ビジネスカードの借金が返せないフリーのデザイナーが受けた取り立てとは?

投稿日:2016年10月10日 更新日:

周囲の反対を押し切って、デザイナーになる夢を叶えた田山さん(仮名)。
フリーランスとして念願の独立を果たしたものの、思った以上に厳しい現実に直面します。

生活費のためにお金を借りて、なんとかやりくりする毎日。ですが、そんな生活も長くは続きません。

ついに返済を滞納し、取り立てを受けるようになってしまった…。
そんなフリーランスのデザイナー、田山さんに、お話をお伺いしました。


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仕事はあるのに稼げない…新人デザイナーの苦労

質問者

本日は大変なご事態の中、ありがとうございます。まず、お金を借りるようになった理由について、お聞かせ頂けますか?

田山さん

そうですね…。何かのせいにするつもりは無いんですが、やっぱり“デザイナーの報酬が低い”と言いたいです。
僕みたいな新人デザイナーは、基本的に“1デザイン5000円”ぐらいの単発案件しかないんですよ。買い取りなので、印税も発生しません。

質問者

それは、かなり安い印象です。1日2デザイン書き上げて、ようやく日当一万円ですね。

田山さん

そうなんです。実際は修正があったりして、1デザインに何日も掛かることもあります。それでも5000円ぐらいです。

質問者

それでは生活ができませんよね…。それで、ローンに頼るようになったんでしょうか?

田山さん

そうですね…デザイナーとして独立すれば、もう少し稼げるようになると思っていたんですが、現実は厳しかったです。
仕事はあるのに、やればやるほど赤字になってしまう状況で…。最初は、「自分がもっと頑張れば」とか、「自分の実力を磨けば」と、頑張るだけ頑張っていました。
でもおっしゃる通り、生活が厳しくなってしまって…。

借りたのはビジネスローン?消費者金融?

質問者

では、生活費の不足を補うために、借入をされたんですね。この場合、事業性資金の借入ではありませんから、消費者金融を利用されたんでしょうか?

田山さん

いえ、実は“ビジネス用クレジットカードの融資枠”を使いました。あまりよくない事(※)とは思ったのですが、一番てっとり早く借りれたのが、それだったので…。

質問者

お差し支えなければ、借入金額もお教えください。

田山さん

ちょっとずつ借りて…でも結局、限度額いっぱいの100万円まで借入れしてしまいました。
デザインの仕事と別に、コンビニ夜勤のバイトもしながら頑張ってみたんですが、滞納も何度か続いてしまって…。

質問者

それで、取り立てを受けるようになったんですね。おそらく、クレジットカードの保証会社から、取り立てを受ける事になったのだと思いますが…。

田山さん

はい。やっぱりそういう仕組みなんですよね。最初は聞いたことのない会社から請求が来て、ビックリしましたが…。調べてみてすぐ、保証会社だとわかりました。

差押えられる財産もない!と強気に構えていたものの…

田山さん

最初に保証会社から督促状を受け取って…。残債の一括返済を求められて、「最終期限までに払わないと法的手段、差押え」と書いてありました。

質問者

督促状が来ると、やはり怖い、不安と感じる方が多いようですが、そうしたお気持ちはあったでしょうか?

田山さん

いえ。強がりでもないですけど…。僕は本当に稼げないデザイナーなので、財産という財産もないんですよ。
住まいも家賃4万のワンルームですし、たいした家具もないですし…。車もないし、貯金もないです。

『差押えされる財産がない』ので、『できるものなら、やってみろ』と思っていました。

質問者

確かに、差し押さえは「換金性のある財産を強制的に売却する」ことですから、それが無ければ、差し押さえのしようもなさそうですが…。

田山さん

でも、やっぱり気持ちのいいものじゃないんですよ。数日おきに電話は掛かってきますし、督促状も何度も何度も…。
「この取り立てがいつまで続くんだろう」とか、考えるとすごく不安で…。

差押えだけではない!債務問題を解決しないデメリット

田山さん

いくら「差し押さえられる財産がない」といっても、やっぱり裁判になったら…とか考えると、気が気じゃないですね。

質問者

わかります。強制執行(差し押さえ)は、裁判所の判断に基づいて行われますから…。たとえ結果として財産がなかったとしても、差押えの前に、裁判所で何らかの手続きが行われます。通常訴訟…いわゆる裁判になる可能性もありえます。

田山さん

そうなると、僕が被告ってことですよね。もしそうなって、法廷に立たなきゃいけなくなる…とか考えると、本当にどうしていいのか…。
家族や友達、取引先に知られるのも怖いです。

質問者

「裁判になったら、絶対に周りの人に知られる」という事はありませんが…。たとえば自宅に届いた訴状が受け取れず、〝公示送達”という手続きになった場合、訴えられたことが公にされますから、知られてしまうリスクはグンと上がります。

田山さん

もともと周囲の反対を押し切って、デザイナーとして独立したので…。うまくいっていない事が知られると、かなり気まずいです。それに、取引先に知られたら信用問題になりかねないですよね。
ほかにも、〝口座が凍結されたら”とか…考えれば考えるほど、不安要素が出てきて、本当に『怖い』の一言です。

かといってお金も払えないですし…。

 

返済できない借金を解決するための方法

インタビューの内容は、以上となります。
この後、さらに詳しい事情をお伺いしたのち、当サイトとしては田山さんに「債務整理」をお勧めしました。
プライバシー保護のため、詳細の公表は控えさせていただきます。

ビジネス用クレジットカードのキャッシング枠で借り入れたお金ですが、これも実は債務整理の対象になります。

とはいえ、「債務整理すると倒産・破産にならないのか?」「手続きの費用はどのくらい掛かるのか?」など、まだまだ疑問も多いですよね。

そこで、こうした自営業・個人事業主・フリーランスの債務整理について、次の記事に詳しくまとめました。

ビジネスの借入・返済でお悩みの方は、ぜひこちらもお読みください!

 


※一般的に事業用クレジットカードは、あくまでビジネスに使うもの…という前提で契約が行われます。そのため生活費の借り入れに使うと、規約に抵触する恐れがあります。

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