までという事がわかります。

今、「競売開始決定通知」が届いた段階ですが、このまま放置しておくと、「現況調査の通知」が届いて裁判所の執行官が家にやってきます。さらに、「期間入札の通知」が届き、競売情報の公開が成されて、期間入札が始まっていきます。このように、競売の手続きは、あなたが何も対策しないと、どんどん進んでいってしまいます。

一方、任意売却は、こうした手続きが進む中でも、行える可能性はあります。ただし、開札日のギリギリになって任意売却専門業者に駆け込んでも、間に合いません。
任意売却は、それなりに時間の掛かる手続きでもあるからです。

任意売却手続きの流れ

任意売却は、次のような流れで進みます。

《任意売却の手続きの流れ》

:銀行など(債権者)の同意を得る

:買ってくれる人(買受人)を見つける

:売却条件などの調整

:売買契約の締結

:清算
(※買受人の売却代金の支払い、分配表に基づく支払いなど)


難しい交渉があったり、買い手を見つけたり…と、一日二日ではまとまらない部分もあります。実際には、何か月も掛かってしまう場合もあるでしょう。
そのため、「競売開始決定通知」が届いても、まだ開札日まで何か月もありそうだから…と油断していると、任意売却が間に合わなくなってしまいます。

★「競売開始決定通知」が届いた人は、すぐに任意売却の相談を

競売開始決定通知が届いた人は、すぐに任意売却の専門家に相談を行いましょう。
このまま手遅れになってしまうと、競売で安く売却され、多額のローンだけが残ってしまったり、最悪の場合ホームレスになってしまいます。そうした事態を防げる可能性は、今すぐ任意売却の相談をする以外にありません。

次のページで、難しい状況での任意売却も頼れる、おすすめの専門業者をご紹介しています。
まずは相談だけでも、すぐに利用してみて下さい。

任意売却を無料相談できるおすすめの専門業者

 

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