ネイルサロン独立開業…でも事業用融資が返済できない!解決の相談事例

投稿日:2016年10月10日 更新日:

昔からの夢だったネイルサロンの独立開業。
ついに夢をかなえ、小さいながらも、都内の一等地にお店を構えた宮沢さん。
繁華街で働く女性たちの需要をガッシリと掴み、事業は好調な滑り出しを見せました。

開業資金のために借り入れた500万円も、3年間で無事に返済。さらに、もっと良い立地に豪華な2号店を出店するため、1000万円もの事業用融資を受けることにも成功。

ですが、希望にあふれた未来が見えてきたその時、“思わぬ事態”が発生します。とある事情により、常連客だった繁華街女性たちが一人、また一人と姿を消していくことに…。宮沢さんのネイルサロンを襲った“常連客離れ”の原因は、意外なところにありました。


想定外の顧客離れに、一気に経営も悪化。ですが、2号店は出店したばかりで、融資を受けた1000万円は、その費用にほとんど費やしてしまっています。

宮沢さんに残されたのは、閑散としてしまった2店舗のネイルサロンと、どうあがいても返済不能になってしまった、約1000万円のビジネスローンだけになってしまいました。

個人の店舗経営で、債務を抱えて経営に困ってしまった…そんな方は、解決方法についてのこちらの記事もお読みください。

姿を消したネイルサロン常連客…その意外な理由とは?

質問者

今回はインタビューに応じていただき、ありがとうございます。まずお伺いしたいのは、“好調なはずだったネイルサロンから、なぜお客様が離れてしまったのか…”という事です。
原因にお心当たりは、何かございますでしょうか?

宮沢さん

これは皆さん、国をあげて盛り上げてらっしゃるものですし、おめでたい事ですから…。あまり悪く言いたくはないんですよ。
でもやっぱり、私のお店がダメになってしまったのは、“東京オリンピックのせい”だと…そう言いたい気持ちでいっぱいです。

質問者

東京オリンピックが…?2020年に開催が予定されているものですよね。意外です。

宮沢さん

実は2年ほど前から、東京オリンピック開催に向けて、“東京再開発”が進んでいるんですよ。
それで…雑居ビルですとか、繁華街の夜のお店ですとか…そういったところは、世界の皆様にお目にかけるのに、あまり都合が宜しくないんでしょうね。
区のほうから言われて、みんな立ち退きになっているんですよ。

質問者

首都圏で再開発が進んでいるとは聞いていましたが、立ち退きですか…。そんなことになっていたんですね。

宮沢さん

立ち退きになるお店は、なんでも区のほうで補助金が出たり、移転先をあっせんしてもらったり…なんて所もあるようですけれど。
私には、(行政の補助は)何もありません。

質問者

なるほど…。宮沢さんのお店は、東京再開発による立ち退き要求は無いんですね。でも、繁華街の夜のお店は立ち退きになってしまった。それで、お店の常連である、夜の女性たちのほうが、街からいなくなってしまった…。

宮沢さん

…ご存知ですか?ネイルって、とってもデリケートなんですよ。凝ったネイルだと、気を付けていても、1日もたないぐらいです。
だから(常連客の)皆さん、毎日、夕方のご出勤前に、私のお店に寄っていただいて…。それでネイルをコーディネートしてから、クラブですとか、出勤されていたんです。

質問者

まさに夜の女性たちが、宮沢さんのネイルサロンの大切なお客様だったんですね。

宮沢さん

こんなことになるなんて…。私、全然知りませんでした。もっと早くわかっていたら、2号店の出店もしなかったし、1000万円も…そんな大きな借金も背負いませんでしたのに…。

借金1000万円、客足の遠のいた店舗が2つ…

宮沢さん

お店はありますから、借金さえ何とかなれば、いろいろ工夫はできると思うんですよ。
海外からのお客様も増えますから、英語対応のお店にしてみたり…。アイデアはあるんです。
でも、この1000万円の借金を抱えて、やり直すなんて…。

質問者

確かに厳しい印象ですよね。いなくなってしまったお客様にかわって、新しいお客様を開拓しないといけません。

宮沢さん

ここ最近なんて、売り上げが全然あがっていないんです。こんな状況で、借金を1000万円も返すなんて、とても無理ですよ…。
月々の返済だって苦しい”んです。正直、遅れもでてしまっていて…。

質問者

ビジネスローンの滞納が発生してしまっている”んですね?

宮沢さん

…はい、そうなんです。取り立ても来ています。こんな中で、新しく(経営改革を)やるなんて、とても…。
どうにかしないといけない”とは、わかっているんです。でもこのままだと、“借金に縛られて、どうにもできない”んです。

質問者

難しい問題ですね。おっしゃる通り、“まずビジネスローンの1000万円を解決する必要がありそう”です。

宮沢さん

先日ついに、“『店舗や備品を差し押さえる』”と言われてしまったんです。
お店すら差し押さえられてしまったら、“もう本当におしまいです。”そうなる前に、なんとかしなければ…。でも、“『支払い最終期限が月末』”だと、言われているんですよ。

質問者

もうほとんど日数がありませんね。

宮沢さん

そんな短い期間で、どうにかなる金額じゃないんです。でも、相手もそれをわかっているのか、わかっていないのか…。
『私の事情もわかってほしい』と何度も言っているんですが、“まったく相手をしてくれません”。話し合いにならないんです。“払うか、差押えかで、それ以外の選択肢がない”んです。
本当にもう、どうしたらいいんでしょう…。

 

個人店舗の再建には、債務整理が不可欠!

今回のインタビューは以上となります。

念願のネイルサロンを、個人店舗で開業した宮沢さん。

東京オリンピックに向けての都市再開発のあおりを受けて、主要顧客だった繁華街の女性たちが姿を消してしまい、経営が大幅に悪化。
2号店出店のために借り入れた1000万円のビジネスローンと、客足の遠のいた店舗だけが残されてしまった…。
そんな事情でもおかまいなく、ビジネスローンの取り立てが行われています。

経営改善のカギになるのは、残された2つの店舗。
ですが、そのお店や備品ですら、“差し押さえする”と予告されています。


『こちらの事情を一切わかってくれない』
『なにを言っても話にならない』

と、“話し合いの無意味さ”を語られていたのも、印象的でした。


今回の宮沢さんのように、都市再開発など、“自分の経営判断ではどうしようもない、大きな外部要因”によって、経営が悪化してしまう…。
そんなリスクは、どんな事業にもつきものです。

ですが、個人事業や自営業・個人店舗では、そうした環境悪化に耐え抜く資本力がなく、あっという間に「どうにもならない」状態になってしまう事もあります。


『改善のためのアイデアはあります。でも、借金をまずはどうにかしないと、何もできません』

そんな宮沢さんの言葉も、本当に身に染みるものがあります。
「まだ頑張れる、まだ改善できる」…そんなヴィジョンやプランを持っていても、借金のせいで実現できない…。

だからこそ、“事業改善は、まずは債務整理を最優先事項として”はじめる必要があります。

ビジネスローンや商工ローンなどで借りたお金も、基本的に債務整理可能です。“自己破産せずに、債務の減額・免除”が可能な手続きもあります。

こうしたビジネスの債務整理について、具体的にこちらで解説しています。ぜひ、あわせてお読みください。

-ビジネスローンの債務整理

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