メルカリ・ヤフオクでの現金やSuicaの出品・購入はなぜ問題?利用が危険な理由を徹底解説!

投稿日:2017年4月28日 更新日:

昨今、ニュースでも話題になっている「フリマアプリでの“現金””紙幣”の出品・売買」問題。
ご存知の方も多いと思いますが、今回は改めて、この問題を整理してみたいと思います。

フリマアプリとは?

ネット上で、個人間でフリーマーケットのように売買ができるサービスです。
スマートフォンアプリや、Webサイトなどの形で、取引の場としてサービスが提供されています。

メルカリ
ヤフオク(ヤフーオークション)
ラクマ(楽天)

などのフリマアプリが、特に有名ではないでしょうか。

メルカリ・ヤフオク・ラクマ…フリマアプリで“現金紙幣”が出品され始める

私が一番最初にこの話題を知ったのは、ネットの掲示板での話題でした。

「メルカリ民(メルカリ利用者)が、とんでもない“錬金術”をはじめた!」

と話題になったのです。
その“錬金術”とは、『1万円紙幣5枚を、6万円で出品する』というもの。
つまり、5万円の現金を、6万円で販売しはじめたわけです。

出典:ヤフー画像検索

もちろん出品金額はさまざま。
1万円を11500円で…といったものから、中には40枚以上の“福沢諭吉紙幣”(=現金40万円)を出品するツワモノも。
ここまでくるともう、“出資法に違反するのでは?”とも思えてきますが…。

とにかく、当初は私もまったく理解できませんでした。

「5万円の現金紙幣を6万円で買ったら、1万円ぶん損をする。こんなもの、誰が買うんだろう?」

どうせ話題作りのための悪質なイタズラ、誰も買うわけがない。そのうち消えるでしょう…と思っていたのですが、実態はもっと深刻な“闇ビジネス”だったようです。

 

フリマアプリの現金紙幣、“購入者”はクレジットカード・キャリア決済の現金化が目的

『1万円札5枚を、6万円で買う』人は、いったい何が目的なのでしょうか。
調べてみたところ、『クレジットカード決済や携帯キャリア決済で購入し、“現金”を手にする』ことが、主な目的のようです。

これを利用するのは、たとえば『手元に現金が足りないけれど、クレジットカードのショッピング枠は余りがある』といった場合です。
メルカリやヤフオク、ラクマなどに出品された“現金紙幣”を、“クレジットカード決済”で購入すれば、クレジットカードのショッピング枠を“現金に変える”ことができるんですね。
いわゆる「クレジットカード現金化」「キャリア決済現金化」です。

キャッシングやカードローンを利用限度額まで借りてしまった。
クレジットカードのキャッシング枠を使い切ってしまった。
多重債務に陥っている。
ブラックリストでどこからもお金を借りられない。
闇金の返済に追われている。

「このような人が、現金欲しさに利用しているのでは?」と予想する声も見受けられます。

 

現金紙幣だけじゃない!商品券、Suica、パチンコ特殊景品も…

このように、「現金化」のために出品されている(と思われる)商品は、現金紙幣だけではありません。
商品券やチャージ済みSuicaなど電子マネーカード、さらにはパチンコの特殊景品まで出品され始めています。どれも、額面よりも高い金額で販売されています。

フリマアプリ運営側も、“現金の出品禁止”などの規約改定や、違反者のアカウント停止など、対応を進めていますが、実情は「“いたちごっこ”ではないか」…という声も。

現金が規制されたらSuica、それも規制されたらパチンコ特殊景品…という風に、次々と規制の目をかいくぐり、“現金化目的”の取引が行われているようです。

 

クレジットカードやキャリア決済の現金化は違法なの?

ここで一つ気になるのは、「クレジットカードやキャリア決済の現金化は、違法なの?」という点ですよね。

「出品者は手軽に儲けられるし、購入者も現金がなくて困っているところが助かるのだから、どちらもデメリットがないのでは?」…そんな意見もあるようです。

調べてみると、弁護士・司法書士などの専門家の意見にもいろいろ幅があるようです。
『違法ではない』という声もあれば、『違法ではなく、現在の法律で裁けないが、不適切である』という意見、そして『出資法に抵触する恐れがあり、違法と考えられる』とする専門家もいます。

このように、同じような事件でも、『場合によって判断が異なる』のが、法律の難しいところですね。
だからこそ、法律に関連する悩みやトラブルは、“自分の場合はどうなのか、弁護士や司法書士に、一対一できちんと相談する”ことが必要です。

 

デメリット甚大!フリマアプリで現金を買ってはいけない理由

“違法かどうかは、ハッキリとわからない”ようですが、かといって“利用して良い”というわけでもありません。
実は、クレジットカード現金化、そしてキャリア決済現金化は、今にはじまった話ではなく、“昔から様々な手口で行われてきた闇ビジネス”と言えます。

消費者庁や国民生活センターも、“絶対に利用してはいけない”という姿勢で、国民に広く注意喚起を行っています。

出典:消費者庁-ストップ!クレジットカード現金化
http://www.caa.go.jp/region/pdf/110117_5.pdf
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20100407_2.pdf など

携帯電話のキャリア決済やクレジットカードの現金化をやってはいけない理由について、かんたんにまとめてみました。

カード会社やケータイ会社の規約違反になり、強制解約になる場合も

まず、クレジットカード現金化・キャリア決済現金化は、どのカード会社・ケータイ会社でも基本的に“規約違反”となります。
そのため、メルカリやヤフオク、ラクマ等で、現金や“換金目的”の商品(チャージ済Suicaなど)を購入すると、“規約違反で強制解約”になる恐れも。

強制解約の結果、ブラックリストに載ってしまう場合も

“強制解約”の恐ろしさの一つは、『ブラックリストに載ってしまう』ことです。クレジットカードを利用した場合も、キャリア決済を利用した場合も、規約違反で強制解約になると、そのことが個人信用情報機関に登録されます。
その結果、いわゆる『ブラックリストに載った』状態となり、新しくクレジットカードを作ったり、ケータイ等を分割払いで購入することが不可能になってしまいます。
もちろん、キャッシングやカードローンも利用できません。

つまり最悪の場合、「メルカリやヤフオクで現金紙幣を購入したために、カードもケータイも強制解約になり、さらに新しいものが持てなくなる」可能性があるんです。

たった一時、不適切な方法で現金紙幣を“購入”してしまった為に、今後何年も『ケータイなし』『クレジットカードなし』の生活になってしまう…。
これでは日常生活や仕事に大きな支障が出てしまい、“暮らしていけなくなる”恐れもあります。

カード会社等から“詐欺”で訴えられる可能性

強制解約だけでなく、場合によっては、カード会社やケータイキャリアから“詐欺”で訴えられてしまう恐れもあるようです。
もともと、キャリア決済もクレジットカードのショッピング枠も、現金化するためのサービスではありません。それを“現金化のために利用した”となれば、詐欺に問われる恐れもあるんですね。

犯罪組織の資金源・マネーロンダリングのルートに悪用

これはニュース等でも言われていますが、メルカリ・ヤフオクなどフリマアプリで現金やチャージ済Suica等を購入すると、「マフィアやヤクザ暴力団の資金源や、マネーロンダリング(資金洗浄)に利用されるのでは」という不安もあります。

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、犯罪など違法な手段で手にした現金を、さも合法的に得た収益であるかのように“偽装”することです。
さまざまな手口がありますが、その一つに、『違法な手段で得た現金を、フリマアプリで出品する』ことが考えられるんですね。

つまり、『メルカリで買った1万円札が、もとは銀行強盗で奪われたお札で、紙幣番号が警察に控えられている』『その一万円札を持っていたら、自分が銀行強盗の犯人と疑われて、警察に捕まってしまう』なんて恐れも、決してゼロではなさそうです。

こうした点を考えると、『犯罪収益移転防止法』にも抵触しそうですね。

犯罪組織に個人情報やカード情報が渡ってしまう

個人的にもっとも恐ろしいと思う点です。
メルカリやヤフオク、ラクマなどに、現金紙幣や商品券、チャージ済Suica、パチンコ特殊景品…etcを出品している人は、犯罪者や闇金、詐欺師、果てには国際的なテロ組織の末端である可能性もあります。

こうした人と“売買取引”することは、“自分のクレジットカード番号や電話番号、住所氏名などの個人情報が、犯罪者の手に渡ってしまう”ことを意味します。

※実際にはメルカリやヤフオクなどの大手企業はクレジットカード番号が第三者に漏れないようしっかりと管理されています。ですが、ヤフオクとそっくりな偽画面でクレジットカード情報を盗み出す事例も発生しています。

ヤフオク偽画面
https://auctions.yahoo.co.jp/topic/notice/other/important/post_1060/

現実に、たとえばAmazonのマーケットプレイスなど、個人出品可能なネット店舗で、“悪質な手段で入手した個人情報を悪用し、他人に成りすまして詐欺を働く”手口も確認されています。

詐欺師があなたに成り代わって詐欺を行い、結果、あなたが訴えられてしまう恐れもあるんです。

そもそも購入した“現金”は、本当に届くの?

個人的には、“そもそも取引が適正に行われるのか?”という疑問もあります。

フリマで落札した現金紙幣は、ちゃんと届くんでしょうか?
“チャージ済”として出品されたSuicaには、本当にお金がチャージされているでしょうか?
落札したパチンコの特殊景品は、交換所で現金に換えられるでしょうか?

“ただただ単に、払った分だけ奪い取られてしまう”可能性もあるのではないかと思います。

クレジットカード現金化や、キャリア決済現金化を利用すると、債務整理できない

クレジットカード現金化、キャリア決済現金化には、“いざという時、債務整理できない”という大きなデメリットもあります。

債務整理は、借金などの債務を“合法的に減額・返済免除”する手続き。どうしても返済不能になってしまった人のための“救済手段”として、国が認めている方法です。
債務整理には、『自己破産』『任意整理』『個人再生』『特定調停』といった方法があります。

ですが、“不健全な目的で作った借金は、自己破産が認められない”というルールもあります。そのため、クレジットカード現金化や、キャリア決済現金化を利用すると、その債務は“自己破産できない”と原則的に言えるようです。

任意整理、個人再生、特定調停などの方法でも、相手業者との“交渉”で債務の減免を行うこともあり、『そちらが規約違反の現金化を行ったのだから、返済の減額・免除なんてとんでもない。むしろ詐欺で訴えます』と言われてしまう恐れもあるでしょう。

つまり、メルカリやヤフオクで現金紙幣などを購入すると、不適切なクレジットカード現金化、キャリア決済現金化として、“いざという時の債務整理すらできなくなる”恐れがあるんです。

 

クレジットカード現金化を使うと、何が起きるのか

クレジットカード現金化を使うと、最悪の場合、具体的に何が起きるのか見ていきましょう。

:強制解約
まずカードが強制解約となり、以降の使用が一切できなくなります。
また、この時点でブラックリストに載るため、新しいカードを作ったり、携帯を新規購入したり、カードローンやキャッシングを利用することも不可能になります。


:期限の利益の喪失(一括返済請求)
強制解約と同時に、“期限の利益の喪失”が発生するものと思われます。
簡単に説明すれば、『一括返済を求められる』ということです。
分割払いやリボ払いを選択していても、一切関係ありません。
“高額な延滞金や違約金”が上乗せされるケースも考えられます。


:返済不能に陥っても、債務整理できない
さて、ここまで来てしまえば通常は、“債務整理で解決を”と呼びかけたい所ですが…。
残念ながら、クレジットカード現金化、そしてキャリア決済現金化に関しては、先ほど説明した通り、“債務整理ができない”と考えられます。
債務整理で解決できない以上、督促から逃れる術はありません。
“裁判所に申し立て”られ、“債権差し押さえの強制執行”になる可能性も十分に考えられます。
そうなってしまえば、貯金などの財産はもとより、給与、口座預金、その他ほとんどのものが差し押さえの対象となります。


:路頭に迷って人生オシマイ
こうなってしまったら、どう解決すれば良いのでしょうか?
解決方法を考えてみましたが、残念ながら思い当たりません。
“路頭に迷うほかない”と言えるでしょう。自殺してしまう人がいても不思議ではありません。

自殺者年次推移

経済・生活問題(借金苦・生活苦)を理由により、年間4,000人以上の人が自殺しているのです。

債務の返済困難に陥った場合、本当に“最後の砦”、“人生やり直しのラストチャンス”が、国の認める債務整理なんです。
その債務整理が、クレジットカード現金化・キャリア決済現金化を利用すると、認められないわけです。
言い換えれば、国が“救えません”と言っているようなものですから、あなた自身の手で大切な“解決方法を失うことになる”と言えるでしょう。

ですから、こうなる前に…現金や借金に困ってしまったら、メルカリやヤフオク、ラクマ等で現金紙幣などを購入するのではなく、“債務整理できるうちに、債務整理の相談を行う”ことが大切です。

 

もしも借金返済に困ったら、現金化に頼らず、すぐ専門家に無料相談を!

手元にあるちょっとした不用品でも、出品してスマホで簡単に販売できる『フリマアプリ』。
メルカリ、ヤフオク、ラクマなど、どれも便利で大人気ですよね。

ですが、もしも借金返済に困った時、「メルカリで稼ごう」「ヤフオクでお金を手に入れて返済しよう」と考えるのは、あまり良い方法ではないと私は思います。

まず、メルカリやヤフオク、ラクマ等は、購入者にとっては“安く買える”のが魅力。ですから、何を出品しても、借金の返済に足りるほどの売上は手に入りません。

そうして困っているうちに、“現金紙幣”や“チャージ済Suica”、“パチンコ特殊景品”etc…『買ったら人生オシマイの罠が満載』の商品に、フラっと惑わされてしまわないとも限りません。
『買ったらダメ』とわかっていても、借金返済に追われていると、冷静な判断ができない事もあるからです。

クレジットカードの現金化、キャリア決済の現金化は、一時しのぎにはなるかもしれません。
ですが、結局はあなたの債務状況をますます悪化させるだけなのです。
取り返しのつかない窮地に追い込まれてしまう恐れがあることを忘れないで下さい。

だからこそ、借金の返済にどうしても困ってしまったら、“自力ではなく、弁護士や司法書士に債務整理の相談をする”ことが、もっとも大切です。


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