夜逃げと自己破産を徹底比較!メリットとデメリットを比べてみました

投稿日:2017年11月16日 更新日:

★この記事を読んでわかること
  • 借金が返せず、夜逃げか自己破産か…とお悩みの方へ。それぞれの特徴やデメリット・メリットを比較。
  • 生活や周囲への影響を考えると、夜逃げよりも自己破産のほうが圧倒的に良い。
  • 自己破産せずに、任意整理や個人再生で解決できる場合もある。また、相手がヤミ金融なら、こうした手続きも必要なしで解決可能。
  • すぐに自己破産になるワケではないので、まずは弁護士や司法書士に無料で相談を。

借金やクレジットカード、家賃など、返済に困って滞納した時、「このままでは夜逃げか自己破産か…」と考えてしまいますよね。

ですが、「夜逃げ」と「自己破産」とでは、実は大変な違いがあります。
どちらも“借金が返せなくなって人生おしまいになった人”というイメージがありますが、実際には、まったく異なる結果になります。

そこで今回は、「夜逃げ」と「自己破産」の違いについて、特徴やメリット・デメリットを比較してみました。
返済滞納や未払いで、「夜逃か自己破産か」と迷っている方だけでなく、返済トラブルや借金問題をお持ちの方は、ぜひお役立てください。

また、記事の後半では、

自己破産も夜逃もせずに、借金問題を解決する方法
相手がヤミ金だった場合の合法的な解決方法

についても、簡単にご紹介していきます。

 

夜逃げと自己破産の特徴&メリット・デメリット比較

まずは、夜逃と自己破産の比較をしてみましょう。
かんたんな表にまとめたので、ひとまずご覧ください。

夜逃げと自己破産のメリット・デメリット
夜逃げ 自己破産
メリット 督促から逃げられる 督促をストップできる。
返済が原則として全額免除される。
ペナルティやデメリット ・住民登録の削除
・保険や公共サービスの利用不可
・就職できない
・住宅購入、賃貸契約不可
・携帯電話など契約不可
・手続き期間中は、警備員、司法関係者など一部の職業に就けない
・5年~10年はブラックリスト
・「同時廃止」の場合は引越は自由。「破産管財」の場合は、手続き期間中裁判所の許可が必要
・一定以上の資産が清算になる
費用 ~数百万円 整理する債務に応じて、相場30万円~70万円
期間 いつまでも延々と 3ヶ月~1年
合法・違法 違法行為を伴う 完全に合法
その後の生活 一生まともな生活は送れない。
夜逃げ先がバレた場合は再び取り立てを受ける。
借金のない生活に戻れる。
日常生活に支障をきたす事はほとんどない。
また、一定期間でブラックリストは解除される。
周囲への影響 家族、親族、勤務先、友人など全員に悪影響がある。 一部の場合を除き、影響はほとんどなし。

いかがでしょうか?
こうして比較表を見るだけで、夜逃げと自己破産では、「自己破産のほうが良いのでは」と思えます。

★返済滞納や未払いの解決方法は、ほかにもあります

シンプルに結論を言いますと、夜逃と自己破産では、自己破産のほうが“その後の人生に圧倒的に有利”です。また、後ほど詳しく説明しますが、実際には“自己破産せずに、他の債務整理(個人再生や任意整理)”で解決できるケースも多くなります。

こうした解決方法は、債務整理のプロに判断してもらう事が、もっとも大切です。
債務整理に強い弁護士・司法書士の“無料相談”で、自己破産が本当に必要なのか、もっと良い解決方法がないか、信頼できるプロに相談してみましょう。

債務整理に強い弁護士・司法書士への無料相談はこちら


それではここからは、いくつかポイントを絞って、もう少し詳しく見てみましょう。

メリットの違い

自己破産と夜逃げとでは、まずメリットに大きな違いがあります。
夜逃げは、「たんに一時的に督促から逃げられる」というだけの話です。返済が免除されるわけではありません。

一方、自己破産をすれば、合法的に返済が免除されます。

ペナルティやデメリットの違い

夜逃げと自己破産、どちらにもデメリットはあります。ですが、その内容には大きな差があります。

夜逃げするからには住民票を引っ越し先の住所に移動させるわけにはいきません。
ですが、就職やアパートを借りる際、どうしても住民票の移動が必要になる場合があるでしょう。
住民票を移動した途端、新しい住所が債権者にバレるので、再び取り立てを受けることになります。

また、夜逃げのデメリットでもっとも大きいのは、「住民登録の職権削除」でしょう。
これにより、行政から“いない人”として扱われてしまいます。

公的な身分証明がなくなってしまうので、就職どころか、コンビニのアルバイトすら不可能になります。もちろん、銀行などの金融機関も使えません。そのほか、賃貸アパートやマンション、携帯電話、電気・ガス・水道などの契約も、実質不可能になると考えられます。
健康保険も使えませんから、けがや病気をしても自費診療になります。虫歯になったら30万円、風邪をひいたら50万円…といったような事になりかねません。
そのため、「夜逃をすると、その後は一生、まともな生活は送れない」と言えます。

一方、自己破産のペナルティは、ブラックリストに載ることくらいです。その内容も、日常生活に大きな支障が出るものではありません。

ブラックリストに載るとは、CIC、JICC、全銀協といった信用情報機関に、自己破産をしたことが事故情報として記載されることです。

ブラックリストに載ると、5~10年間は個人信用情報期間の事故情報が消えないので、その間は新たにローンが組めなくなったり、住宅ローンの融資を受けられなくなりますが、借金が無くなった後は給料でうまくやりくりをすればよいだけの話です。
賃貸住宅やアパートを借りることはもちろん可能です。

夜逃げは違法か合法か

夜逃は違法かというと、それ自体は何とも言えないのですが、「違法行為を伴う」ことにはなりそうです。
たとえば、債権者による住民票の追跡を避けるために、住民票を移動しないで引っ越した場合は、“住民基本台帳法違反”にあたると考えられます。
それならばと、虚偽の転入届・転出届を提出すれば、今度は“公正証書原本不実記載罪”(刑法157条)に問われる恐れがあります。

一方、自己破産は、“国の認めた債務整理の手続き”ですので、まったくの合法です。法的にすべての借金が無くなります。

家族や職場など、周囲への影響

夜逃げをすることは、職場など周りの人に大変な影響を与えます。“急に人がいなくなる”ようなものですから、大きな混乱を呼ぶでしょう。

親族が警察に捜索願を出したり…といったことも考えられます。一人で逃げれば、残された家族は路頭に迷ってしまうかもしれません。
かといって、一家全員で逃げれば、その後は子供たちも含めて、一生まともな生活は送れません。小さなお子さんがいても、学校に通わせることも難しいでしょう。

一方の自己破産ですが、こちらは原則として、本人と連帯保証人にしかペナルティが発生しません。たとえば「持ち家や車が自分名義の財産で、清算が必要になった」等の場合、一緒に暮らしている家族にも影響が出るでしょう。ですがそうした場合も、生活していけなくなる程のことにはならないよう、配慮されるのが通常です。

 

自己破産は“デマ”も広がっています。必ずプロに相談してください

自己破産のペナルティやデメリットについては、いろいろなデマ(嘘)も広まってしまっています。たとえば、「戸籍に傷がつく」「選挙権がはく奪される」「子どもの結婚や就職ができなくなる」「旅行に行けなくなる」等の話は、まったくの間違いです。

正しく知らなければ、本当に良い判断をすることもできません。ですので、自己破産について考えている方は、かならず“自己破産などの債務整理に強い弁護士・司法書士”に、無料相談で話を聞いてみてください。

債務整理に強い弁護士・司法書士に無料相談

 

自己破産も夜逃もせずに、借金問題を解決する方法

夜逃げと自己破産、両方のメリット・デメリットや特徴を比較してみました。「夜逃はデメリットが大きい」ものの、自己破産もペナルティが確かにあるので、やはり簡単には決断できません。

そこで、夜逃げでも自己破産でもない、ほかの方法も簡単にご紹介しておきます。
自己破産は、“債務整理”のひとつなのですが、債務整理にはほかにも「個人再生」「任意整理」「特定調停」といったものがあります。

任意整理

返済計画を立て直し、将来利息のカットによる減額を行う手続きです。裁判所を通さず、弁護士や司法書士と、債権者との交渉で和解を目指します。また、過払い金が発生していれば、それを取り戻して返済に充当します。

整理する債務を選べるため、「自動車ローンと住宅ローンは清算せずに残して(=家や車を残して)、サラ金のカードローンだけ整理」といったことも可能です。

また自己破産と異なり、財産の清算についても強制はありません。

個人再生

返済の残りを5分の1~最大10分の1程度に減額し、残りを3~5年の分割とする方法です。また、過払い金が発生していれば、それを取り戻して返済に充当します。数百万円~5000万円以下の債務整理に向いています。

原則として整理する債務は選べませんが、「住宅資金特別条項」により、ローン返済中の住宅だけは残して(=ローン返済中でも家を手放さずに)、借金の減額ができます。

財産の清算については、原則として“ある程度は”必要になるようです。ただし、どのくらいの財産を手元に残せるかは、ケース・バイ・ケースで異なります。管轄裁判所によって判断基準が異なる部分もあるため、担当する弁護士・司法書士の“腕の見せ所”かもしれません。

特定調停

裁判所の調停員を間にはさんで、債務者本人と債権者とで話し合いを行い、和解を目指す制度です。
弁護士や司法書士に依頼しなくてよく、自力でできるのですが、

  • それなりの手続き費用が掛かる
  • 裁判所に何度も通わなければいけない(=時間が掛かる)
  • 返済の減額効果はほとんど期待できない

といったデメリットがあり、あまり選択されることの少ない方法です。

 

弁護士や司法書士に借金トラブル相談=すぐ自己破産ではありません

債務整理について弁護士や司法書士に相談しても、すぐに「では自己破産しましょう」となる事は、あまり多くありません。
プロとしての判断で“自己破産しかない”となる事もありますが、ほとんどの場合は、「まず任意整理、それで難しければ個人再生」と検討していきます。そのため自己破産は、“債務整理の最終手段”とも言われています。

私たちは、例えば「借金が返せない」となったとき、すぐに“自己破産か夜逃げか”と考えてしまいがちです。ですが、“その前にできる解決方法がある”ことを、ぜひご理解頂ければと思います。

債務整理に強い弁護士・司法書士に無料相談

 

ヤミ金の借金に対しては、夜逃も破産も債務整理も必要なし

最後に、“ヤミ金融からの借金”でお困りの方にお伝えします。
「闇金でお金を借りて返せない」となると、まるでドラマやマンガのように、「夜逃げするしか…」と思ってしまうでしょう。

ですが、ヤミ金などという違法業者から、わざわざ一生もののリスクを背負って夜逃げする必要性はありません。債務整理や破産、元金の返済も必要ありません。

弁護士や司法書士の中には、「闇金救済」を得意とする先生方がいます。
ヤミ金トラブルは“警察では民事不介入と言われて、解決を断られてしまう”場合が多いのですが、そうした場合でも、闇金救済に強い弁護士・司法書士なら、ほとんどの場合でスピード解決できる可能性が高くなります。

  • 闇金からの取り立てを、最短即日でストップ
  • ヤミ金業者への元金返済、一切なし
  • 家族や職場など、周囲への嫌がらせもストップ
  • 司法当局等と連携し、反社会的なヤミ金業者にしっかりと対応
  • 解決後の報復、嫌がらせ等も阻止

こうした対応ができるのは、闇金問題に長年取り組んできた経験を持つ、「闇金に強い、歴戦の弁護士・司法書士」だけでしょう。

闇金の取り立てで悩んでおり、「夜逃か自己破産か…」と考えている方は、“どちらも必要ありません”。
すぐに、闇金に強い弁護士・司法書士に相談してみましょう。

闇金解決に強い弁護士・司法書士へ無料相談

 

-自己破産

Copyright© 【債務整理ジャーナル】借金が返せないときに役立つ債務整理情報サイト , 2019 All Rights Reserved.