シーエスジー(CSG)から請求書・督促状・催告書が来たら消滅時効の援用で解決

投稿日:2017年8月17日 更新日:

★この記事を読んでわかること
  • CSG(シーエスジー)から郵便や自宅訪問で取り立てを受けた場合の対応方法
  • シーエスジーは他社の長期滞納債権を買い取って督促してくる場合もある
  • 最後の返済から5年以上経っている借金は時効により消滅させることができる
  • 自分でCSGに電話など対応すると、消滅時効の援用が阻止されるリスクも
  • 取り立て訪問トラブルに備えるためにも、弁護士や司法書士に、今のうちに無料相談を

このページでは、シーエスジー(CSG)からの督促や請求についての対応方法について解説します。

まず、もっとも大切なことをお伝えします。

自分でCSGに電話や郵便の返送、FAX、メールなど対応するのは、いったんお待ちください。

自分で対応してしまうと、知らないうちに大きな失敗をしてしまい、後で「返済しなくてもいいお金を支払うことになってしまった」という、取り返しのつかない事態に陥ってしまう恐れがあるからです。

返済の解決が何年も先送りになってしまう、大変なリスクがあります。

かといって、“詐欺や架空請求と決めつけて、無視・放置するのも危険”です。
CSG(シーエスジー)は詐欺業者ではなく、正式な金融企業です。債権の移動などにより、身に覚えがない場合でも、正当な請求が行われている場合があります。
(※CSGの名前を騙る詐欺業者の恐れもありますので、十分な警戒は必要です)

こうした事情があるため、ご自身での連絡は必ずいったん待ち、まずは弁護士や司法書士への相談が必要となります。

この理由について解説していきます。

 

シーエスジー(CSG)からの督促は、“時効”の可能性が高くなります

株式会社シーエスジーは、札幌の貸金業者です。法務大臣から認可を受けたサービサー(債権回収会社)ではありませんが、多数の金融機関の長期滞納になっている債権を買い取って請求してくる場合があります。
そのため、シーエスジー(CSG)から受けた督促に見覚えの無い方もいることでしょう。

ですが、債権はCSGにあるため、請求された場合、シーエスジーに支払う必要があります。

ただ、長期間滞納を放置していた借金の場合、既に時効になっている可能性があるのです。

借金は最後の返済から5年が経過すると、たとえ完済していなくてもその借金は時効を迎えます。
しかし、、5年経てば自動的に時効になり払わなくて良くなる…というわけではありません。ただ待つだけでは借金は消滅せず、「消滅時効の援用」をしてはじめて法的に借金が無くなります。

では、お話をご理解いただくために、まず、債務の消滅時効についての説明が必要になります。
すでに知っている方も多いかもしれませんが、おさらいも兼ねて、簡単にお付き合いください。

といっても、債務の消滅時効はとても複雑な仕組み。私たちの一般常識とは少し感覚の違う部分もあります。
ですので、このページではポイントを絞って解説します。

詳しい解説や、ご自身の場合はどうなるか等を知りたい場合、かならず弁護士や司法書士に、無料相談で解説を求めてください。

 

さて前置きが長くなりましたが、債務の消滅時効についてです。
これは一言でいえば、“一定の条件を満たすと、借金などの返済をしなくて良くなる”ということです。

一定の年数(時効期間)が経過すると時効を迎える。
キャッシングなどの場合、商事債権なので5年が時効。
その間、“債務承認”などの時効の中断が発生しない
時効期間が過ぎた後、“債務の消滅時効の援用”手続きを行う

この4つを満たすと、借金は消滅します。

ポイントになるのは、“時効の中断”です。時効の中断にあたる事柄が生じると、時効のカウントがすべてリセットされてしまいます。中断とはいえ、すごろくで例えると、“ふりだしに戻る”ということです。

 

時効の中断事由として特に注意が必要なものは、“債務承認”でしょう。
「今は払えません」といった簡単な一言でも、“債務の存在を認めている=債務承認”として、時効の中断に繋がってしまいます。

さらに、時効を迎えた後に“時効の援用”手続きを行い、正式に借金を帳消しにする必要があります。内容証明などで行えますが、タイミングを間違えるなど失敗すると、逆に裁判に訴えられてしまうなどの危険もあるため、素人判断で行うのは危険です。

 

自分でCSGに連絡してはいけない理由とは

シーエスジー(CSG)から督促状や応談通知などの書類が来た場合、自分で連絡するのはリスクがある…と、最初にお伝えしました。
その理由も、“債務承認”による“時効の中断”にあります。

たとえば、CSGから「特別案に関するお知らせ」を受け取ったら、どうするでしょうか?
この書類には、「和解の減額案を提示したいと思います」といった内容が書いてあります。

「借金が減額してもらえるなら、すぐに連絡しよう!」

と思って、CSGに電話しますよね。
そして、こんな会話のやり取りが行われるでしょう。

「厳しくて払えないので、分割でお願いできませんか?」
「来週の月は難しいので、週末まで待ってもらえないでしょうか?」
「今すぐ払えるお金がありません。」

こうした自然な発言が、借金の存在を認めることとなり、“債務承認”になってしまいます。

もしも“あなた”の借金が、時効を迎えており、“あとは手続きをするだけで、1円も返さなくて良くなるもの”だったとしましょう。すると、この会話によって、時効の成立が阻止されてしまった事になります。

もちろんシーエスジーからの請求・督促を無視したり放置することはよくありません。最悪の場合、裁判所から支払督促が届いたり、訴訟を提起され、強制執行・差押えといった結果に至るからです。
請求が来た時点で、ちゃんとした手続きで消滅時効を主張し、法的に借金を帳消しにすることが大切です。

 

消滅時効の援用で、CSGの返済を0円にするために

消滅時効の援用を適切に行い、シーエスジーへの返済をチャラにするためには、

自分でCSGに連絡しないこと
すぐに消滅時効の援用に強い弁護士、司法書士に相談すること

この2点が大切になります。

「借金は必ず返すもの。時効で返さないなんて、本当にいいの?」

と、疑問に思われるかもしれません。
ですが、“時効になった借金は、返さなくて良い”というのも、法律で決められた社会のルールです。
ルールを守って、正当な手続きを行うのに、後ろめたいことは何もありませんよね。

まだまだ疑問もあると思いますが、まずは消滅時効の援用に強い弁護士・司法書士に、無料相談で詳しい話を聞いてみてください。

消滅時効の援用を無料相談できる弁護士・司法書士

 

また、「CSG以外の借金にも悩んでいる」「まだ時効でない借金があると思う」といった方は、この機会に、債務整理についても弁護士や司法書士に聞いてみましょう。

「どちらかといえば、債務整理のほうが知りたい」「現在返済中の借金で悩んでいる」といった方は、債務整理での解決が期待できますのでこちらもご活用ください。

こちらに、債務整理に強い弁護士・司法書士はこちら

 

CSG(シーエスジー)の取り立て、訪問、督促、郵便物

参考資料として、CSG(シーエスジー)がどのような取り立てや督促をおこなうのか、どんな郵便物を送ってくるか等を掲載しておきます。

CSGからの、主な郵便物のタイトル

  • お知らせ
  • 応談通知
  • 債権譲渡及び債権譲受通知書
  • 訪問に関する御連絡
  • 今後予想される展開
  • 特別案に関するお知らせ
  • 支払通告書
  • 調査開始予告
  • 緊急訪問予告

いろいろな書類がありますが、基本的どれも“支払いを求める督促の手紙”だと考えてよいでしょう。
また、“連絡をさせて債務承認を取り、時効援用を阻止する”ことが狙いと思われる郵便物も多くなります。

ですので、こうした郵便を受け取った場合は、自分で対応することは避けるほうが賢明です。

 

CSG(シーエスジー)による自宅訪問

CSGは、債務者への自宅訪問も行っているようです。

「玄関先で一括請求を行う」
「身辺調査を行った後、訪問し回収する」

といった例もあるようです。

こうした自宅訪問も、やはり“債務承認による時効の中断”が、その狙いに含まれているでしょう。
ですから、お金の話をしたり、早く帰って欲しいからといってたとえ500円、1000円だけでも払ったり…といった対応をしてしまうと、その時点で借金の存在を認めた債務承認となり、消滅時効を主張できなくなってしまいます。

お金の話は一切しない
一円も払わない
「帰ってください」と言い、退去を求める


それでも帰らず、取り立てを続けるようであれば、実際に警察を呼んでもかまいませんが、警察は民事不介入を理由に助けてくれない場合がほとんどです。
ですから、予め弁護士や司法書士と繋がりを持っておき、いつでも電話で助けを求める状態にしておくことが望ましいです。

CSGの取り立て訪問に備えて

こうした「取り立て訪問」のトラブルに備えて、今のうちに、弁護士や司法書士を味方につけておくほうが良いでしょう。
CSGや他の業者も、弁護士や司法書士が相手では、強引な手段は使えません。
自宅への訪問があった場合も、

「今から弁護士に電話します。」
「今、弁護士に相談しています。」
「司法書士に相談しています。帰ってください。」

と言えるので、安全に退去を促せます。
いざという時のために、今のうちに弁護士や司法書士に相談をしておくだけでも、いざという時の備えになりますよ。

消滅時効の援用を無料相談できる弁護士・司法書士

 

CSG(シーエスジー)の原債権者

ところで、多くの方は“シーエスジーから督促を受けるのに、身に覚えがない”といった事情ではないでしょうか。

冒頭でも少し説明しましたが、「CSGなんて会社は知らない、そんなところから借金はしていない」という人でも、CSGからの請求が、まったくの詐欺や架空請求とは限りません。

というのも、実は“債権=借金などの返済を受け取る権利”は、会社から会社へと、移動(債権譲渡、売却)されるケースが多いからです。

CSGは、他社の長期滞納になっている時効債権を買い取ったり、移譲を受けたりして、督促を行うことを業務としています。
一部確認されている中では、次のような業者の債権が、CSGに移動している場合があるようです。

  • 日立信販株式会社
  • アエル株式会社
  • 株式会社センチュリー
  • 株式会社グリバース
  • 株式会社日本プラム

こうした業者からの借金が残っている方は、とくに注意したほうが良さそうですね。

もちろん、これ以外の業者からの借金であっても、債権の移動が繰り返され、CSGから督促を受ける可能性もあります。
なので、ここに名前が載っていないから…と油断することなく、しっかりとプロの力を借りて、対応していきましょう。

消滅時効の援用を無料相談できる弁護士・司法書士

 

-消費者金融の債務整理

Copyright© 【債務整理ジャーナル】借金が返せないときに役立つ債務整理情報サイト , 2019 All Rights Reserved.